狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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どうやら私は緩い雰囲気の場面を書く方が性に合っているらしい.....とは言えシリアスや真面目な場面を書かないと言うわけにはいかない....最初からギャグ全振りの作品もいつか書いてみるか.....


105話 シュークリーム

レミリアは狛枝の様子に少し疑問を覚えながらも椅子に座る。そして狛枝もベットから立ち上がりレミリアの向かい側の椅子に座りながら置かれたコップを手に取る。そしてレミリアは初めて食べるのか興味深そうに見た後にシュークリームを一口食べる。するとレミリアはぱあっと笑顔になり、

 

レミリア「ん〜♪」

 

とご機嫌な様子だ。その様子を見て狛枝は微笑を浮かべながらコップに注がれている水を飲む。すると、

 

レミリア「買って来てくれてありがとう、凪斗。」

 

とレミリアが笑顔のまま狛枝にお礼を言ってくる。そのお礼に狛枝は、

 

狛枝「どういたしまして。気に入ったのならまた買ってくるよ。」

 

と笑顔で返す。そこでレミリアは何かに気づいた様な表情になり、

 

レミリア「.....ねぇ、凪斗。シュークリームって幾つ買って来たの?」

 

と狛枝に聞く。その質問に狛枝は

 

狛枝「......?6つだけど。」

 

と質問の意図が分かってなさそうな表情で返す。するとレミリアは、

 

レミリア「私が今食べてるやつを抜かすと後5つあるわよね?その5つはどうしたの?」

 

と続け様に質問する。その質問に狛枝は、

 

狛枝「十六夜さんに頼んで住人達に配ってもらったけど.....それが?」

 

と聞き返す。そしてそれを聞いたレミリアは、

 

レミリア「配った人物は、私/咲夜/フラン/パチェ/小悪魔/美鈴の6人なのね?」

 

と確認する。それに狛枝は、

 

狛枝「そうだけど......それが?」

 

と何となくこの後の質問の内容に見当がつき少し、

 

狛枝(あ〜.....これ怒られるやつだな。)

 

と後悔していると、

 

レミリア「じゃあ.....貴方の分は?」

 

とレミリアは最後の質問をする。それに狛枝は、

 

狛枝「......買ってない。」

 

とフッと目を逸らしながら言う。その言葉にレミリアは目を細め、

 

レミリア「渡したお金が足りなかった?」

 

と狛枝に聞く。その声色は少し怒っている時の物だと狛枝は分かる。そして狛枝は、

 

狛枝「いや、お金には余裕があった.....ただボクの分はいいかな〜.....てそう思って.....ほら、お金は有限なんだし大事に使わないとさ.....?」

 

とレミリアに通じそうな言い訳を考えて言う。だがレミリアは、

 

レミリア「ふ〜ん.....じゃあお金がいっぱいあれば自分の分も買ったの?」

 

と狛枝に詰め寄る様に聞く。その質問に狛枝は、

 

狛枝「......絶対に買わなかったと思います。」

 

と観念した様に言う。その答えにレミリアは、

 

レミリア「はぁ....いやまぁ貴方が自分のお金をどう使おうかなんて自由だけどね?ただ....貴方って本当に自分を甘やかすって事知らないのね。」

 

と呆れた様に言いながらレミリアは自身が先ほど口にしたシュークリームを手に取り、

 

レミリア「まぁ染みついた癖って中々治らないわよね。てことで、はい。」

 

と言いながらレミリアはシュークリームを二つに割ってその片方を狛枝に渡す。その行動に狛枝は、

 

狛枝「......え?」

 

と疑問の言葉を口にする。その狛枝の様子にレミリアは、

 

レミリア「なんで困惑するのよ.....ただ私の分を貴方に分けてあげてるだけじゃない。」

 

とまた呆れた表情をしながら言う。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「いや、でも.....レミリアさんが食べれる量が少なくなるし....」

 

と断ろうとするが、

 

レミリア「別にいいわよ。私は元々少食だし食事も済ませてあるから、結構お腹いっぱいなのよ。だからこのくらい食べて。」

 

と言いながら狛枝に分けたシュークリームの一つを押し付け、またシュークリームを食べ始める。そして狛枝は、

 

狛枝(なんで食べた後がある方を渡しちゃうかな.....間接キスになっちゃうよ.....でも食べないとレミリアさんに何言われるか分からないし.....仕方ないか.....)

 

と観念して渡されたシュークリームを食べ始める。味は評判通り美味しい仕上がりになっており、甘味も程よい調整でくどくない。だが今の状況の狛枝は、

 

狛枝(とっても甘い.....)

 

とあまり味に集中できない様子なのであった.....

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