混沌学園(一時凍結)   作:ぷろとうぃんぐ

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パチュリー「むきゅー♪」

新吾「……なぁパチュリー。結構前から気になってたんだが、その「むきゅー」って何なんだ?」

パチュリー「元々は原作東方projectの萃夢想で発した言葉だから、pixiv事典かなんかで調べてみなさい!」

新吾「鳴き声なのか?」

パチュリー「あの時は魔理沙にズタボロにされて、ようやく発せたのがむきゅーだったわむきゅ」

新吾「用途ないだろ、それ」

パチュリー「ノンノン。意外にもあるのよこれが」

新吾「え、あるのか?会話が成り立たないんじゃ………」

パチュリー「私もこれだけしか言うなって言われれば詰みよ。「貴女の会社って休みあるの?」「むきゅー(無休)」って返せるけど」

新吾「その仕事は辞めることをオススメするぞ……」

パチュリー「まぁ、ただの擬音よ。それじゃー、本編始まるむきゅよ」


第13話 自軍分断!激昂する勝負!!

♪OP3:色は匂へど 散りぬるを

 

 

 

一方の俺たちは、トゥルース・マスターとの勝負を強いられていた。

 

霊夢「夢想天生!!」

トゥルース「くっ、ディム・フォレスタ………」

小林「……っ!ジャイル・グラビティション!!」

トゥルース「ちっ、………思ったより辛いな……」

 

どれくらいの実力を持つか分からないトゥルースだが、完全に押されているのが分かった。

そりゃまぁ、多人数VS1人だから、手が回るわけも無い。

 

蓮人「20匹ものハチを相手に選んだのが間違いだったな!」

トゥルース「………技の発動前に攻撃が来るからどうしようもないな……ならばこっちも本気で行くとしよう」

蓮「………本気、ね?」

 

蓮は余裕綽々の笑みを見せながら首を傾ける。しかし、トゥルースは少しもチャージすることなく、

 

トゥルース「ディム・フォレスターV2!!」

 

高威力の闇の波動、しかもかなり強大な技を放った。

強力すぎて、研究所の壁をまるまる破壊するような一撃。

しかもチャージタイムがないため、まともに避けられたのは数人だけだった。

 

小林「な、何て力……」

フラン「こいつ………技を進化させやがったのか……」

 

技はさっきとは変わらない『ディム・フォレスター』なのに、精密度があがり、強力になった。

まさに『技進化』である。

 

蓮人「………くっ……こいつばかりに時間を取ってられない!」

ミコノ「どうするの!?」

蓮人「戦力を分割する!中には攻撃範囲が広すぎて満足に戦えない奴もいるからな……!」

 

例えば、ミコノ・アマタ・ゼシカの3人の持つ『アクエリオンEVOL』なんかは、ロボットなので、基本小回りが効かない。

巻き込まれる可能性もある、ということだ。

 

蓮人「あくまでも目標はリリスだ。殺す必要もない。足止め程度で十分だ」

トゥルース「……簡単に言ってくれるが、この『真実の王』はやすやすと倒れんぞ?」

 

俺はシンフォギアをまといながら命令を伝達するが、敵もいるので筒抜けだ。

そんなことは気にせず、叫ぶ。

 

蓮人「今なら電子ドアも開いている。特攻するぞ!」

 

これで戦力は分断されるだろう、俺はそう考えた。

扉は電子式なので、開けるのにも時間がかかるが、閉めるのにも時間がかかる。

 

トゥルース「む、させるか!」

 

俺の読み通り、やはり電子ドアを動かした。

少なくとも、その時間10秒はいるはずだ。

 

幽香「くっ、やっぱり全員は無理ね…!」

フィア「…あとは、あいつらに任せる」

ニャル子「そのためにも、この中二邪気眼男を倒さなければ!」

萃香「…………ここからだね」

 

残された、フィア、萃香、ニャル子、幽香、文、天子、フランは再び武器を構えるのだった。

 

2

響「かなり分断されたね………」

 

特攻組である俺たちは、トゥルースを任せて先に進んでいた。

電子ドアの奥は少し明るくなり、ただの研究所の雰囲気が漂っていた。

炎剣である「ルシファー」を構えながら、刀哉は言う。

 

刀哉「気をつけろ。どんなトラップがあるか分からない。」

蓮「そうね。さっきの魔導人形が来るかもしれないし、壁が急に降下してくるかもしれないわ」

霊夢「蓮人と刀哉は見事に引っかかっていたものね。気をつけなさいよ」

 

そう。この研究所は何が来るか分からない。注意深く身を守っている必要がありそうだ。

 

ヴィント「こういう部屋も1つずつ見るんですか?」

 

ヴィントは周りを見回しながら言う。

アヴァロンの研究所の廊下みたいだが、眼下にいくつか部屋があった。もしミステリー系脱出ゲームなどは見て行く必要がいりそうだが………

俺から見てすぐ右の部屋に手をかける。

 

蓮人「調べるぞ。何か手がかりがあるかもしれないからな」

美咲「おお、蓮人さんチャレンジャー…」

魔理沙「何があるか分からないのに特攻するところ……流石リーダーだぜ」

刀哉「だが、手は貸さないぞ。」

蓮人「…なにゆえ?」

 

刀哉が冷ややかに言った言葉に思わず手を止めて、刀哉を凝視した。

 

刀哉「何があるか分からないんだ。警戒するだろ普通。それを自ら死にに行くとは。」

蓮人「いや………まぁ、そうなんだけどさ、さっきのトラップから、随分と慎重になったな」

刀哉「さっきのは、マジで痛かった。」

 

俺も痛かったけど、開けていったらもしかしたらリリスがいるかもしれないじゃないか。

刀哉が警戒する理由も分かるけどな…

 

蓮人「……いくぞ」

 

ドアノブに手を掛けて、開けた。

そこにあったのは、ただの段ボールやらが詰まった倉庫のようなところだった。

 

ゼシカ「また、すごい部屋だね……」

小林「研究所だからね、こんな部屋1つ2つあるよ」

 

段ボールで埋め尽くされた部屋。中身は恐らく研究機器なのだろうか。半分開いた段ボールからはよく分からない鉄の塊がはみ出していた。

 

蓮人「ここの部屋は手がかりなしだな」

霊夢「そういえば、この研究所で何が行われてるのかしら?」

妖夢「………さっきの魔導人形を見る限り、ああいう生命体兵器の開発でしょう……」

早苗「あちこち焼けてますし、そう考えた方が良さそうですね…」

 

そう会話しながら、2つ目の扉に手を掛けた。だとしたら、この廊下はどこに繋がるものなんだ?

開けると、そこに広がっていたのは、テレビやベンチ、しかも自動販売機まで置かれている部屋だった。

 

『『『………………………………』』』

 

その光景に、思わず絶句してしまう俺たち。ここは……休憩室か?

よくみると、週刊誌や新聞なんかまで置かれている始末。

俺たちは見なかったことにして扉を硬く閉ざした。

 

小林「今の所は休憩室みたいだね…」

ヴィント「また豪華な研究所ですね……平然と自動販売機が置かれてるなんて」

響「ここ、もしかして研究所兼家なのかな?部屋着もあったよ」

蓮人「まぁ、『リフレッシュルーム』だろ。仕事で疲れたら、この部屋でリラックスするんだよ」

美咲「あんな部屋、第一学園にも欲しいね」

霊夢「予算的に無理ね」

 

客観的に見てもそんな悪い場所には思えない。それに、このアヴァロンの目的さえ知らなくてもいい。

まずは、リーダーに交渉するのが先だろう。

次に目に入ったのは青みがかった扉だった。

 

蓮人「………そろそろ嫌な予感がしてきたな。先に進むか?」

アマタ「どうして?」

蓮人「そろそろ中ボスが出てきそうな雰囲気なんだよ………」

 

だが、あの扉を見たとき、妙に威圧感を感じた。誰か……いるのか?

 

刀哉「……生命反応はある。だが、誰なのかは分からない。」

蓮「でも話の展開上、開けないと先に進めないわよ?」

小林「それじゃ私に任せて!」

 

翼は先陣を切って何かをチャージし始めた。恐らく、翼にとっても、かなり強大なものであるだろう。

 

小林「エデンズシード、解放っ!!」

 

翼がそう叫ぶと、チャージしている方の腕に文様が浮かび上がった。

刹那、大威力の炎が、部屋を包んだ。

 

小林「第五、波動ーーーーっ!!!」

 

そんな砲撃は、扉を呆気なく灰にした。

そして、俺の思った通りの結末が出てきたのだった。

 

???「………ケホッ、コホッ!何て強引な………ことを………」

蓮人「お、お前はヘレネ・イーリスだったか?」

ヘレネ「……あら、覚えててくれたの?でも私貴方の名前知らないの。ゴメンね?」

霊夢「そりゃ名乗ってないもの、当然よね…」

 

霊夢は呆れるように呟いた。しかし、あれだけの攻撃を服を焦がしただけで済ませるなんて、流石中ボスだ。

しかし、まさか読みが当たるとはな。

 

刀哉「………お前にも用はない。さっさとお前らのリーダーを出せ。」

ヘレネ「んもう。せっかちなところは相変わらずね坊や。……突き当たりを左に行くと一本道だから、そこを20分真っ直ぐよ。そしたら指令室っていうのがあるわ」

蓮「指令室?」

ヘレネ「管制室、の方が正しいのかしら?」

 

その部屋は、研究所内部を映し出す管制室のようだ。そこに、ラスボスがいるのか。

 

ヘレネ「で、も。その前に私を倒さなきゃ先には進めないわy

魔理沙「恋符『マスタースパーク』!!」

アマタ、ミコノ、ゼシカ「「「無限拳!!!」」」

蓮「勉学物質(カリキュレータ)・圧力変化っ!!」

小林「業火爆発(ヒートバナッシュ)っ!!」

 

ヘレネがそう言い終わる前に一斉攻撃が四方八方から飛んだ。

しかしヘレネは刀を取り出して何とか攻撃をかわした。

 

ヘレネ「……何をしてくれるのよ、今のは本気で死ぬかと思ったわ」

妖夢「蓮人さん、刀哉さん!先に行って下さい!」

ヴィント「私たちが、相手をします…!」

霊夢「ここは私たちに任せなさい!」

蓮人「……置いて先に行けと…言うのか……?」

ヘレネ「無視しないでよ!」

 

ヘレネはシャウトするが、俺は考えていた。果たして置いて先に行くべきか、それとも、一緒に戦うべきか。

 

響「後で………追いかけますから!」

早苗「先にアヴァロンのリーダーの元に!」

刀哉「…………………行くぞ、蓮人。」

蓮人「あぁ……そうだな」

 

俺は仲間を信じ、刀哉と共にアシュタロスとの最終決戦に向かった。

 

3

妹紅「大分人形の数が落ちて来たな……」

輝夜「………まだ、いるっちゃいるんだけどね」

上条「だけどあと少しだな……」

幽々子「華霊『ディープルーティドバタフライ』!!」

 

魔導人形と戦っている輝夜軍団。10分程度交戦して、ようやく終わりが見えてきたようだ。

 

神楽「そろそろ突破しますか?」

レミリア「えぇ……そうね。行くわよ!…紅符『スカーレットシュート』!!」

十兵衛「……『飛燕陽炎舞』!!」

又兵衛「『真筆仙流槍』っ!!」

慧音「産霊『ファーストピラミッド』!!」

 

ありとあらゆる攻撃によって、今まで封じられていた突破口ができた。これで正面突破が可能となる。

輝夜たちは急いで俺たち1年B組の後を追いかけた。

 

ネクロ『すまんアシュタロス。魔導人形の数が足りず突破された』

アシュタロス「あれだけの魔導人形を避けるとは……対した奴らだ。恐らくB.O.W(有機生命体兵器)も通じないだろうな………」

 

指令室。地下で魔導人形を制御しているネクロ・ベリアールと通信をしていた。

実質、アヴァロン基地内に侵入者が入ったことがなかったので、侵入者用の警備が手薄だった。

元より、自分たちの力で大抵のことはどうにか出来ていたはずだった。

 

アネラ「……………刀哉君……私のためにここまで……?」

アシュタロス「…恐らくな。全く、これがお前を思っている奴らの力か…」

 

アシュタロスはモニタを見上げながら呟く。

そこには、トゥルースやヘレネと戦う俺たちの姿があった。しかも、客観的に見れば、こちらの方が優勢だった。

 

アシュタロス「本気で、俺に勝つつもりか?無粋な人間が…………」

 

刹那。

 

『勝つつもりさ』

アシュタロス「む!?」

 

突如として聞こえてきた声に、反射的に後ろを振り向いた。

そこには………大剣を握った刀哉と、シンフォギアを身に纏った俺の姿があった。

 

蓮人「さぁ……最後の戦いだっ!!」

 

アシュタロス戦、ここに開幕した。

 

 

 

<本日の出演キャラクターの皆様>

 

『オリジナルキャラクター』

西園寺 蓮人……………梶 裕貴

ヴィント・ギルディギア=エスカフローネ……田村 ゆかり

神谷 刀哉………………神谷 浩史

 

『とある記憶のマリアート』

小林 翼…………………戸松 遥

霧島 蓮…………………白石 涼子

青本 美咲………………植田 佳奈

 

『東方project』

博麗 霊夢………………平田 由季

霧雨 魔理沙……………持田 更紗

フランドール・スカーレット…………………有瀬 雛奈

風見 幽香………………堀江 由衣

伊吹 萃香………………伊藤 サラ

魂魄 妖夢………………さわたり 由衣

東風谷 早苗……………米澤 円

藤原 妹紅………………一色 ヒカル

蓬莱山 輝夜……………鳴海 エリカ

西行寺 幽々子…………佐藤 聡美

レミリア・スカーレット……………………白鳥 風華

上白沢 慧音……………たかはし ひとみ

 

『百花繚乱サムライガールズ』

柳生 十兵衛……………悠木 碧

後藤 又兵衛……………小林 ゆう

 

 

『アクエリオンEVOL』

アマタ・ソラ……………梶 裕貴

ミコノ・スズシロ………茅野 愛衣

ゼシカ・ウォン…………花澤 香菜

 

『C3-シーキューブ-』

フィア・キューブリック………………………田村 ゆかり

 

『這いよれ!ニャル子さん』

ニャル子…………………阿澄 佳奈

 

『戦姫絶唱シンフォギア』

立花 響……………………悠木 碧

 

『とある魔術の禁書目録』

上条 当麻…………………阿部 敦

 

『喰霊』

土宮 神楽…………………茅原 実里

 

 

『アヴァロンメンバー』

アシュタロス・ゲオルグ…………杉田 智和

ヘレネ・イーリス………折笠 愛

アネラ=篠宮=ヴィルデンブルク…………沢城 みゆき

ネクロ・ベリアール……立木 元彦

トゥルース・マスター…三木 眞一郎

 

 




蓮人「ちなみに東方のキャストは『忙しい人のためのシリーズ』の声優だぞ」

あけみ「作者は忙しい人のためのシリーズより他にM1グランプリとかみてるけど、結局忙しい人のためのシリーズで統一されたみたいで」

美菜「むきゅーはよくパチュリーが言ってたりするんだよね。レミリアの場合は『うー☆』だね」

あけみ「うー、は何でだろう……」

蓮人「ゆっくりからじゃなかったか?あのカリスマブレイクされた………」

美菜「今でもネタにされてるんだよね、あれ」

蓮人「美菜も口癖作れば?」

美菜「ファッ!?」

あけみ「あ、それでいいじゃん」

美菜「良くないよ!驚いただけだよ!」

蓮人「元ネタは俺の口からは言えまい………」

あけみ「それじゃー、また次回ー!」
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