狛枝がその言葉を発した後数秒の沈黙が訪れる。そしてその沈黙を破ったのは、
狛枝「....?二人ともどうかしたかい?」
沈黙の原因である狛枝自身であった。その顔は本当に疑問に思っている顔でまさにきょとんと言う表現がぴったりである。その様子にレミリアは、
レミリア「.....その事について貴方は後悔してる?」
と一応の確認をする。その言葉に狛枝は、
狛枝「後悔....?ああ、確かに普通の人なら罪悪感で後悔するよね.....でも正直に言えば後悔はあまりしてない....とは思っているよ。以前は全く後悔してないと断言出来たけど。」
と返す。その返しにレミリアは、
レミリア(正直に言えば意外ではないわね....凪斗がイカれてるのは知っていた事だし。.....でも以前は、か。凪斗も少しは変わってくれているって事かしら.....それならちょっと嬉しいわね。)
と内心思っていると、
輝夜「ふぅん....貴方やっぱりちゃんとイカれてるのね。」
と輝夜は狛枝に言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「ま、それは否定しないよ。とてもじゃないけど今の自分を普通の人間って表現することはできないな。」
といつもの貼り付けた笑顔でそう返す。そんな会話をしているとレミリアが、
レミリア「ねぇ、凪斗。貴方の他に巻き込まれた15人ってどう言う人達だったの?」
と興味本位でそう聞く。その言葉に狛枝は、
狛枝「う〜ん....一人一人ちょっと濃いから説明が長くなるけどそれでもいいかい?」
と二人に確認する。その言葉に輝夜は、
輝夜「私は構わないわよ。貴方がそう言うってことはほんとに濃い奴らなんだろうし。」
と聞きたそうに言う。そしてレミリアも、
レミリア「私も構わないわ。」
と言う。その言葉を聞いた狛枝は、
狛枝「そっか....なら一人づつ解説していこうかな。」
と言い少し間を開け、
狛枝「最初に解説するのは.....外の世界では超高校級のゲーマーと言われていた、七海千秋さんと言う人だよ。七海さんはどんなゲームでも他の人と比べ物にならないくらい強いんだけどその割には内向的な性格と合うわけではなく、むしろみんなが馴染める様に頑張っていたのが印象的だったな。ボクが問題を起こした後もちょくちょく一緒にゲームをしようと誘ってくれててとても優しい人だったよ。後色々なゲームをしているからかある程度推理も得意そうだったな。でも本人がしてた立ち回りは基本的に推理と言うよりは他の人の推理の手助けって感じだったな。」
と一人目を軽く解説をする。その説明に輝夜は、
輝夜「ふ〜ん....そう言えばさっき誰にもバレずに殺さないといけない、みたいなルールがあるって言ってたわね。その時に推理する機会が訪れるって事?」
と狛枝に聞くその言葉に狛枝は、
狛枝「うん、そうだよ。ルールとしては、
1 犯人は凶器や犯行に使った物を不法投棄してはならない。
2 死体が犯人含めて3人以上の人物に目撃された時死体発見アナウンスと言う、参加者全員に殺しが起きたと言う事を伝えるための放送がされる
3 一定時間参加者は捜査をして情報を集める事が出来る。
4 一定時間後参加者は1箇所に集められ、『学級裁判』と言う物が行われる。学級裁判では各々自由に発言できみんなで推理する事が出来る。
5 全員で推理をした後に投票タイムというのもがあり、そこで一番票が多かった人が処刑される。
6 その人が犯人だったら白陣営の勝ち。犯人ではなかった場合白陣営全員が処刑され黒は無人島から出る事が出来る。
と言うのがあったね。それと参加者はみんな超高校級と呼ばれる特異な才能を持った人たちが集められてたよ。」
と説明する。その説明に輝夜は、
輝夜「なんかよくわかんないけどわかったわ。」
と返す。すると黙っていたレミリアが
レミリア「ねぇ、凪斗。その七海って人の事はどう思ってるの?」
と躊躇いながらもそう聞く。その言葉に狛枝は、
狛枝「どう思っているか.....?う〜ん、そうだね。さっきも言った優しい人って以外だと意外と抜けてるところが愛嬌があると思うな。まぁボク個人としてはあんまりそう言うのはわからないから断言出来ないんだけど。」
と返す。その言葉にレミリアは、
レミリア「そう.....よかっ.....」
と言う直前で口にするのをやめる。その様子に狛枝は小首を傾げ、輝夜はニヤニヤしやがらレミリアを見ている。そして当のレミリアは、
レミリア(よかった.....?何で私は凪斗がそう思っているのに安心したの.....?)
と一人自分の思考に困惑するのであった....