その後二人はしばらく歩き、特に何も起きることもなく人里に到着する。そして人里に入った二人は、
狛枝「.....いつもより活気がないし、何処かみんな警戒する様な表情を浮かべているね。」
レミリア「異変の影響が以前より正面化してきたって事なんでしょうね。とは言え貴方への視線は少なくなってるでしょうし操作をするのにはむしろ好都合じゃない?」
と今現在の人里の状況を見てその様な会話をしていると、
霊夢「あ、レミリアに狛枝。貴方達も異変を調査しに来たの?」
と後ろから霊夢に話しかけられる。その声に狛枝は振り返りながら、
狛枝「そうだね。貴方達もって事は博麗さんもかい?」
と返す。その言葉に霊夢は、
霊夢「まあね。最近はドッペルゲンガーの目撃情報の頻度が上がってきていよいよ無視できる状況じゃなくなってきたしね。」
と答える。その答えに狛枝は、
狛枝「それで?捜査でどんな事が分かったの?良ければ聞かせてよ。」
とお願いする。その言葉を聞いた霊夢は、
霊夢「いいわよ。とは言えあんまり詳しくはわからないんだけど.....まず目撃情報は人里の周りに集中してるわね。これはいろんな奴から聞いたから間違いないはずよ。次に、偽物の目撃情報があった実力者達に
話を聞いてみたところみんな一度は人里に来てるわ。」
と軽く説明する。その説明に狛枝は、
狛枝「つまり、この異変の犯人は人里内にいる可能性が高いって事だね。」
と霊夢に確認する。その確認に霊夢は、
霊夢「そうね。ただ一つ私個人として気になる点があるの。」
と肯定しながらそう言う。その言葉にレミリアが、
レミリア「気になる点?捜査しても分からなかったって事?」
と疑問を口にすると、
霊夢「そうね。と言うかこの件に関しては犯人に直接聞かないとわからない事なんだけどね。」
と霊夢はその言葉を肯定する。そして、
霊夢「偽物の目撃情報は人里に集中してるって言ったわよね?でも私の偽物が現れた時だけは博麗神社の前で現れたの。」
とそう疑問を口にする。その疑問に狛枝は、
狛枝「......博麗さん以外の偽物の時は人里周辺以外では目撃情報はなかったんだよね?」
と確認する。その確認に霊夢は、
霊夢「ええ、それは間違いないわ。」
と肯定する。その言葉を聞いた狛枝は、
狛枝「....なら単純に博麗さんを潰すために黒幕が襲撃させたんじゃないかな。ほら、君の立場上君が死んだりしたらまずいでしょ?」
と自身の考えを口にする。その言葉にレミリアは、
レミリア「なんでそう言い切れるの?」
と狛枝に聞く。それに狛枝は、
狛枝「......ただの感だよ。」
と誤魔化す様にそう言う。そしてその言葉に霊夢は、
霊夢「なるほどね....まぁその可能性は否定できないか.....まあいいわ。私は調査を続けるわ。」
と少し考える仕草をしながらまた調査へ戻ろうとする。その霊夢の様子を見た狛枝は、
狛枝「あ、博麗さん。一つ聞いておきたい事があるんだけどいいかな?」
と霊夢に言う。その言葉に霊夢は振り向きながら、
霊夢「なに?」
と返す。それを確認した狛枝は、
狛枝「最近噂になってた占い屋があったよね。君はそこに一回でも行った事があるかな?」
と急にそのようなことを聞く。その言葉に霊夢は疑問を浮かべながら、
霊夢「確か一回だけ行ったけど.....それがどうかした?」
と答える。その答えを聞いた狛枝は、
狛枝「うん、そっか。ボクからはもういいよ。」
と一人で満足そうにしている。その様子に霊夢は困惑しながらも調査へ戻って行く。するとレミリアは、
レミリア「.....最後の質問の意図はなんなの?」
と狛枝に質問する。その質問に狛枝は、
狛枝「....ま、何人かに話を聞いてれば多分分かると思うよ。」
と適当に答える。その答えにレミリアは少し疑惑の目を向けるがその視線を狛枝は流しながらまた別の実力者の姿を探すのであった....