占い屋を出た狛枝は、
狛枝「.....せっかくだしあれを買って帰ろう。」
と人里のある店に寄る事にした。その店とは.....
狛枝「すみません、シュークリームを6つください。」
シュークリーム屋である。最近美味しいシュークリームを作るお店があると言う話を宴会の時妖夢に聞いた狛枝はここ(幻想郷)にも作れる技術があるのかと少し意外に思いながら聞いていた事を狛枝は人里に来た事によって思い出した。そしていつものお礼にと紅魔館のみんなへシュークリームを買って帰ろうとしたのだ。そして数分間待って
店員「お待たせしました、シュークリーム6つ入りです。」
狛枝「ありがとうございます。」
と受け取りながら代金を渡してその店を出る。そして目的を果たした狛枝は人里を出て一人歩く。そんな中狛枝は、
狛枝(.....それにしてもあの占い屋は不気味なところだった.....興味があったから行ったはいいものの正直もう行きたくないってのが本音だな.....まぁ絶対に嫌ってほどじゃないだけまだいいけど.....なんと言うかあの占い師さんが嫌いなんだ......嫌いな理由がわからないんだけど.....言葉遣いは多少雑だったけど気にするほどじゃなかったし何か嫌な事を言われたわけでもない。だけど.....ボクは彼女から感じる"何か"を嫌悪している.....どこかで感じたことがあるような嫌な感覚を彼女から感じている......)
等考えながら森の中で変装道具を脱ぎいつもの服に戻る。そして変装道具を持ってきていた袋に入れて紅魔館への帰路へ着こうとすると、
狛枝「......うん?あれは.....」
と狛枝はある人物の後ろ姿を見る。そしてその人物を見た狛枝は、
狛枝(せっかく見かけたんだし話しかけようか......)
と思いながら、
狛枝「やぁ、霧雨さん。こんなところで会うなんて奇遇だね。」
とその人物に話しかける。するとその人物はゆっくりと狛枝の方を向くが特に言葉を発する様子はない。その様子に狛枝は、
狛枝「.......ああ、そう言うね。」
と瞬時に状況を理解して思いっきり横に飛ぶ。すると次の瞬間、
—ズガガガッッ!
と先ほどまで狛枝が居た場所に攻撃が飛んでくる。そしてその攻撃を躱した狛枝は、
狛枝「君は例のドッペルゲンガーってやつか......ほんとに瓜二つだね。じっくり見ても本物との違いがわからないや。霧雨さんが無口な人だったら今頃ボクは君の攻撃に直撃していただろうね。」
と余裕の表情を作りながら言いながらシュークリームの入った袋をその辺にある草むらの中に置く。そして、
狛枝(......正直に言ってこのまま戦うとなると部が悪い勝負になるのは目に見えてるね.....とはいえ機動力もあっちの方が上だろうし背中は見せるのは悪手か.....部が悪い勝負でもやるしかないみたいだね。)
と心の中で覚悟を決めるのであった.....