混沌学園(一時凍結)   作:ぷろとうぃんぐ

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蓮人「………始まったな…………」

はい、始まりました。オリキャラ設定はおいおい書いていきます。

蓮人「………それで大丈夫なのか?」

分からないところは質問して下さい!では、スタートです!


第1話 第一学園高等部1年B組の日常

1

私立中央第一学園。

 

生徒の間では長いから、という理由で主に「第一学園」と呼ばれていたりする。そのため正式な名前を知る生徒はあまりいないのだとか。

 

生徒数は今年で2000人を越えることが決定したらしく、近隣の学校で最も生徒数が多いと言われている。

 

その理由は多種あるが、内申は低くても当然私立なので入学出来るし、授業料は免除されている。しかも交通の便がいいということ。

 

そして何より、私立でも珍しい初等部・中等部・高等部つまりは小学校、中学校、高校が併合されて出来ている。

 

しかし同じ学校だからと言って、中等部の生徒が高等部の生徒になるには受験が必要となる。学校の敷地自体は同じでも、その辺はやはり上手いこと作られている。

 

今年、あわよくば今日からこの第一学園に通うことになる俺、西園寺 蓮人(さいおんじ れんと)の志望理由は「家から近いから」だ。家から学校まで10分も歩かなくていい。

 

近くには商店街や中華街、アミューズメントパーク、コンビニなどが立ち並び、デートスポットとして、湖畔や並木道、丘と言ったものまで徒歩圏内にある。

 

まさに「お金がない人でも充実した学園生活を過ごせる」ということか。これほど恵まれた環境に位置している学校は希少だ。

 

流石に学校専用のシャトルバスなんていうものは存在しないが、駅からは程徒歩10分、大抵の人は自転車が多いのでチャリ5分で着いてしまう。

 

そしてまさしく今日、新入生として入学して充実した学校生活に目覚めることが出来るかは大体今日だ。

 

『ファースト・インパクトは何事も重要だ』と中学同じだった清田も言っていたことだし、それほど第一印象で変わってしまうのだろう。なるべく清楚で明るい少年として見られたい。

 

何より、この1年間……いや、作者は季刊誌のタイプで行くらしいからずっとか。この永遠を過ごす(言い過ぎ)クラスはどんなクラスなのだろう。不良が積み込まれたクラスってことはない。何が良いのか分からないが、良いクラスに入れてくれたと説に祈る。

 

堂々と貼り出された高等部新1年生のクラス表を見ながら、俺の名前を探した。すると、その名前は妙に人数が多い1年B組に入れられていた。

 

蓮人「1年……B組か。平和なクラスだといいけど……現実は甘くない、か」

 

そう呟いて、1年B組の俺の名簿番号の靴箱に靴を入れて、中履き用のシューズを履いた。

 

???「やっほー、蓮人君。中3以来だね!」

蓮人「あけみ。お前も1年B組か?」

鈴長「そうみたいだよ。いやー、幼馴染なのに2月くらいから連絡しないでごめんね。寂しかった?」

 

朝からテンション好調な鈴長 あけみ(すずなが あけみ)。紛れもない、俺の近所に住む幼馴染だった。

俺は自分の教室をあちこち探しながら、あけみの返答に答える。

 

蓮人「寂しくはなかった。てっきり落ちて悲嘆に暮れてるのかと」

鈴長「そうだろうね…でも私は必死に蓮人君と同じ高校に通うため努力して入学出来たのさ」

蓮人「………嬉しいことだけど、この学校私立だし面接ないし、そんな猛勉強する必要性はなかったんだぞ?」

鈴長「より確実に。「油断大敵」とか言うでしょ?私の座右の銘なんだよ」

蓮人「そりゃ対した座右だ」

 

ただの日常的に行われていたはずの幼馴染との会話。「寂しかった?」と聞かれて実は満更でもない自分がいた。

まぁ………同じクラスで良かった。知ってる人が1人もいなかったら困る。

美菜も確か同じクラスだったかな、と思いながら1年B組に着いた。

 

鈴長「さて……着いたね。永遠に過ごすクラスが1年B組だよね」

蓮人「あぁ。気を付けろよあけみ。ファースト・インパクトが重要だ。下手な登場をして笑い者にはなりたくないからな」

 

そう言ってドアに手をかけ、スライドした。教室内部の状態が見えると同時頃。

 

???「2回死ねぇぇぇぇぇっ!!」

???「うわっ!?危なっ!!?」

 

少女の罵声が聞こえると共に何か見覚えのあるようなモノが寸分狂わず俺の方に飛んできた。

身体能力は決して低くないが、高速で飛んできたそれを避けることは出来ず、もろ命中して意識ごと闇の中へ消え去った。

 

意識がなくなる直前、あけみの声がした。

………その飛んできたモノ、というのが教卓だということにようやく気がついた俺。

これからは、反射神経を鍛えよう。そう思った。

 

夢を見ていた。

これまでの幼少の記憶が蘇ってくるのが分かった。所謂これが走馬灯か。生涯15年生きてきて初めて見るものだった。

しかし周りはモノクロで、まともに色がついていなかった。

その時、誰かが叫んだ。

 

『--------------蓮人君っ!!』

 

その瞬間、トラックのクラクションの音と一緒に、強制的に意識が戻っていった。

ガラスの砕けたような音も聞こえた。

 

鈴長「蓮人君!?大丈夫?怪我はない?」

蓮人「………大丈夫じゃなかった気がする……走馬灯みたし、頭っていうかデコが痛い」

???「--------ごめんな。大丈夫か?」

蓮人「…………………」

 

大丈夫じゃない、脳髄がすごい勢いで破裂した、と言ってやろうかと思ったが、大人気ないと思って飲み込んだ。

教室自体も至る所で机がなぎ倒されていて、見ない振りをする人、対して気にもしない人、直している人。人それぞれだと思った。

それを見て眉を潜めたあけみは、その少年少女に問う。

 

鈴長「で、何をどうしたらこうなるの。私の蓮人君に何があったの?!」

蓮人「状況は今見てたとおりだ。突然現れた教卓が微動だにしないで俺の方に向かって的確に飛んで来て、見事に命中したってことだな。つうか、俺がいつお前のものになったよ。事情説明してくれ」

???「あ、あぁ……実は………」

 

その少年が言うには、“とある事情”で先に学校に来ていたが、後に幼馴染(教卓投げた張本人)が到着して、「何で先に行っちゃうのよ!?」と激怒。

………そんなことはな、家でやれ。わざわざ人が密集する公共の場で暴れるな。

それを聞いていたあけみがその幼馴染に詰め寄る。やはり俺と同じところがあるのか、それとも勉強を重ねた結果、一般常識が身についたのか--------

 

鈴長「………貴女の気持ちはよくわかるよー。私も蓮人君が同じことしたら問い詰めるだろうし。「私という女がありながらーっ!」と」

蓮人「色々おかしい」

 

うっすら笑いを浮かべるあけみ。だから、勝手に俺をお前の所有物にするなよ。

惚けていた幼馴染だったが、『ご、ごめんなさいっ!』と一言謝りどこかへ駆けていってしまった。

残された少年の方は、溜息をつきながら言う。

 

???「本当にすまない。悪気はないんだ」

蓮人「悪気はないとは思うが、殺気ならすごく感じたぞ。禍々しい負のオーラが身体から出ていた」

都築「殺気なら、間違いなくあったんだろうな………俺、都築巧。よろしくな………」

蓮人「俺は西園寺蓮人。で、こっちが幼馴染の鈴長あけみ」

鈴長「よろしくねっ☆」

 

若干苛ついたが、大体こんな感じなので特に何も言わない。そもそも語尾に☆や♡をつける女子はロクな奴がいないと相場が決まっている。あけみも日常的に使ってるわけでもないし。

額を摩りながら黒板に貼り出された紙を見て、自分の席に向かう。

 

???「凄かったね、さっきの一寸劇」

蓮人「…………言っておくが、わざとでも狙ったわけでもないからな」

???「ただ単に悪運が強いだけだよね」

 

高地 美菜(こうち みな)。こいつも俺の幼馴染である。家も俺の家やあけみの家から近くにあり、小学校からの友達。

そんな彼女は苦笑しながら、絶賛大好きな文学史を読んでいるところだった。

その会話にあけみも参戦する。

 

鈴長「悪運っていうか、第一印象が大事だから注意してたのにあの未曾有の大事故だからね。幸先悪いよ」

蓮人「未曾有って。大事故とか言っても被害俺だけじゃねぇかよ」

高地「あはは………朝からご苦労様です」

 

美菜から同情に近い視線を頂いたところで、俺も軽い笑いを浮かべて、さっさと席について本でも読むか、そう思っていた時だった。

 

???「初めまして」

蓮人「えっ、あ………初めまして」

 

急に話しかけられたからか、かなり曖昧な返事をしてしまった。

話し掛けた彼女は何故か広辞苑を両手に持って、何かを調べていたらしい。

 

???「朝からお疲れ様だったね」

蓮人「いや、あれは…………す、寸劇だ」

 

他人の少女に「貴方、不幸体質だよね」と言われると、どうしても認めたくないものである。

しかし、彼女にはそんな嘘は通じるはずもなかったようで、本日2回目の苦笑を頂いた。

 

小林「私は小林翼。これからよろしくね、蓮人君?」

蓮人「あぁ、よろしく--------------って何で俺の名前を」

小林「さっき、その一緒に入ってきた人が蓮人君蓮人君言ってたから、蓮人君なのかな、って」

 

聞いていないようでよく聞いてるんだな、翼………確かにあの場面で4回も名前を呼ばれていたらしい。

そして目立ちたがり屋なのか、あけみは聞かれてもいないのに自己PRを始める。

 

鈴長「ちなみに私はマクドナ●ドのハッピーセット感覚で蓮人君に寄り添ってる幼馴染、鈴長あけみですっ!仲良くしましょうねっ!!」

蓮人「お前…………そんなオマケみたいな感覚で俺と一緒にいるのかよ」

小林「あはは………とにかくよろしくね。蓮人君と、………ハッピーセットさん?」

鈴長「誰がハッピーセットだよ!?感覚だよ、あくまでもfeeling!」

小林「わ。冗談冗談。鈴長さん」

 

驚いたように訂正する翼。多分タメがあったのは彼女なりのボケだったからだろう。

冗談、通じないもんな、あけみは。

まだあけみが翼に絡んでいるのを見守りながら、あとの休み時間は全てラノベ鑑賞に浸った。

 

 

2

木山「えっと、これから1年B組の担任の木山春美だ。よろしく」

 

入学式をほぼ寝ながら過ごして、式が終わった後の時間、自己紹介の時間が与えられた。担任の先生は木山先生という古典を教えている教師だという。

 

晴江「で、私は1年B組の副担任の赤土晴江だ。よろしく」

 

1年B組の副担任、赤土先生は外国語の教科を担当しているらしい。

合計200人ほどいるこのクラスを見て、木山先生はいう。

 

木山「さて、私は正直あまりスパルタと言うものは好きではない。そもそも強引にやらせること自体が好きじゃないからな。あんなスパルタ教育などでは誰もついて来ないと断言しよう」

蓮人(断言したよ…………)

 

声には出さなかったが、そんな言い切ってしまっていいのだろうか。結構この学校、スパルタな人が多いと言うのに。

しかし、全く失言とも思っていなさそうな木山先生。

 

木山「そんなわけで、対して厳しくするつもりはない。じゃあ1人ずつ自己紹介を-----------------」

 

いいかけて、何かに気付いてしまったような顔をする木山先生。

このクラスは200人もの生徒がいる。そんなクラスが1人ずつ自己紹介などしたらどうなってしまうか。

結論は、もう決まっていた。

 

木山「-------------ま、自己紹介の方は各々自分から話し掛けて聞き出してくれ。少し早いが、解散!」

蓮人(大丈夫なのか?このクラスは……)

 

先生たちが教室から出て行ったと同時に早々鞄を持って教室を飛び出して行く生徒たち。

こうしてみてみると、髪の色から身長まで特殊極まりない人が多いな。

この学園生活は悔いがないように過ごす、ということを改めて決意したのだった。

 

 

 

<本日の出演キャラクターの皆様>

 

『オリジナルキャラクター』

西園寺蓮人 鈴長あけみ 高地美菜

 

『とある記憶のマリアート』

小林翼

 

『とある科学の超電磁砲』

木山春美

 

『咲-Saki-阿知賀編 episode side-A』

赤土晴江

 

『迷い猫オーバーラン!』

都築巧 芹沢文乃

 

 




<フリートーク>
蓮人「なんだ?手抜きか?」

あけみ「いきなり第1話だったけど………良かったの?」

だから、オリキャラ設定は後々ですって。

美菜「次の話がオリキャラの説明になるので、ご承知願います」

蓮人「それじゃ、また次回!」
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