狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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この二人いつまでいちゃつくつもりなんでしょうね.....(他人事)


148話 帰宅方法

狛枝の言葉を聞いたレミリアは、

 

レミリア「......え?」

 

と一瞬フリーズした後その様な声を出す。その様子に狛枝は、

 

狛枝「.....ああ、意図が伝わってなかったかな?くっついた後にこのコートを上から着ればボクとレミリアさんの身長差からして日の光に当たらず移動できるでしょ?レミリアさんには首から腰辺りでがっちり掴まってもらう必要があるし少し窮屈になってしまうと思うけど....一番手っ取り早いのはこれかなって思ってさ。これがダメならまた別の案になるけど....袋か何かでレミリアさんを包んで運ぶ、みたいな案になってしまうね。」

 

と解説する。その説明にレミリアは、

 

レミリア(物みたいに運ばれるのは嫌、でもそれだと凪斗にくっつくことを容認すると意味すると同義....凪斗にくっつくこと自体は別に嫌って言うわけじゃないけど流石に恥ずかしさが勝つっていうか....でも物として運ばれるのは私のプライドが許さないし....いやでも凪斗の提示した案だと結構な時間凪斗と至近距離でいないといけないってこと.....そんなの無理、恥ずかしくて死んじゃう.....でもでも....)

 

と無限ループに陥ってしまう。その様子に狛枝は、

 

狛枝「....ああ、そうかそうだよね。ボクなんかとしばらくの間密着状態でいるなんて嫌か。気が利かなかった、ごめんね。物として運ばれるのは嫌だろうしまた別の案を考えるよ。」

 

とそう言う。その言葉にレミリアは、

 

レミリア「それは違う!....違うけど.....」

 

と咄嗟にそう返すと同時に思考が追いつき、顔が真っ赤になるほど恥ずかしくなりその場に蹲る。

 

レミリア(何言ってるの私!もっとクールに否定すればよかったじゃない!あんな言い方だとまるで凪斗とくっつきたいみたいじゃない!そんなんじゃない、そんなんじゃないから!)

 

と自分に言い聞かせる様に思考していると、

 

狛枝「えっと....レミリアさん?嫌ならそう言ってくれたらいいし、何かボクの言った方法だと君に不都合があるならそう言ってくれたらいいからね?」

 

と狛枝が純粋に心配そうにしている声色で言ってくる。その言葉にレミリアは、

 

レミリア「.....大丈夫、少し取り乱しただけだから。」

 

とどうにか平然を装いそう答える。その様子に狛枝はまだ心配そうにしているが、

 

レミリア「....帰る手段はさっき凪斗が言ってた手段で構わないわ。」

 

とレミリアが意を決した様にそう言う。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「.....?まぁいいや。じゃあはい、背中に掴まれるかい?」

 

とよくわからないと言った様な表情をしながらも屈みながらそう言う。その言葉にレミリアは少し躊躇いながらも背中を掴んで足も出ない様に胴体にがっちり絡ませる。それを確認した狛枝は上からコートをかける。外部からは不自然な膨らみができている様に見えるだろうがそこまで人の目を引くほどおかしくもないといったところだ。それを確認した狛枝は、

 

狛枝「(レミリアさんが小柄で助かった....)しばらくその状態でじっとしててもらう事になるけど大丈夫かい?」

 

とレミリアに聞く。その言葉にレミリアは、

 

レミリア「うん.....」

 

といつもの堂々とした立ち振る舞いは何処はやら、しおらしい声色でそう返す。その様子に狛枝は、

 

狛枝(何か臭うかな......?)

 

と疑問を持ちながらも歩き始める。そしてレミリアはと言うと、

 

レミリア(凪斗、コートを引力の魔法でしっかり調節して光を通さないようにしてくれてる....確かにこれなら間違っても日に当たる事はないけど....凪斗の体温とか匂いとかがダイレクトに伝わってきて....こんな状況落ち着かないわよ.....)

 

と一人悶々とそう考えているのであった.....

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