出かけるための準備を早々と済ませた狛枝は玄関でレミリアが来るのを待っていた。そして別れて30分ほど経った頃レミリアが玄関にやってくる。そのやってきたレミリアの姿を見て狛枝は、
狛枝「え?」
とそのような声を出し、少し驚く。その理由とは.....
狛枝「.....どうしてゴスロリ服を?」
そう、レミリアはいつもの服装ではなく黒いゴスロリ服を着ていたのだ。それを見た狛枝は服装を変えてくるとは思わず少し驚いただけなのだが、
レミリア「....似合ってないかしら?似合ってないわよね?やっぱり元の衣装の方が似合ってるわよね!?」
とレミリアは狛枝に詰め寄る。その様子に狛枝は少し困惑しながらレミリアの表情を見る。するとその顔は赤くなっており今現在の服装が恥ずかしいと思っているのだろうと狛枝は思う。しかしそれなら何故レミリアはそのような服を着ているのかと狛枝が疑問に思っていると、
レミリア「アップルパイを食べて後玄関の方で貴方を待とうとしたら咲夜から、
咲夜『お嬢様、少しお待ちを。』
って話しかけてきて何かな〜って思ったら急にこの服を見せてきてそのまま無理やり私に着せてきたのよ.....元の服に戻そうにももう洗濯に出させれてて着替えれないし他の服に着替えるには貴方を待たせすぎるし....仕方ないからこの服のまま来たけどやっぱり似合ってないわよね?なら急いで着替えてくるから.....」
と説明して、服を着替えようとレミリアは部屋へ向かおうとした時、
狛枝「.....そっか、残念。」
と狛枝がそう呟く。その呟きを聞いたレミリアは部屋へ向かおうとしていた足を止め、狛枝の方を向く。レミリアは急いで狛枝の視界から離れたい衝動を抑えながら、
レミリア「残念って.....何が?」
と狛枝に問う。その問いに狛枝は、
狛枝「いや、せっかくかわいいのに着替えちゃうのかと少し思ってね....まぁレミリアさんが着替えたいと言うならそれを優先するべきだしいつもの服装でもレミリアさんはかわいいから着替えてくるといいよ。それまでボクは待ってるからさ。」
とそう返す。その答えを聞いたレミリアは数秒間フリーズした後、元々少し赤かった顔が真っ赤にまで染まる。その様子に狛枝は小首を傾げながら、
狛枝「.....?レミリアさん、顔が赤いけどどうかしたのかい?もしかして熱出ちゃった?」
とレミリアに聞くとレミリアは、
レミリア「なんでもない!それよりさっさと行くわよ!」
と顔を横に振りながらそう言い狛枝の手を掴みそのまま歩いて外へ出る。そんな状況の中狛枝は、
狛枝「ちょっとレミリアさん!?着替えなくていいのかい!?」
と狛枝がそうレミリアに問うと、
レミリア「気が変わったからもうこのまま行くの!」
とだけ返してそのまま狛枝の腕を掴んだまま歩いていく。そんなレミリアの様子に狛枝は、
狛枝(なんでレミリアさんは怒ってるの.....?もう乙女心わかんないよ....こんな事になるなら前に日向くんに女性との付き合い方を聞いておくんだった....)
と困惑しながらそう後悔する。そしてレミリアは、
レミリア(なんで凪斗はあんな恥ずかしいセリフをそうペラペラはけるのよ.....!意識しちゃう私がバカみたいじゃない.....!)
とそう内心思うのであった.....