その答えを聞いたレミリアは少し目を細めた後、
レミリア「.....なんで輝夜が貴方を?」
と疑問を口にする。その質問に狛枝は、
狛枝「本人はただ『ボクの過去の話を聞いてみたい。』と興味本意で言っていたね。そんな程度なら特に問題ないしその話を承認したんだ。」
と返す。その言葉を聞いたレミリアは、
レミリア「そう......ねぇ、それって私も.....」
と少し間を開けて何かを言おうとした時狛枝が、
狛枝「せっかくならレミリアさんもついてくるかい?前に教えた過去以外にも話す事はあるだろうしその話は君も聞いてみたいんじゃないかな?」
とレミリアの言葉を遮ってそう言う。その言葉にレミリアは、
レミリア「えっと.....あ、気になっているわよ?でも輝夜は貴方と約束してたのに急に私もってなったら少し嫌なんじゃないかしら?」
と少し予想外な狛枝の言動に混乱しながらそう言う。混乱するのも無理はない。なにせ、狛枝がレミリアの発言を遮ってまでレミリアを外出に誘うなんて経験がなく、そもそも狛枝がそんな風な誘い方をしてくるとは思ってもいなかった。その狛枝の行動に今現在狛枝を少なからず異性として意識しているレミリアは....言ってしまえばギャップを感じたのだ。その様に考える自身の思考にレミリアが少し驚いていると、
狛枝「別に大丈夫なんじゃないかな?蓬莱山さんはそこまで器の小さい人ではないだろうし、むしろ話し相手は多い方がいいと思ってるタイプの人種だと思うけど....」
と狛枝が先ほどのレミリアの言葉に対してそう返す。その言葉を聞いたレミリアは、
レミリア「.....じゃあせっかくだしついていこうかしら.....」
とそう言う。そのレミリアの様子に狛枝は、
狛枝「.....?レミリアさん、どうかしたのかい?なんか様子がおかしいけどもしかして熱とかあるのかい?」
と心配そうに狛枝はそうレミリアに聞く。その言葉にレミリアは、
レミリア「あ、ごめん。私は大丈夫、それより外出の準備があるならしちゃって。私はアップルパイを食べ終わったら合流するから。」
とハッとした後狛枝にそう言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「....?わかったよ。」
と少し疑問に思いながらも食堂から出て外に出るために準備を始める。そして出ていく狛枝を見送ったレミリアは一人アップルパイを食べるのを再開する。その味は先ほどと変わっていないはずなのに....何故か無性に甘く感じる。その味の変化にレミリアは、
レミリア「凪斗って私の言葉を遮ることもするのね.....なんかかっこよく思えちゃった。その人がしなさそうな事をするって言うのをギャップって言うんだったかしら.....ギャップって話に聞いていた以上の破壊力があるわ....と言うか凪斗たまに私の思考を読んだとしか思えないくらい私の考えてることを当たるけどもしかしてさとりと同じ能力でも持ってるのかしら......」
と一人そう呟くのであった....