狛枝「.....ボク自身について?」
輝夜の言葉を聞いた狛枝はそう言葉をこぼす。その言葉に輝夜は、
輝夜「ええ、貴方自身について。他の人の事はわかったけど貴方自身がどういう人間なのかって言うのを理解するのには貴方自身の話も聞いておかないといけないでしょ?」
と返す。その言葉に狛枝は、
狛枝「なるほど....」
と納得した様な表情を見せた後、
狛枝「分かった、ボク自身についても話すとするよ。」
と言葉にする。そして、
狛枝「さて.....ボクこと狛枝凪斗は元の世界では超高校級の幸運を呼ばれていたんだ。超高校級の幸運っていうのはその名の通り特異な幸運を持っている人って事だよ。一年に一回全国の高校生からくじ引きで一人を選んでその選ばれた人を超高校級の幸運と呼ぶんだ。でも同じ名前って言っても人によってまちまちでね....単純に運のいい人も居れば普段は運が良くないのに命の危機に瀕した時だけ異様に運がいい人、ボクの不幸と幸運の等価交換で結果的に幸運な結果になる、みたいに同じ名前のものなのに中身が全くの別物な事が多かったね。」
と軽く自身の才能について話す。その解説にレミリアは、
レミリア「.....まさに千差万別って感じね。」
と素直な感想を口にする。その言葉に狛枝は、
狛枝「ボク達からすれば体質のようなものなんだよ。それでボク以外の幸運の人たちも少し性格がおかしいことって言われることもあるみたいだけど「そう言う幸運を持っているからそういう性格になった」と言う方が正しいんだろうね。」
とそう言葉にする。その言葉に輝夜は、
輝夜「幸運については分かったけど貴方自身の事についてはまだ説明してもらってないわ。」
と狛枝自身の事について説明を求める。その言葉に狛枝は、
狛枝「ボク自身のことね.....それなら以前の裁判で言ったのが全てだと思っているよ。夢や希望を持つのもおこがましいほど...努力をするのもずうずうしいほど...ボクは決定的に最低で最悪で愚かで劣悪で、何をやってもダメな人間なんだ。」
とあの時と一文一句変わらない言葉を吐く。その言葉を聞いた輝夜が、
輝夜「貴方に自身の事を聞くのは間違いだったみたい....」
と言っている時、いつの間にかレミリアが狛枝の頬をつねっているのに気づく。
狛枝「ほょっとれひぃりあふぁん、いふぁいいはぁいよ。(訳 ちょっとレミリアさん、痛い痛いよ。)」
レミリア「前にも言ったのになんで貴方自分を卑下する癖を治そうとしないのよ!」
と、痴話喧嘩をしている様だ。その様子を見た輝夜は思いついた様に指を鳴らし、
輝夜「そうだ、レミリア。貴方が狛枝がどう言ったやつなのかって事を説明してくれない?」
とレミリアに言うのであった.....