二人とも椅子に座り、レミリアは質問を始める。
レミリア「まずは簡単な物からいくわよ。貴方、好きなものはなに?」
と聞く。それに狛枝は
狛枝「綺麗な物と静かなところかな。汚い物とうるさいところは苦手で。賑やかなのは嫌いじゃないんだけど。」
と答える。次にレミリアは
レミリア「へぇ.....じゃあ次よ。幻想郷にくる前には何をしてたの?」
と聞くと狛枝は少し考えて、
狛枝「殺し合い修学旅行っていうのに参加させられていたかな。」
と言う。その答えにレミリアは
レミリア「.....え?殺し合い?貴方一体何に巻き込まれたの?」
と困惑しながら聞く。それに狛枝は、
狛枝「簡潔に言うと、お前達を無人島に閉じ込めた。この島から出たければ16人いる学生の参加者の内の誰かを誰にもバレずに殺せ、と言ってきたんだよ。」
と答える。それを聞いたレミリアは
レミリア「そんな事に巻き込まれてたの貴方!?そもそもそんな事してたら広い外と言えども話題になってしまうんじゃないの!?」
と驚きながら言う。それに狛枝は
狛枝「そのはずなんだけど、助けは来なかったね。主催者の口振りからして外で何かあったんだろうけど。」
と淡々と答える。その言葉にレミリアは
レミリア「それでも、人間の家族であるならば身内を助けようとするはずよ!主催者側から何か参加者達の家族の話とか聞いてないの!?」
と言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「少なくとも家族に何かあったみたいだね。殺人を犯した一人は母親が今どういう状態か知りたい、会いに戻りたいって言う動機だったし。」
とまたもや淡々と答える。その様子にレミリアは
レミリア「なんでそんなに他人事なのよ!?自分の家族がどうなったか気にならないわけ!?」
と聞く。その言葉に狛枝は
狛枝「ボクの家族はその事件とは関係ない事件で全員死んじゃってたからね。その他には人との関わりもあまりなかったし。」
と何事もなかったかの様に答える。その答えにレミリアは目を見開き、そしてその後顔を俯かせてから
レミリア「.....ごめんなさい。貴方の事を知りもしないくせに怒鳴ってしまって。」
と謝罪する。その様子を見た狛枝は焦りながら、
狛枝「ああいや、気にしなくてもいいんだよ。その事件についてはもう昔だし過去として飲み込んだからさ。それに、ボクはあの事件に関われて本当に幸運だとも思ったんだよ。」
と言う。その言葉にレミリアは
レミリア「何が幸運だって言うの?そんな事に巻き込まれたことなんて不幸以外の何物でもないじゃない。」
と言う。それに狛枝は、
狛枝「それは違うよ、スカーレットさん。ボクはね、あの殺し合いの中で光輝く希望を見たんだ。仲間が殺人を犯していく。それはとても絶望的な状況だったよ。でも、その仲間のことも背負って黒幕に立ち向かおうってしてる彼らはとても輝いて見えたんだ!そんな景色を見れた僕はそれこそ幸運以外の何物でもないよ!」
と言う。その言葉にレミリアは
レミリア「貴方、何を言っているの....?なんでそんな事件の経験をそんな楽しそうに語れるの.....?」
とレミリアは狛枝に問う。それに狛枝は
狛枝「それは、ボクが希望の踏み台だからだよ!希望が光輝くためには踏み台が必要だからね!その光輝く希望の為になら僕はなんだってするさ!」
と答える。その答えにレミリアは少し覚悟を決めた様な顔で
レミリア「......わかった、今日はもういいわ。少し貴方について考えないといけないみたいだから。」
と言う。その様子に狛枝は、
狛枝「あれ、機嫌を損ねちゃったかな?だとしたらごめんね、ボクの配慮が足りなかったばっかりに。やっぱりボクはどうしようもない人間だなぁ...」
と自虐を始める。その様な事を言う狛枝にレミリアは、
レミリア「それは違うわ、凪斗。まだ貴方と出会って数日もたっていないけど、貴方はどうしようもない人間なんかじゃない。それは、この私レミリアスカーレットが保証するわ。だから凪斗も自分を卑下にする様な言葉は控えなさい。」
と言う。その言葉に狛枝は少し驚きと困惑をしながら
狛枝「.....うん、わかった。善処するよ。」
と答える。その答えを聞いたレミリアは
レミリア「それならいいわ。じゃあ、また明日会いましょう。お休みなさい、凪斗」
と言い出ていく。そして狛枝は、
狛枝「.....次からはああ言う発言は控えた方がいいみたいだね。」
と一人呟くのであった......
今回は狛枝くんのキャラが合っているか少し不安です。