店の中に入った二人は店内を見渡す。しかし店内には何も変わった様子もなく、舞鯖の姿も見当たらない。その店内の様子にレミリアは、
レミリア「何もおかしいところはないわね....」
と言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「そうだね....だけど彼女の姿もない。おそらくは.....この下にいるね。」
と言いながら地下室への階段を指差す。それにレミリアは、
レミリア「地下室ね....怪しい匂いがぷんぷんするわ。」
と言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「まあね。とは言えここで考えても仕方ないし進もうか。」
と言いながら地下室への階段を降りていく。そしてレミリアも狛枝の後ろについて行き、階段を降りていく。階段を降りている途中でレミリアは、
レミリア「.....なんか嫌な雰囲気。」
と呟く。その呟きに狛枝は、
狛枝「....レミリアさんもそう感じるんだね。」
と言う。その言葉にレミリアは、
レミリア「レミリアさんもって事は....貴方も?」
と狛枝に聞く。その質問に狛枝は、
狛枝「まぁね.....」
と返しどんどん階段を降りていく。その様子にレミリアは違和感を持ちながらも黙ってついて行く。そしてしばらく降りた後に扉の前まで着く。狛枝はドアノブに手をかけ、
狛枝「鍵は掛かってないか......レミリアさん、準備はいいかい?」
と鍵が空いていることを確認した後にレミリアに言う。その言葉にレミリアは無言で頷く。それを見た狛枝は扉を開く。
—扉を開いた先は以前とは違い中央にテーブルは置いておらず、あるのはクローゼットと奥にある大きな鏡、そして中央にいる舞鯖喰野志の姿だけだ。狛枝達の姿を見た舞鯖は、
舞鯖「.....その様子からして異変の元凶が私って気づいてるみたいね。」
と話しかける。その言葉に狛枝は、
狛枝「やっぱり君だったんだね....一応確認するけど、動機はなんだい?」
とそう問いかける。その声は酷く冷え切っており見たことのない狛枝の様子に少し恐怖を覚える。そしてその問いかけに舞鯖は、
舞鯖「それは言えない.....言ったら怒られちゃうから。」
と返す。舞鯖がその言葉を言うと、
??「ちょっとちょっと〜。それだと君の後ろに誰かいるって認めてる様なものじゃない。」
と場違いな能天気な声が響き渡る。その声を聞いた狛枝は、
狛枝「お前も居たのか.....モノクマ。」
と視線も向けずそう言う。その言葉を聞いた声の主は、
モノクマ「そうだよ〜。あ、レミリアさんははじめましてか。どうも、ボクはモノクマ。狛枝くんの言っていたコロシアイ修学旅行の主催者だよ〜。」
と言いながら舞鯖の後ろから出てくる。その言葉を聞いたレミリアは、
レミリア「.....そう。」
と敵意を隠さずにそう返す。そしてお互い相手が何か動きを見せたら攻撃する様な状態になる。そんな状況の中狛枝は、懐からリボルバーをゆっくり舞鯖に向け始める。すると舞鯖は何処からともなく槍を取り出し構え、そしてレミリアも臨戦体制を取る。そして狛枝が舞鯖に照準を合わせて、
—バン!
と狛枝が銃を放つ。そしてそれが戦いの開始の合図となるのであった....