狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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ジャスト午後7時に投稿しようとしているのに毎回少しズレが生じる.....何か工夫でもしてみた方がいいのかも知れないな....


134話 思想の変化....?

鈴仙にそう言われた狛枝とレミリアは永遠亭の中へと入る。中には夜中のため廊下から人の気配はせずみな室内にいるのが分かる。そんな静かな廊下を3人は歩いて行く。鈴仙が前を歩き輝夜の待つ部屋まで案内している間3人の間に特に会話はなかった。単純に病人の睡眠の妨げになる可能性がある。しかしそれ以上にもっとも喋る狛枝が無言で何か感情に耽っている表情をしているからだ。その表情の理由を二人は分からなかったが話しかけてはいけないと二人は感じ黙っている。そんな中狛枝はある事を思い出していた。そのある事とは.....

 

狛枝(入院か.....こんな和風な医療機関にお世話になることは少なかったけど懐かしい響きだ。ボクの幸運の体質上病院にお世話になることは多かったからな....命ガラガラ生き残った時も2桁以上あったっけ.....どうでもいい記憶と切り捨てていたけどこうやって自分の人生を振り返るのも案外悪くないね.....まぁ後悔が多かった人生ではあったけど.....最後に入院したのは確か....ジャバウォック島で絶望病にかかった時だったね。あの時は罪木さんに看病してもらってたっけ.....罪木さんは残念だったな.

...何故か急に絶望を愛する異常者に成り下がってしまったんだから.....そういえば罪木さんのかかった絶望病って一体どんな内容だったんだろう....ボクは聞くところによると思っていることと発言が真逆になる、「嘘つき病」的な症状だって聞いたけど罪木さんのは分からず仕舞いだったな.....今思えばあの時一番早く彼女の異変に気づいたボクが彼女の凶行をなんとしてでも止めるべきだったのかも......止めるべきだったのかも.....?何を言っているんだボクは。彼女はあの状態になった時点で絶望として皆んなの踏み台になるべきだったし実際罪木さんも踏み台になったじゃないか。確かに最高の結果とは言えないけどあの時ボクが選択した行動は間違っていないはずだ。ボクの求める「どんな時にも光り輝き続ける絶対的な希望」を実現させる為に彼女の犠牲は必要だった。.....だってそうじゃないとボクがジャバウォック島でやってきた行動は.....)

 

と思い出しそして自身の不可解な思考に混乱し始めていると、

 

レミリア「凪斗.....大丈夫?」

 

とレミリアが話しかけてくる。その声で狛枝は我に返る。気づくと自身の額からは汗が吹き出しており頭を手で押さえていた。そんな様子に鈴仙が、

 

鈴仙「狛枝さん、体調がよろしくないのでしょうか?でしたら空いている病室で少し休んでもらっても.....」

 

と狛枝に言うが、

 

狛枝「いや、大丈夫だよ。少し記憶が混乱していただけさ。それより、蓬莱山さんのところまではまだかな?」

 

といつも通りの表情に戻してそう言う。その言葉に鈴仙は狛枝の顔色を注意深く観察したのち、

 

鈴仙「....後数分も歩けば着きます。それより本当に体調に問題はないんですね?」

 

と狛枝に確認する。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「うん。」

 

と答える。その顔は完全にいつも通りの表情に戻っていた。それを確認した鈴仙は、

 

鈴仙「.....わかりました。ではもう少しだけついてきてください。」

 

と案内を再開させる。するとレミリアが、

 

レミリア「ほんとに大丈夫?」

 

と狛枝を心配そうな顔で見つめながらそう聞く。その言葉に狛枝は微笑を浮かべながら、

 

狛枝「本当に大丈夫だよ。レミリアさんは心配性だね。」

 

と答える。その言葉にレミリアは少し安心した様な表情を浮かべた後、

 

レミリア「そう.....でも次同じ様な事があったら永琳に診てもらうからね?」

 

と狛枝に念押しする。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「うん、分かったよ。」

 

と素直に従う事にするのであった......

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