混沌学園(一時凍結)   作:ぷろとうぃんぐ

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響「さて、今回は私が選ばれましたよー!立花響です!」

和人「何故か俺が選ばれた。桐ヶ谷和人だ。よろしく」

響「うわぁ、無作為にも程があるってほど話が噛み合わなそうな人が………」

和人「そうか?というか、響の声聞いてると別の奴思い出すな………」

響「私の声優さん、今頑張ってますからね!」

和人「もう既に居ないから出すかどうかは分からんらしいけど………ところで響。そのシンフォギアなんだが……なかなか変わった武器だな」

響「いやぁ、二刀流使いさんに言われるとなかなか悦なものがあるんですが………どうやったらあんな俊敏にかつ素早く一撃入れれるんですか?」

和人「どうやったら………って……これでも2年くらい篭ってたからな。正直慣れだ。習うより慣れた方が早いぞ、こういうのは。あと、響のは力にこだわっているせいか、素早さも何も………」

響「あと、私のこれ正確には武器じゃ…………」

和人「え?」

響「え?」

…………………。

和人「……一回喫茶店でも行って、じっくり語るか?」

響「あ、それ賛成です!でも、アスナさんが許してくれるんですか?間違いなく『鉄拳制裁』放ってくると思うんですけど」

和人「まずお前のアスナのイメージを見直した方がいいぞ………否定はしないけど………」


第9話 謎の病発生!?学園大事件!!

1

トゥルース「何?応援?」

ヘレネ「だから言ってるじゃないの。人手が足りないのよ。流石に私1人で攻める勇気はないから、暇そうにしてる貴方に頼んでるのよ?」

トゥルース「暇ではない。世界が“堕転”する時、どうなるのか考えていた」

ヘレネ「そんなこと何時でも出来るわよ。第一学園からアネラを引っ張り出せるのは今しかないの。協力してちょーだい」

 

ヘレネは同じ『アヴァロン』のメンバー、トゥルース・マスターに声をかけていた。

この男は白黒の魔導士<カオスウィザード>として世界を飛び回り、自らを『真実の王』『堕転の創造者』『絶対悪』と称しているが、高位の闇魔術を使いこなす事ができる。

しかしそれはつまり、あまり『アヴァロン』の内部には滞在していないため、期待はしてなかったのだが、たまたま羽休めで帰ってきていたのだ。

ヘレネはそこを突いて相談を持ち掛けた、というわけだ。

噂では、宇宙CQCだとか剣豪だとか、能力とかスペルカードを持っているとか、それはもう1人で行けば即死レベルの集団が待っているらしい。

流石のヘレネでさえも、1人で行くのは無謀だと判断したのだ。

 

トゥルース「……まぁいいだろう。その学校に我が強者であることを伝えることが出来るからな」

ヘレネ「あの学校は人数がやたらと多いから。気をつけないと『サクッ☆』ってやられちゃうわ」

トゥルース「………だが、別に喧嘩を売りに行くわけではないだろう?ただアネラを連れていくだけじゃないのか?」

 

ヘレネはあくまでも、第一学園に宣戦布告をするためではなく、ある人物を連れて帰るだけのはずだ。それだけならば戦闘にならない。

しかしヘレネは言う。

 

ヘレネ「馬鹿ねぇ。もう1か月経ってるのよ?馴染んでるに決まってるじゃない。私たちが『連れていきます』って言ったところで、簡単には引き剥がせないでしょう?」

トゥルース「…万が一戦闘になった場合、か……」

ヘレネ「あの子も嫌がることはないんだろうけど……ね…」

トゥルース「それでは、『あれ』を使って奴等を封じ込めるということか?」

ヘレネ「そうよ」

 

どうやら素直に渡さなかったら戦闘も視野に入れているようだった。

第一学園の誰1人知ることなく、決戦は明日に控えた。

 

蓮人「うーん、暇だな………何もすることがないな」

 

双六の案を出して、そのまま解散となり、家にいるのだが暇なことこの上なかった。

今の時間は8時。どうしてこう、夕食と風呂を済ませた後の時間って何もすることがないんだろうか。

ゲームはどこかへ行ってしまった。パソコンは家にはない。宿題?何それ?美味しいの?……と、言うことで、暇なひとときを過ごさざるを得ない状態だった。

 

蓮人「………ん〜………」

 

ふと、俺の愛用している携帯電話を見る。

……そういえば、新しく電話番号教えてもらった人がいたような………でも誰か書いてない。

1人ずつ、確認していくか。

そんなわけでレッツ、コール。

 

???『どうしたんだ?こんな時間に』

蓮人「この番号は魔理沙か……」

 

声を聞いてすぐに分かった。メモ用紙に番号、そして『霧雨魔理沙』と書いておく。

これを無くしたら大変なことになる。

 

魔理沙『?番号メモって無かったのか?』

蓮人「一気に番号教えてもらったからメモとる時間がなかったんだよ。今なにしてんだ?」

魔理沙『今?霊夢の家で寛いでるが?蓮人も来るか?』

 

そう魔理沙が言った時、電話の奥から霊夢の声がした。

 

霊夢『ちょっと!魔理沙何時までいるのよ!ここに住む気?』

魔理沙『帰るのが面倒なだけだぜ。ちょっと待て、今電話中なんだぜ』

霊夢『あーもう、早く済ませちゃいなさいよね』

 

魔理沙『……聞こえたか?』

蓮人「もろ聞こえた。あんまり霊夢怒らせるなよ?っつか今から霊夢の家行くと相当時間かかるからやめとくよ」

魔理沙『俺だって長居する気はないぜ。それじゃまた明日学校で会おうぜ』

 

プツン、と通話が切れた。あと6つくらい新規登録の番号が書かれている掌サイズのメモを見ながら、とりあえず全員に電話してみる。

2人目。

 

???『はぃ………もしもし?』

蓮人「この番号は翼か……随分眠そうだな………」

小林『ちょっと、色々あってね……』

蓮人「色々?」

小林『私と一緒に住んでる居候たちに振り回されて……ようやく、自由になったんだよぅ……」

蓮人「…………それは、御愁傷様…」

 

3人目。

 

???『どうした蓮人、こんな時間に』

蓮人「これの番号は恭介か」

恭介『登録してなかったのか。あ、そうだ。今理樹の部屋にいるんだが、部屋の中でやれて、寮長にも注意されず、暇を潰す遊びってしってるか?』

 

学校には寮がある。孤児院とも合併しているので、両親がいない子供なんかは大体寮通いだ。

寮は睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、葉月、長月、神無月、霜月、師走と昔の暦になっており、確か恭介たちは文月だった気がする。

派手に遊ぶと寮長からお叱りがくる為、安全性のある遊びをしたいらしい。

俺は少し考えた後、脳裏に浮かんだものを言って見た。

 

蓮人「………黒ひげ危機一髪?」

恭介『成る程。よし、黒ひげを持ってくるからちょっと待っておいてくれ』

蓮人「そういや、黒ひげって当初は『飛び出させたら勝ち』だったらしいぞ。説明書にもそう書いてある」

恭介『そうだったのか……よし、黒ひげデスゲームの準備をするから、切るぞ。協力感謝だ』

 

4人目。

 

???『もしもし!こんな時間にどうしたの?』

蓮人「……穏乃、か?あれ、電話番号なんて教えてもらったっけ?」

穏乃『え?あれ?記憶喪失?教えたじゃん番号!』

蓮人「?まぁ、教えてもらったから今この手に番号が書かれたメモ帳があるんだろうけどさ……」

 

5人目。

 

???『………はい、もしもし』

蓮人「……………誰?」

???『えぇっ!?酷いっ!?折角人目を忍んで電話番号の書いたメモおいて置いたのに!?』

蓮人「人目忍ぶから分からないんだって!しかもあのメモ名前書いてなかったぞ!?」

???『あ、あれ?』

蓮人「ま、まぁいいか………で、誰?」

紗凪『乾紗凪よっ!!』

 

その後一方的に話されるだけ話されて切られた。1回も話したことないのに、何で電話番号を教えてくれたのか分からないままだったが、メモっておいた。

最後の6人目。

 

???『は、はい?蓮人君?』

蓮人「そうだけど………咲か?よく教室で麻雀やってる」

咲『うん。……えっとね、とあるS・Aさんから「蓮人君は麻雀が強いんだよ!」って言われたから、電話番号の紙渡したんだけど………』

蓮人「S.A……あけみかっ!?」

咲『う、うん………』

 

そんな訳で、以上が謎に包まれた6人の電話番号の主だった。

脳内が妙にスッキリして、1階へ続く階段を降りると、いつもの光景が……

 

颯「あ、お兄ちゃん。寝れないの?」

蓮人「まだ寝るには早いだろ……ゲーム借りていいか交渉に来た」

 

西園寺颯。俺と同じ第一学園に通っているが、中等部である。

紛れもなく俺の妹であり、本編初登場になるが、実は出す機会を伺っていたのはまた別の話である。

ちなみに、一体誰に似たのか19時から22時の間はテレビの前からはテコでも動こうとしない。今流行りのテレビっ子という奴。

 

颯「んー……いいよ。机の上に置いてあるから。朝には元の場所に戻しておいてねー」

蓮人「分かったよ。お前もテレビばかり見てないで勉強しろよ?」

颯「いや、お兄ちゃんもしないと」

 

痛いとこ突かれました。反論出来ません。お兄ちゃんがやってないのに、妹が宿題などやるわけがないだろうに。

 

蓮人「そーだな、おにーちゃんもべんきょーしないとなー(棒読み)」

颯「やる気なしでしょ、お兄ちゃん……私はね、お兄ちゃんの背中を見て育ったからこんな駄目な妹になったんだよ?反省してもらおうか!?」

蓮人「自覚してるなら治せ。それから俺も今海外出張という名の旅行に出掛けている両親の背中を見て育ったんだ。苦情は両親に言ってくれ」

颯「………むー………」

 

どうやら全く勉強をしない俺を改心させたかったようだが、策略は失敗してしまったかの如く不満顏だ。

 

蓮人「まぁ、冗談はここまでにして、あと1年すれば受験だろ?テレビ見るなとは言わないが10分くらいはやってくれ、ということだ」

颯「りょーかーい」

 

やっぱコイツ俺の妹だ。性格が全く同じだ。

今日のところは妹の机からDSをパチ……もとい借りて過ごすことにした。

 

 

2

翌日。第一学園高等部、昼休み。

家から持ってきた弁当を頬張りながらあけみに聞いて見た。

 

蓮人「双六はあれからどうなったんだ?昨日は『完成してやる!腰を洗って待ってろよぉ!』とか馬鹿みたいな台詞吐いてたけど……」

鈴長「誰が馬鹿だよ!今全国の不良さんを敵に回したね!?」

ヴィント、高地「「首ですよ(だよ)」」

鈴長「え?首?」

蓮人「マジで分からなかったのかよ……ヴィントと美菜も大分馴染んだな」

 

仲が良さそうに並んで弁当を食べているヴィントと美菜。あれ以来、お互いの家(ヴィントは寮だが)にも行っているらしい。

この調子で美菜が昔からの持病である『狭心症』も治ってくれればいいんだけど、と切に祈る他なかった。

 

鈴長「双六なら任せておいて。今ボード自体を書いてるところだから、1週間も経たないうちに………」

 

あけみが弁当を箸で摘まみながら言ったその時、妙にクラスがざわついているのに気がついた。

いや、昼食時なんだからざわついているのが当然だろうが、いつもとは何か違う………『焦り』や『驚き』を感じさせられた。

いつもとは違った不信感、虚無感。たまらず近くで弁当を食べていた人に話を聞いてみることにした。

 

蓮人「今日、いつもより騒がしいけど…何かあったのか?」

春亮「あぁ……さっきな、学園の外で爆発があったらしい」

鈴長「うみゅっ!?爆発ってコホッ、コホッ!」

ヴィント「お、落ち着いて下さい!」

 

あけみが卵焼きを喉に詰まらせてむせた。確かに大事故だ。

 

高地「でも、学外なんでしょ?」

フィア「『敷地内』らしいぞ。学校の外とは言え騒動にもなる」

錐霞「それは3時間目の時に起こったらしいんだが……」

永瀬「でも、それを確かに見た!って人がいなくて」

 

不思議だよな……普段通り授業受けてて爆発が起きたという事実も知らなかったのだから、相当小規模だったか、または音がない爆発だったのか。

 

八重樫「体育をやってた中等部の生徒が爆発痕を見つけ、調べたらかなり効果は薄いが『燃料気化爆弾』らしい」

蓮人「ね、燃料気化爆弾!?」

鈴長「し、知ってるの?聞いたことないけど」

蓮人「あぁ……よく戦争もののゲームとかやるからな……強大な衝撃波と圧力、熱風を巻き起こす核爆弾の下くらいに強力と言われる爆弾だ………」

 

何ぃぃぃ、とここら辺一体が悲鳴をあげる。よくそれで、被害がなかったなおい……

 

稲葉「だが、それは改良されていたらしいくてな。多少爆風はあったんだろうが、被害は無かった」

ヴィント「その爆弾に気がついたのも3時間目ですしね……」

蓮人「……そうとも言えないんじゃないか?」

『『『へ?』』』

 

もしその爆弾が燃料気化爆弾だとしたら、熱風や圧力だけじゃない。効果が薄くても、間違いなく人に害のあることだ。

 

蓮人「一応放射能もあるからな……あの爆弾は。幾ら改良されていると言っても」

永瀬「それがね。そんな『ドカーーーン』じゃなくて、『パンッ』だったらしいよ……まるで水風船が割れたみたいな痕だったって」

蓮人「な、何だそりゃ……」

 

呆れかけた。燃料気化爆弾なんてかなり危険なものだ。この街全体が焼かれるほどの威力を誇るため、牽制もされている爆弾。

例え手に入ったとしたならば、そしてこの学校に恨みがあれば、そんな小規模な、害のない爆発を起こすか……?

 

霊夢「それが、一個だけなら笑えたかもしれないけどね……」

蓮人「霊夢?どういうことだ?」

魔理沙「広範囲に1つずつ置かれてあった形跡が残ってたらしいぜ。大体100m範囲か?」

錐霞「100m範囲って言うと………」

蓮人「燃料気化爆弾の最高爆発距離だ……」

妖夢「怖いですね。何が目的で置いたのかわかりませんけど……先生たちも動かなくてはいけなくなってしまい、生徒会の人は出払いです」

鈴長「そ、それはまたご苦労様だね…」

春亮「だが、もしそれが効果があるものだったら、危険だよな……」

フラン「……犯人がまたいつ襲撃してくるか分からないし」

フィア「かと言って勝手に動くわけにはいかないな……」

 

何かの前兆なのか、これから起こることの前触れなのか。

そして………奇怪な現象は、この時から始まっていた。

 

3

小鳥「先生、ちょっと頭が痛いので保健室に行ってきてもいいですか……?」

木山「ん?……大丈夫か。顔が真っ青じゃないか…誰か付き添ってくれる人は……」

此花「先生、私も少しだるいので……」

木山「あ、ぁぁ。無理はするなよ……」

 

5時間目。いきなりそれは始まった。

スタートした直前に先程まで元気だった伊織が保健室に行った。

それからはまるで連鎖の如く具合が悪いという人が多く、保健室に行ってしまう人ばかりで、半分くらいはいなくなってしまったのだった。

授業があべこべのまま終了したが、この状態はおかしい。誰もがそう思ったことだろう。

 

響「どどどどういうこと!?クラスの半分も具合が悪くなるなんて……」

雄二「分からない……ただ、全員顔色を見る限り本物だ。本当に具合が悪かったんだな……」

リリス「こ、怖いなぁ……何だか不気味…」

未来「他のクラスの人もやられているそうです……」

恭介「原因不明の集団の病気か……?ただごとじゃないな」

 

集団の病気。まるで心当たりのないその病気は感染するように広がって行った。

放課後までに、さらにその半分くらいの人がいなくなった。

うすうす分かっていた。あの燃料気化爆弾が原因だと言うこと。生徒だけではなく先生までも感染しているらしい。

具合が悪い、といえども人によって効果は様々だった。頭や腰、お腹に耳。それに目や足が痛いと訴える人もいたそうだ。

これは緊急事態だ。全校では集合がかからなかったために、1年B組緊急会議をすることになった。

 

恭介「さて…………クラス代表である俺、棗恭介と、臨時副代表の坂本雄二が場をし切ろう」

雄二「緊急会議の内容は……まぁ、言うまでもないだろ……」

蓮人「あの謎の集団病のことだな?」

雄二「あぁ。こうなった以上、不本意だが生徒も原因究明に当たれと学園長から指示が出たんでな」

明久「あんのババァ長が……僕たちに投げたな……」

 

明久が今今しげに呟く。どっちかっていうと「押し付けられた」が正しいような。

教師が総出で調査してるのに、生徒に分かるものなのか?

 

恭介「じゃあ、まずは誰がいるかはっきりさせないといけないな……右の人から名前を言って行ってくれ」

 

直美「中嶋……直美です」

理樹「直枝理樹…」

未来「小日向未来です」

響「たっ、立花響です!」

和「原村………和です」

咲「み、宮永咲……です」

美咲「青本美咲ですっ!」

髪留「髪留美鈴よ……」

蓮「霧島蓮よ」

小林「小林……翼」

高地「高地美菜」

鈴長「鈴長あけみです…」

蓮人「西園寺蓮人」

明久「吉井明久」

フィア「フィア・キューブリックだ!」

霊夢「博麗霊夢よ」

魔理沙「霧雨魔理沙だぜ」

妖夢「魂魄妖夢です」

幽香「風見幽香よ……」

早苗「東風谷早苗です」

天子「比那名居天子」

深夏「椎名深夏だ!」

夜空「三日月夜空だ」

清隆「葛城清隆」

姫乃「葛城姫乃です」

刀哉「……神谷刀哉だ。」

リリス「ヘルデ・リリスです」

六花「小鳥遊……六花」

ヴィント「ヴィント・ギルディギア・エスカフローネです」

 

恭介「ふむ……30人、と言ったところか。やはり3分の1ほど持ってかれたようだ」

 

長い自己紹介を終えた恭介の一言だった。他のクラスでも削れているところはほぼ全員だからな……このクラスが人数的に1番多いのではないか。

その間に雄二は黒板に『議題:謎の集団感染症』と書き殴った。

 

霊夢「今起こってる、その謎の病は色々は節々が痛くなっているだったわね」

恭介「あぁ。その節々というのは人によって様々だが、永琳先生に見てもらったところ、神経部位が多いらしい」

清隆「神経部位?やっぱりあの爆発が原因なのか……?」

妖夢「あの爆弾……爆発濃度が薄い代わりにまさか、人に害を加えるようにしてたんじゃ……」

 

妖夢は心当たりがあるかのように呟いた。爆発濃度を薄めて、放射染濃度を上げた……すると、どうなる?

大変なことが巻き起こる?

 

蓮人「もう大変なことになってるじゃねぇかよ!!」

恭介「そうか……そう言うことか。よし、早いところ学園長に報告して無事なうちに家に帰ろうじゃないか!」

『おぅっ!!』

 

恭介の言葉を皮切りに立ち上がり教室を凄まじい速度で出た。30人全員ではなかったけれど。

 

美咲「でもこれが、本当なら……」

蓮「まだ放射能が外に蔓延してるってことよね?」

咲「早く何とかしてもらわないとっ!」

理樹「……あっ、恭介!下っ!」

 

脇目もふらず疾駆していたが、この2階から見える1階の集会場(と言う名のフリースペース)にここからだと2人の人が確認出来た。

 

早苗「あ、あれは……学園長ですね?」

雄二「あと1人は誰だ?」

幽香「ここからじゃよく見えないわね……」

六花「……特攻……」

 

六花の言葉に合わせるように近くの階段を飛び降りる。その集会場が見えてきた時、俺たちは聞いた。

 

「誰だい、許可なくズカズカ入ってきて」

「え?私?ちょっと探し物よ。この学校に人探しに来たのよ、ご老体さん」

「だ、誰がご老体さね!?まだまだ若いものには負けないね!」

「その時点でご老体」

「ムキーーーー!!」

 

蓮人「なぁ、どうするんだ?あのご老体は」

明久「正直、放っておきたい」

天子「ご老体は放っておきたいわ」

恭介「助けないわけにもいけないだろ。つうか誰だアイツら」

 

上からみたら分からなかったが、4人いた。

2人は大きい男女、2人は小さい男。こうしてみれば使い魔のように見える。

 

ヘレネ「ん?あら、高等部の生徒かしら?」

恭介「………あぁ。高等部1年B組代表、棗恭介だ」

ヘレネ「私はヘレネ・イーリス。そしてこっちの魔導士がトゥルース・マスターよ。覚えておいてね」

恭介「………で、そのご老体に何か用事ですか?」

学園長「ご老体じゃないと言ってるさね!?」

明久「ご老隊長は静かにしておいて下さい」

学園長「そんな嬉しくない隊長は初めてさね!」

 

必死に抗議する学園長、藤堂カヲル。ご老体である。

しかしご老隊長をいじっている暇はないのに気付き、恭介は慌てて話を戻す。

 

恭介「で、そちらは何が目的で」

トゥルース「目的はただ1つ」

 

 

ヘレネ「アネラ=篠宮=ヴィルデンブルクをこちらに渡しなさい……そうすれば悪いことはしないわよ?」

 

 

ヘレネはそう、凍てつくような表情を浮かべた。

 

 

 

<本日の出演キャラクターの皆様>

 

『オリジナルキャラクター』

西園寺蓮人 鈴長あけみ 高地美菜 西園寺颯 神谷刀哉 ヘルデ・リリス ヴィント=ギルディギア・エスカフローネ

 

『とある記憶のマリアート』

小林翼 霧島蓮 髪留美鈴(本編未登場) 青本美咲

 

『咲-Saki-』

宮永咲 原村和

 

『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』

高鴨穏乃

 

『東方project』

博麗霊夢 霧雨魔理沙 フランドール・スカーレット 魂魄妖夢 比那名居天子 風見幽香 東風谷早苗

 

『戦姫絶唱シンフォギア』

立花響 小日向未来

 

『リトルバスターズ!』

直枝理樹 棗恭介

 

『バカとテストと召喚獣』

吉井明久 坂本雄二 藤堂カヲル

 

『C3-シーキューブ-』

夜知春亮 フィア・キューブリック 上野錐霞

 

『ましろ色シンフォニー』

乾紗凪

 

『生徒会の一存』

椎名深夏

 

『僕は友達が少ない』

三日月夜空

 

『D.C.Ⅲ』

葛木清隆 葛木姫乃

 

『中二病でも恋がしたい!』

小鳥遊六花

 

『Rewrite』

神戸小鳥 此花ルチア

 

『とある科学の超電磁砲』

木山春美

 

『ココロコネクト』

八重樫太一 永瀬伊織 稲葉姫子

 

 

『学園に突入した不穏なキャラクター』

ヘレネ・イーリス トゥルース・マスター

 




<フリートーク・裏話コーナー>

蓮人「登場キャラクターの手抜き感が否めんが………まぁこんなとこじゃねえか?」

あけみ「基本作用ありだからね。むしろこれは頑張った方かも」

美菜「というわけで、今回はちょーっと色々未登場キャラクターが出てきたね」

蓮人「だな。ここで第一学園高等部学園長が登場するわけだ」

あけみ「この先も結構重要だからね。ご老隊長呼ばれてるけど」

美菜「実は私後ろで吹いてた」

蓮人「うん、俺も」

美菜「ということであけみ。次回予告よろしく〜」

あけみ「えっ!丸投げ!?えーっと、次回、混沌学園第10話はヘレネ・イーリスと名乗る代理リーダーとの対決!なかなか先に進まないこの小説!飽きる人々!そして「アネラ=篠宮=ヴィルデンブルク」とは誰なのか!そして『アヴァロン』という組織の謎とは!?次回をお楽しみに!」

蓮人「それから、良いお年を!ってのを付けておく。来年もよろしく頼む」
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