狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

134 / 296
さて....そろそろ過去の出来事とか色々開示しないとな.....これ以上先になると後付け設定になってしまうからね.....


133話 迷いの竹林にて

そんな事を思いながらもレミリアは、

 

レミリア「ねえ鈴仙。貴方がここにいるってことは輝夜は凪斗を待って起きているって認識してもいいの?」

 

と鈴仙に問う。その質問に鈴仙は、

 

鈴仙「ええ、おそらくは。狛枝さんが起きたって話を天狗に聞いたその日からお楽しみにされてましたよ。一体どんな面白い話が聞けるんだろうって。まぁそのせいで私はここでいつ来るかも分からない貴方が来るまで結構な時間待つ事になりましたが.....」

 

と返す。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「.....ごめんね。」

 

と本当に申し訳なさそうにそう言う。その謝罪を聞いた鈴仙は、

 

鈴仙「あ、いえお気になさらず!それより永遠亭へ案内しますので逸れないように着いてきてくださいね。」

 

と言いながら竹林の方に歩いて行く。その後ろに二人は逸れないように着いて行く。竹林を歩き始めて数分経った頃、

 

レミリア「ここに来るのは久しぶりね....」

 

とレミリアが呟く。その言葉に鈴仙が、

 

鈴仙「確かレミリアさんが以前来たのは咲夜さんが大怪我した時でしたね。それももう数年前の話ですが。」

 

とそう反応する。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「へぇ....?十六夜さんが大怪我を負うなんて想像できないけど何かあったのかい?」

 

とレミリアに問う。その問いにレミリアは、

 

レミリア「数年前、ちょっとした事件が起きたのよ。絶望の残党と名乗る人間達が人里に現れてね。その時咲夜は偶然買い出しに出ててそのまま対処にあたったの。そいつらは普通の人間だったから数分もすれば騒ぎも治ったんだけどその時咲夜は攻撃が当たりそうになっていた子供を庇って心臓あたりにナイフが刺されたの。その刺した男は自身が殺される前にその刺したナイフを首元辺りまで切り裂いたの。その男はその次の瞬間咲夜が最後の力を振り絞って殺したんだけどそのまま倒れ込んでしまった。その後は近くにいた住人によって呼ばれた妹紅が急いで永遠亭まで運んで咲夜は一命を取り留めた。」

 

と返す。その話を聞いた狛枝は、

 

狛枝「.....絶望の残党......」

 

とその単語に何か引っ掛かりを覚え、頭を押さえる。自身が忘れている何かを思い出しているようなその様な感覚になっていると、

 

レミリア「.....凪斗、どうかした?」

 

と心配そうに狛枝の顔を覗き込んでいるレミリアがそう狛枝に言う。その言葉を聞いた狛枝はハッとなりながら、

 

狛枝「ああ、ごめん。大丈夫、少しぼうっとしていただけだよ。そんな事よりよく十六夜さんは無事だったね。常人なら即死の攻撃だっただろうに。」

 

と返す。その言葉にレミリアは、

 

レミリア「永琳曰く咲夜は倒れる前に自身の体の時を一時的に止めてたらしくてそのおかげで治療が間に合ったらしいわ。ほんと、次からはそう言う無理はしないでほしいんだけどね。」

 

と本心からそう言う。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「.....君からそう思われているなら十六夜さんも幸せだと思うよ。」

 

とそうレミリアに言う。二人がその様な会話をしていると、

 

鈴仙「あの〜....お話してるところ申し訳ないんですが....着きましたよ。」

 

と鈴仙が躊躇いながらもそう二人に声をかける。その言葉を聞いた二人は鈴仙の方に顔を向ける。するともう竹林は抜けており目の前には屋敷がある。そして鈴仙は、

 

鈴仙「ようこそ、永遠亭へ。どうぞ中へお入りください。」

 

と二人を歓迎するのであった....

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。