ヴィント「……作者さんの話だと、どうやらかな〜り長いとのことなので、前編と、後編+αって形に収めるみたいです」
蓮人「なんだよ、結局先週更新しなかったし、混沌学園については何にも構想出来てないし」
ヴィント「それと、残念なお知らせですが、このアヴァロン編以降の更新予定は未定らしいです………」
森夏「え、どういうことなのよ!?なんでそんな話に!?」
蓮人「あ、今日はモリサマーを交えて、今後の混沌学園について話していきます」
森夏「別に構わないけど……それより」
ヴィント「あ、はい。打ち切りとかじゃないんですよ。話のストックもありますから。ただ、キャラなり設定なり、色々な人に頂いたオリジナルキャラクターや今後の設定、長編などなど纏める機会が欲しい………ということで、『休載』扱いになります」
蓮人「休載……つまり、1から練り直すってことなのか?」
紗瑛『まぁ、そういうことですね。ただ、私の気分次第ではこのままpixiv様のように未更新で失踪、ということもあり得ます』
森夏「それはまた…………」
紗瑛『会社の方も忙しいですから……正直、小説書いてる場合じゃないってほどに』
蓮人「慣れてきたら通常更新なんだろうがな………」
ヴィント「このままだと小説も精神も破壊されますからね……ちなみに、オリジナルキャラクターの設定なども大雑把に変化する恐れもありますから、存在すら消される人もいます」
蓮人「うへぇ、何だその改変は………」
森夏「確かに、オリジナルキャラクターいすぎよね」
紗瑛『元々登場キャラクターを纏める!という話は言っていたのですが………結果筆を置くことにします。あ、バカテスTASの方の更新は続ける予定ですよ』
蓮人「全く納得出来ないが……要するに、混沌学園自体の設定や登場キャラを見直して纏めるから、暫く休載させて欲しい……ってことなんだろ?」
ヴィント「そういうことになりますね………」
森夏「休載期間は?」
紗瑛『早ければゴールデンウイーク後。遅くても夏休み入る前とか、それくらいの時期には経過通告したいです。12月まで放置とかありえますが……』
蓮人「そんな訳だ。理解してやって欲しい」
ヴィント「それでは、アヴァロン最終話(前編)。お楽しみに下さい」
☆
恭介「まずいな………新しい有機生命体兵器とやらが順調に増えている……」
大和「中央階段が完全に奴らに占拠されたみたいだぞ!?」
佳奈「非常階段も完全占拠されています!」
姫子「………ってことは、まさか…」
明久「退路を絶たれた……!!」
美雪「やられたわね………」
場所は変わって高等部3階フロア。教室というよりも空き教室が多く存在する謎フロアだが、そんな報告を受けて恭介達はショックを受けた。
中央階段と言えば、最も多く使う階段で、何より下駄箱に1番近く、無駄のない階段として有名だ。
まず1階自体が占拠されている時点で、高等部エリアから逃げ切ることは不可避だろう。
雪菜「くっ………キリがありません!」
新吾「何とか逃げ切れる術があればいいんだが………」
森夏「……一応、中等部と直結してる渡り廊下なら健在よね?」
勇太「あぁ………壊れてなければ、の話だろうけどな」
3階になってきたのは、中等部エリアから外へ出るためだった。高等部エリア3階には、中等部エリアと結ぶ唯一の渡り廊下がある。
未だ湧いてくる敵を前線部隊が斬りながら先に進むと、あちこち痛んでいるが、しっかり中等部へと繋がる廊下があった。
紫音「あるわね、満身創痍みたいだけど……」
ルチア「だが、何とか渡れそうだな……」
咲「ここまで壊れてたら、私達逃げ場なかったよね………」
佳奈多「そうね………」
渡り廊下を渡る恭介達。外が映るが、グラウンドはさらに荒れていて、もはや人間はいないようなものだった。恐らく、戦略的撤退をしたのだろう。
灯里「中等部でも、やっぱり暴れまわってるのかな………」
鍵「どうだろうな……!そうであって欲しくないところだけど……」
『お前達!無事だったか!!』
鍵がそう言った時、中等部エリアから声が聞こえた。このドスの低い声ならば、誰しも一発で分かるはず。
雄二「て、鉄人!!」
西村「……こんな時くらい、普通に『西村先生』と呼べんのか、お前は」
明久「むしろ緊急事態だからこそですよ!今まで見ないと思ってたら、どこにいたんですか!?」
西村「危機を察して、あらかじめ中等部の校舎にいたんだが、お前達を置いてきたことに気付いてな」
康太「………もっと早く気付いて欲しかった」
宍戸「大丈夫!?貴方たちっ!」
あゆみ「宍戸先生!!」
真尋「道理で先生を見かけないなぁって思ってたら………中等部にいたんですか」
そういえば、確かに高等部に先生達はいなかった。
生徒を置いて逃げる教師なんて、果たして先生と呼べるかは疑問だが。
西村「安心しろ。教師は全員無事だ」
香澄「……今間違いなく教師『は』って言ったわよね。生徒何人か死んでるわよね」
クド「わふ〜っ!?生徒さんデストロイされちゃったのですかぁっ!?」
和「………中等部や初等部の皆さんは大丈夫なんですか?」
『1つだけ、確かなことがある』
和が西村先生にそう聞くと、また奥から怪しい人物が現れた。
この学園には、高等部学園長、中等部学園長、初等部学園長という3トップがいるわけだが、全ての判断をする統括学園長というものが存在する。
黒いマントを背負って出てきたのは、まさしく統括学園長だった。
アンディ「不動ZEN………あ、じゃない統括学園長!」
ZEN「まさしく。統括学園長こと不動・ZENだ。別名謎のキャラクターとも言われ
四季映姫「前置きが長すぎますっ!」
ZEN「あた」
隣にいた統括教頭、四季英姫・ヤマザナドゥ先生に出席簿の角で頭を叩かれ、統括学園長とは思えないような声を漏らす。
とにかく、と統括教頭。
四季映姫「ここでは危ないので、場所を移動しましょう」
☆
統括教頭+学園長に連れてこられたのは、談話室と呼ばれる、いわば空き教室に一種になっている教室なのだが、何故か1番学園の中でも広い教室でもある。
なので、100人くらいなら余裕で入るレベルらしい。
緊急事態なので、生徒を整列されることはしないのだが、ある程度落ち着ける環境を作った、というわけだ。
早速、統括教頭が壇上に立つ。
四季映姫「さて、まずは今の現状を簡単に整理します……」
さらにナレーターで簡略化するが、つまりは現在高等部・中等部・初等部何れの玄関も塞がれ、全く身動きが取れず、防戦一方だと言うこと。
奏多「つまり、学内から逃げれないんですか?」
四季映姫「
憧「まだそれに………救助されてない人たちもいますよね……」
救助は今現在で言うと、ある程度の能力を持つ人間が助けに向かっている状態だが、ここまで蔓延してしまうと、生きている人間を見つけるのに一苦労、という散々たる状態だ。
ZEN「それで、だ。一刻も早く無事にここから出るためには、大元を叩いてB.O.W.とやらの数を減少させる他ないわけだな」
理樹「大元………?」
咢「ま、要するに、これだけの生命体兵器が各々の意志をもって行動するなんて、それこそ不可能な話だろ?だったら、何かボス的なのがいるってことじゃねえか?」
ZEN「そうだ。それを倒せばある程度対抗しやすくなるが、今は数も質も向こうの方が上だ。先陣切って出て行ったジョニーとマイケルが帰ってこない」
美鈴(とあマリ)「そんな人いたかしら………」
美鈴は話を聞きながら落胆する。ただし、あくまで可能性の話の上、途轍もなく難題だ。
秀吉「じゃが、大元を倒すとは言っても、これだけ溢れてるのじゃ。区別がつかないのではないのかのぉ?」
歩梨「分かりやすく背中に『ボス』とか書いてあれば一発なのになぁ………」
瑛里華「まさか。そんな影武者が何の役にも立たないボスなんて、見たことないわよ?」
小鳥「そんなイージーでも、ないんだろうしねぇ」
そうだったら、相手はコメディーの塊か、ただの馬鹿である。
四季英姫「だから、今は散開するよりも固まって行った方がいいので、それぞれの主先導を他の先生方にお願いします」
これより、大元ボス散策並びに、学内救助、脱出方法を探りに行く生存メンバーだった。
☆
あけみ「美菜!?どこに行くの!?今外は危ないよ!」
美菜「中に居ても危ないと思うけど……いや、今は颯ちゃんが心配なんだよ」
あけみ「颯ちゃん?もう逃げたんじゃ……」
あけみと美菜は、対してB.O.W.もいない体育館裏を走っていた。生命体兵器は何故かあけみ達を見かけても襲おうとはしなかったために、尚更安全だった。
この2人は、颯を探していたのだ。
美菜「多分、まだ。私の第六感がそう言ってる」
あけみ「………シックスセンスなら、蓮人君だけで充分だよ?」
美菜「颯ちゃんは人ごみとか、人の多い場所が苦手でしょ?私と同じで」
あけみ「う、うん」
美菜「もしも私だったら、こういう場所に逃げるなぁって思って」
美菜は遠い目をしながらも、懸命に颯を探した。あちこちで窓が割れる音や、机が散乱する音が学内から聞こえるが、気にしている余裕など、美菜にはある訳が無かった。
------颯と美菜は、よく似ている。
それは俺も、あけみも感じていたことだろう。
人混みが苦手。いじられるのが苦手。アドリブが苦手。人前が苦手。文章能力が以上に高く、飲み込みも一瞬。
そんな2人だからこそ、お互い何を考えているのか、何をしているのかが何と無く分かる域まで達していると言う以心伝心を超えた存在。
だからこそ、放っておけなかった。
俺の妹、だからではなく、同じ境遇を持つ者同士だからこそ。
探さずには、いられなかった。
美菜「〜〜〜っ!!!」
焦りが募る。あけみを握る手も意識せずとも一段と強くなる。
あけみは一瞬顔を歪ませるが、美菜の心情を察したのか、颯を探す。
あけみ「いないね…………」
美菜「うん………私の思い過ごし、なのかな」
あけみ「………美菜。もう少し、探してみよっか。隠れる場所も探しに」
美菜「………うん。…あけみ、ありがと」
あけみ「どういたしまして。美菜の勘は昔っからよく当たるからねぇ」
思えば、昔から宝くじの当選やら、まさしく占いなんてものも、美菜はあたりまくっていた。
特になんてことない、普通の道にあるようなアタリ付き自販機に100円を突っ込んだところ、それはもう狂気のようにあたりが出続け、打ち止めになった程だ。
2人は体育館エリアを抜けて、球技場のエリアに入った。
主に野球コートや、バレーコート、テニスコート、サッカーコート、陸上エリアもここに一集されている。
周辺を見回してみても、やはり所々に生命体兵器がうようよしてるのと、戦闘の跡が残っているだけだった。
美菜「はぁ………っ、はあ………」
あけみ「大丈夫?美菜………」
美菜「大丈夫大丈夫。颯ちゃんを見つけるまで、倒れるわけには……」
額の汗をぬぐいながら作り笑顔をする美菜。
その時、体育館エリアの方でか細いような、悲鳴が聞こえた。
美菜「…………!!」
あけみ「い、今の声………まさか颯ちゃ………」
あけみが言い終わる前に、既に美菜は全力疾走で声のある方に向かっていた。あけみも急いでその後ろへついて行く。
声源は体育館のコラム。
若干凹んでいる体育館とはまた切り離された場所だが、確かに暗いところ好きな颯にとってはうってつけの場所だった。
2分は少なくともかかるコラムを、美菜は1分で駆けつけた。
疑問が確信に変わった瞬間。
颯が生命体兵器にまさに今襲われている最中だった。
美菜は少し躊躇ったが、生命体兵器集団に突っ込む。
あけみ「颯ちゃん!!」
颯「え………あけみさん……!美菜さん……!!」
美菜「無事だよね?颯ちゃん」
颯「今まさに無事じゃなくなりそうなんですけど……!!」
あけみが座り込んでいる颯を庇うようにして、美菜はさらに2人の前に躍り出る。
目の前の生命体兵器の数は20を超えていた。
颯「美菜さんっ!!逃げてくださいっ……!!」
あけみ「逃げるんだったら、颯ちゃんも一緒に………」
言いかけて、気付いた。
どこで転んだのか、颯の右足にすり傷が沢山ついていた。走っても、恐らく逃げきれないだろう。
美菜「………絶対、あけみと颯ちゃんに、近寄らせない………!!」
あけみ「美菜っ!駄目ぇっ!!」
あけみは涙ながらに懇願する。
向こうは剣や長刀。美菜は素手。丸腰。戦力差などは考えられない。
でも、美菜は、決してそこを動かなかった。意地になりながらも、体が震えている。
だけども、絶対にそこを動こうとはしない。
そんな強い口調とは裏腹に、
美菜(…………蓮人君………助けて…私、こんなとこで………)
生命体兵器が、そんな気持ちを察せず、美菜に剣を振るおうとした、まさにその時。
『う、ぉぉぉぉぉおおおおらぁぁぁぁぁアアア!!!!』
バチバチバチッ!!と、美菜の目の前で稲妻が走った。
目を大きく瞬かせる美菜。
………何とかギリギリで、間に合ったみたいだ。
美菜「れ…………蓮人、くん………?」
蓮人「大丈夫か?美菜?颯?あけみ?」
颯「な、なんでここが………」
蓮人「…………俺は、お前の兄だぞ?どこにいるかなんて、感覚だ、感覚」
シンフォギア『アストロロジース』に違和感を覚えながら、言う。
本当に子供の頃からこいつらに振り回されて来てるからなぁ。行く場所なんて検討ついてるんだよ。
あけみ「れっ、蓮人くぅぅぅぅぅんっ!!!」
颯「お兄ちゃぁぁぁぁぁぁんっ!!」
蓮人「ぐふぅ!!?」
するとあけみと颯両サイドから抱きつかれた。待て待て待てぇ、今戦闘中だから!身動き取れねえぇぇぇ!!
生命体近寄って来てるし!
蓮人「ヴィント!!」
ヴィント「はぁぁぁっ!!『ストーム・ディザスター』っ!!」
暴風により、一発で削り取るヴィントの技に唖然としながらも、冷静を取る。
美菜「ヴィントっ!!」
ヴィント「ごめんなさいっ、少し遅れました……大丈夫ですか?美菜さん?」
蓮人「とりあえず2人共。とりあえず離してくれ。全く動けん。力が入らん」
リリス「いやぁ、モテる男はやっぱり違うねぇ、刀哉君?」
刀哉「全くだ。リア充爆ぜろ。」
あけみ「リリスっ!戻ってきてくれたんだ!!」
リリス「……私には、この学校が1番しっくりくるから……ね?心配かけた分は、ちゃんと払うから心配ご無用っ!!」
突然現れたリリスと刀哉。これで役者は揃ったな……!!
唯一怪我がないリリスは生命体兵器に向かって突っ込んで行き、一瞬で100m先の壁まで移動する。
リリス「リジェクション・スパークッ!」
技の名前を叫ぶと、移動してきた座標にいる生命体兵器が消し炭になった。うわぁ、明らかに俺の方が火力が上じゃん。
刀哉「蓮人。ここはリリスと俺で何とかするから、お前とヴィントは先にその3人を安全な場所に連れていけ。」
蓮人「ああ!すまねえな刀哉!!」
俺は怪我をしている颯を背負うと、ヴィントとあけみと美菜を連れてグラウンドへ急いだ。
☆
翼「『第五波動』っ!!」
美咲「うわぁ!?呆気なく廊下が焼け野原に………!!」
翼「…………アクアカレント!」
美咲「ちゃんと消火もする翼さんって、すごいと思う」
翼含む他のメンバーは、どうやら正面から突っ込んで行ったらしく、中の救助を急いでいた。
高等部4階にいる翼は、生命体兵器で固められていた部屋を焼け野原へ変えていた。その後すぐ消火するのが翼らしいけど。
翼「ふぅ………疲れちゃったな……」
美咲「そりゃ、あんだけ戦ったんだから、当然だよ。無茶もいいとこだよ?翼?」
翼「う、うん………」
あどけない、と言った感じで頷く翼。制服が所々破れて、何やら危うい服装になっているが、本人は特に気にした様子もない。
翼「でも、美咲も無理してたところ、あったでしょ?」
美咲「う………まぁなきにしもあらずって言うか……ところで、翼さんの全力ってもっと凄いんでしょ?」
ふと、美咲は思った。
長く翼を見ていて、まだ翼の完全リミッターは外れていない。
あくまでも、自分の能力を格段にあげる能力だけだ。
翼「………」翼は少し押し黙る。「……別に理由はないけど、やっぱりあの人を倒すのは蓮人君かなって」
美咲「翼さんのことだから、何か考えがあったんだろうけどね………」
美咲と翼は言いながら、生命体兵器を倒して行く。
☆
恭介「よく無事に戻ってきてくれたな。しかもリリスも一緒に」
リリス「色々心配かけましたが、もう大丈夫です。解決はしたので」
ちはや「それなら良かったです……!」
雄二「だが、あの生命体兵器をどうにかしないことにはな………」
体育館。3話、4話で使用した体育館と変わらず、あまりに巨大な面積を誇る鋼の要塞である。
戦闘メンバーも、非戦闘メンバーもここに固まるようにして避難していた。
俺たちの帰還やリリスが戻ってきたことに安堵するが、まずは目先のB.O.W.の件である。
霊夢「あれの破壊方法はないの?倒す度倒す度また新しいのが出てくるから、もうやってられないわよ」
咢「今のところ明確なことは分からないが、ボスを倒せばあいつらも居なくなる、と踏んで居るらしい」
妖夢「……ちなみに、そのボスって言うのは………」
真人「さぁなぁ。だけど1体だけ普通の生命体兵器とやらと違うんだと」
伊織「あくまで見解なのに、そんなに鵜呑みにしていいものなのかなぁ…」
伊織は首を傾ける。相場だとしても、根拠もないのに決めつける訳にも行かない。
刀哉「……………ところで、お前らの探している奴ってこいつか?」
刀哉の発言により、体育館は静まり返った。刀哉が片手でぶらさげているのは、有機生命体兵器(しかし気絶している)だった。
適当に床に放る刀哉だが、背中には『太郎』とマジックインキで書かれていた。
孝平「…………太郎?」
蓮「……あの手書き感満載の太郎は何なのかしら………」
真尋「……まさか、あれが生命体兵器を従えてるボス、なのか……?」
ザワザワと喧騒が激しくなる体育館。しかも外をうろついている生命体兵器とは違い、格段とひ弱そうな雰囲気だった。
そんな中、ヴィントは畏まりながら言う。
ヴィント「えと、私達が体育館裏のスペースにいた生命体兵器を倒してたら、1体だけその場から離れようとしていたんです………」
リリス「で、明らかに怪しいから捕獲したんだけど、本当にこいつがボスなの?」
京乃「全っ然強そうとは思えないけど……」
すると刀哉とリリス含め他の生徒がその太郎を縛り上げて、体育館の天井から宙吊りにした。
それはまさしく、一瞬のことで反応が出来なかったのだが、ブランコのように上下運動している太郎が憐れで仕方がない。
刹那「…見ていて可哀想になるな」
レミリア「捕縛されてる兵士を彷彿とさせるわね………」
なのは「あらら………緑と黒のコントラストがエグいことに………」
散らばっている教師達もかなりの引きようである。
その光景を一望した恭介が怪しい笑みを浮かべる。
恭介「よし。太郎をダシにして本元を呼び寄せるか」
穏乃「本元?」
恭介「あぁ。有機生命体兵器とやらを操っているのがこの太郎だとすれば、太郎はかなり重要な役目のはずだ」
魔理沙「その太郎が殺られそうになっているのを裏の組織が知れば………」
キラ「放ってはおけないだろうね…」
マリアート「でもそんな簡単に行くのかなぁ………」
美琴「そうねぇ。あの太郎はブラフってこともあるし」
教師だけでなく、中等部の生徒も会話に入る。
避難所は体育館と武道場、そして第2体育館と呼ばれる場所くらいだが、分断されてしまっている。
なので、実質バラバラになってしまっているのだが、その活気的(?)な方法にも欠点がある。
百代「それに、問題はどうやってその裏の組織に太郎のことを伝えるか、だな………」
恭介「そうだな………だが、生命体兵器だけに進行させるのは道理に過ぎないんじゃないか?」
幽香「つまり、監視役なる人がいるってこと?」
恭介「推測だけどな。そうと決まれば、誰か放送室に行って、今の現状を纏めて欲しいんだが………」
カミーユ「………誰が行くんだ?」
『『『……………………』』』
カミーユ先生は呟く。今回の放送役はかなり大事なものと思われる。もしかすれば、放送最中に監視役に殺される危険性もあるし、体育館より外を出れば安全は保障出来ない。
最も重要な役目であり、最も危険な役目でもある。それにやり遂げた所で上手く行くと断言すらし切れない。
雄二「放送部ってこの中にいるか?」
家康「……………←」
水結「………………」
東香「………………?」
春亮「…………大丈夫か?」
結局、長い相子の末に赤田東香が出陣することになった。
かなで「………大丈夫なの?」
東香「なんで2度に渡って心配されなきゃいけないの私。大丈夫大丈夫」
綾奈「不安要素しかないから心配してるのよ…………」
親友の綾奈は頭を抱える。ちなみに特性としては天然ボケの気質がある、と言うこと。
それこそ「大丈夫か?」と心配してしまうベクトル。
恭介「さて。出陣中に生命体兵器に襲われるのもアウトだから、小林を連れていけ」
東香「翼さんっ!超久しぶりですねっ!またコンビを組む日が来るとはぁっ!」
翼「う、うん………??」
どうやら翼と面識があるようだけど、何で翼は頭にハテナを浮かべているんだろうか。
そんなわけで、この2人に学園の命運がかかることになった。
あけみ「あと、アヴァロン編も1話だけだね!ちょっと構想とは違う段取りになっちゃったけど」
美菜「予定と狂うことはよくあるから、別に大丈夫だと思うけどね」
蓮人「ともかくだ。お前たちも知っての通り、混沌学園は暫く休載に入ることは覚えておいてくれ」
美菜「きっと、忘れた頃にあげるんだろうなぁ………」
あけみ「それと、更新頻度なんだけど、TASの方もあるから2週間に1回、余裕があれば1週間に1回ペースを守っていくみたいだよ」
蓮人「まぁ………日常パートが難しいんだよな。構想にしたって、ストックがあるのは長編だけだし………」
美菜「そうなんだよ………はぁ、忘れられそうだな混沌学園………」
あけみ「早く纏めないと、お仕置きしちゃうんだから!」
蓮人「何する気だ。つか、お前釘宮ボイスでもないのに、そのテンプレ引っ張ってくるなよ。中の人和みボイス担当の人だろ」
美菜「とにかく、アヴァロン編もファイナルエピソード。東香さんと翼さんの共同作戦は上手くいくのか、乞うご期待!」