レミリアの決心を知ってかしらずか狛枝は再び解説を再開させる。
狛枝「次は....超高校級の発明家と言われた左右田和一くんと超高校級の飼育委員の田中眼蛇夢くん、そして超高校級の王女と言われているソニア・ネヴァーマインドさんだ。この3人は俗に言う三角関係.....って言っていいかは分からないけど少なくともソニアさんと田中くんが仲良くしているのに左右田くんは納得していない様子だったね。二人は全く気にしてなかったみたいだけど。さて、そこはおいておいて最初に紹介するのは左右田くんだ。彼は参加者の中だと比較的常識人でツッコミ担当になることが多かったね。ボケをしても大体スルーされるか冷たくあしらわれるだけだったね。一応いいところもあってそれは常識人枠ってことで基本的には無害っていうのと、一緒にいて嫌にならない程度の騒がしい人で見ていて退屈しないって事かな。さて、次は田中くんだ。田中くんは凄くてね、絶滅間際の生物の繁殖にも成功するほど優れた飼育員だったんだ。.....でもちょっと変わっているところがあってね。世間一般的に言えば厨二病ってやつなんだ。いつも分かりにくい単語で話しかけてきて他のみんなは理解出来てなかったから少しコミュニケーションを取りにくそうだったね。でも決して悪い人じゃなくて基本的には優しかったし、今まで自分が飼育していた貴重な生物の話とかしてくれて聞いていて面白い話も結構してくれた。ボク個人としては言いたいことも理解できるし、面白い話も聞けたから面白い人だと思っていたよ。さて最後にソニアさんだ。彼女は小さな島国の王女様で日本に留学しに来ていたんだ。ただ少し日本語の使い方がおかしい部分もあってまだ完全には馴染めていない状態だったね。性格は....いつもは普通の女子高生とそう変わらないけど真面目な時は王族らしく威厳のある姿を見せていたね。後は....彼女の善意は空回りしてコロシアイに発展してしまった時が多かったのは少し気の毒だったな。」
と狛枝はそう言う。その様子からレミリアは、
レミリア「善意の空回りって.....貴方がそう言うって事は本当に優しい子なのね。殺し合いが起きている島でそうなってると疑いが向いてもおかしくないのに。」
と率直な感想を言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「少なくともボクが見てきた悪人や何か裏がある人間たちとは違うと思ったから、本当に善意でやっているんだろうとそう解釈しただけだよ。他のみんなはそもそも味方を疑いたくないって気持ちが強かったんだろうね。....後、ボクが信用しているからってその人が善人である保証なんてないよ。あくまでもボクの認識にすぎないんだからさ。」
と嘆息しながらそう言う。その狛枝の言葉に輝夜が、
輝夜「それだけレミリアは貴方の判断を信頼してるってことよ。貴方がどう自分を評価しようともレミリアは貴方の判断を信じる、そんな目をレミリアはしてるわ。」
と言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「そうかい....信頼してくれているのは嬉しいよ。」
と一瞬だけ少し顔を俯かせた後そう言う。その狛枝の様子にレミリアは疑問を持つがすぐに狛枝はいつもの貼り付けた笑顔に戻ってしまう。輝夜はそもそも狛枝の表情の変化に気づいていなかった様だ。そして狛枝は、
狛枝「さて、これ以上脱線するのもよくないし解説に話を戻そうか。」
と二人に言う。レミリアは狛枝が一瞬だけ見せた表情に疑問を持ちながらも素直に狛枝の言葉に従うのであった....