話を人物紹介に戻した狛枝は再び解説をし始める。
狛枝「さて、もう紹介する人も残り2人だ....次に解説するのは超高校級のマネージャーである弐大猫丸くんと、超高校級の体操部の終里赤音さんだ。まず弐大くんだけど.....まぁ澪田さんと一緒で騒がしい人だったね。よく叫んだり大声で笑ったりしているのが印象的だったよ。でも彼は自分がどんな状態になろうともその姿勢を崩す事はなかった...たとえ自分の体が自分の肉体ではなくなったとしてもね。」
と狛枝はそう言う。その言葉に輝夜は、
輝夜「自分の肉体ではなくなる.....?どう言う意味?」
とその先ほどの説明だけではよくわからないため狛枝に質問する。その言葉に狛枝は、
狛枝「....彼はさっき名前を出した終里さんを庇って大怪我を負ってしまったんだ。彼を治療する手段がなかったボクたちは仕方なくモノクマに頼って弐大くんを治療してもらった....ただモノクマでも無理だったのか、あるいはただの嫌がらせか彼の体は機械に改造されてしまったんだ。元々大柄だった肉体も見る影もなく言ってしまえば彼はただの機械人形と化してしまった....多分彼も内心悔しかったと思う。磨き上げた自身の肉体を失い全身機械になる事は。でも彼はそんな状態でもいつものように豪快に笑ったんだ。「生きているだけで儲け物」って言ってね。流石にボクも驚いたよ。落ち込む様子を見せるどころかみんなに心配をかけないように振る舞うなんてさ。その行動には尊敬の念を抱いたくらいだよ。.....まぁそんな風にムードメイカーとして頑張っていた彼もコロシアイの犠牲者となってしまったんだけどね。」
と弐大についての説明を終える。その説明を聞いていたレミリアは、
レミリア「....芯が強いやつだったのね、そいつ。」
とその感じた印象をそのまま狛枝に言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「そうだね。精神が限界に近づいていた参加者のみんなも彼の明るさに少なからず救われていた部分もあるだろうし彼は自身に課した役目をしっかり完遂したと思うよ。....さて、次は終里さんだ。彼女は体操部の選手って事で身体能力が高く柔軟な動きを得意としていたみたいだね。性格は大雑把で感覚型。でも彼女の勘は結構当たる時が多くて日向くんは彼女が勘で言った言葉で謎に気づくこともあったみたいだしね。ただ少し無鉄砲が度がすぎる部分もあってね...一人でモノクマに戦いを挑んでその結果弐大くんの大怪我に繋がってしまった。それで流石にこりたと思ったらまたモノクマに戦いを挑んでいて流石に頭を抱えたよ。勇気と蛮勇は違うって言うのにさ。」
と少し呆れまじりにそう解説する。その解説にレミリアは、
レミリア「....貴方、そうとうその女に振り回されたわね?」
と狛枝の様子からそう読み取る。その言葉に狛枝は、
狛枝「.....うん、ほんとにね。」
と苦笑いとため息が入り混じった様な表情をしながらそう返す。そして狛枝はそんな珍しい表情のまま
狛枝「さて....これで参加者全員の解説は終わったよ。満足してくれたかな?」
と二人に言う。その言葉を聞いた輝夜は、
輝夜「待って、まだ説明してもらってない参加者がいるわ。」
と狛枝に言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「.....ああ、モノクマかい?でもあいつに関してはボクもよく知らなくて....」
とそう思い言葉を続けようとするがその言葉を遮り、
輝夜「違うわよ。私が解説して欲しいのは....貴方自身のことよ、狛枝。」
と輝夜はそう言うのであった....