レミリア「それで.....」
輝夜「ごめん、私が言っておいてなんだけどもういいから。本当にお腹いっぱいだから。」
レミリアがまだまだ狛枝の事を話そうとしている様子を見て輝夜はその様な事を言いレミリアを制止する。あれからレミリアは狛枝についての事を小1時間語り続けたのだ。狛枝も流石に気恥ずかしくなってきた様で途中から指で頬を掻いていた。その様子を見たレミリアは、
レミリア「.....そう。」
と少し言い足りなそうにしながらも話すのを止める。その様子に内心狛枝が、
狛枝(....いつまで話すつもりだったんだろう...)
と内心疑問に思っていると輝夜が、
輝夜「ふぅ....とりあえず狛枝がどんなやつかって事は大体理解できたわ。で今から過去について語って欲しいと思ってたんだけど....」
と言いながら庭の方に目線を向ける。二人もそちらに目線を向けるともう朝日が登っていた。太陽の上がり具合から見て6時ごろだと分かる。そしてレミリアは自身が日の光の下に晒されかけていることに気づき急いで日陰になっているところに避難する。そんな中輝夜は大きなあくびをしながら、
輝夜「流石に眠くなっちゃった....狛枝、また暇が出来たらでいいならまたここに来てくれない.....?その時にまた色々話を聞かせて欲しいから....」
と狛枝に言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「ボクでよければいつでも....と言いたいところだけどそろそろ約束をするだけして行ってないところに回らないといけないからしばらく後になってしまうね。それでも構わないかな?」
と輝夜に確認する。その言葉に輝夜は、
輝夜「ええ....それでいいわ....じゃあ...また...今度...」
と返したすぐ後に眠ってしまう。それを確認した狛枝は近くに置いてあった布団から掛け布団だけ取り輝夜にかける。そして、
狛枝「蓬莱山さんも寝ちゃったし帰ろうか、レミリアさん。」
とレミリアに向けて話しかける。その言葉にレミリアは、
レミリア「....ええ、そうよね。」
と少し困った様にそう返す。その様子に狛枝は疑問を持ち一瞬思考しある答えを導き出す。
狛枝「....もしかして今、日の光を遮る方法がない?」
とレミリアに確認するとレミリアは無言で頷く。それを確認した狛枝は、
狛枝「帰るのが遅くなるのも考慮して日傘を持ってくるんだったな....」
と言いながら狛枝は考え始める。そして数分経った頃狛枝が、
狛枝「.....帰る方法を一つだけ思いついたけど....」
と呟く。その呟きにレミリアは、
レミリア「....私のことを気にしてるならそれは不要な気遣いよ。今回は私のミスでもあるからどんな帰宅方法でも文句は言わないわ。」
と言う。それを聞いた狛枝は、
狛枝「そっか....」
と言った後パーカーを脱ぐ。急なその行動にレミリアは困惑していると、
狛枝「レミリアさん、ボクの胴体に引っ付いた状態で帰ることになるけどいいかな?」
とレミリアに問うのであった.....