—それからさらに30分後
それから特に問題が起きることもなく紅魔館に着く事ができ、紅魔館内に入ったレミリアは名残惜しそうにしながらも背中から降りる。もう最初に感じていた恥ずかしさは何処かへ行ってしまった様だ。その様子に狛枝は、
狛枝(出来ればもう勘弁して欲しいな.....)
と苦笑いをしながら見守っていると、
咲夜「おかえりなさいませ、お嬢様。」
と何処からともなく咲夜が出てくる。その言葉にレミリアは、
レミリア「ただいま〜咲夜。」
と上機嫌な様子でそう返す。咲夜が出てきたのを確認した狛枝は、
狛枝「.....ボクはしばらく休んでくるよ。レミリアさん、ベット使う事になってしまうけどいいかな?」
と報告と一応の確認をする。その確認にレミリアは、
レミリア「自由に使ってくれていいわよ。薬の影響で多分明日の朝までは寝なくて大丈夫だろうしゆっくり休んできなさい。」
とレミリアは答える。その言葉に狛枝は、
狛枝「ありがとう.....それとおやすみ。」
と言い部屋へ向かって行く。それを見送ったレミリアは、
レミリア「ねぇねぇ、咲夜。前に凪斗を変えるにはどうしたらいいかって相談した事があったわよね?あれ以降でまた凪斗について何かわかった事はない?」
と咲夜に定期的に確認していることを聞く。その質問に咲夜は、
咲夜「そうですね.....洋食より和食の方が好きそうだとは感じましたね。」
と答える。その言葉にレミリアは、
レミリア「......そう言う好みの事を聞いたつもりじゃなかったんだけど。」
と少し呆れ気味に言う。その様子に咲夜は、
咲夜「私は真面目に答えたつもりですよ?殿方を堕とすには胃袋を掴むのが一番確実な方法ですし。」
と心外そうな表情を浮かべながらそう言う。その言葉の意味を少し遅れて理解したレミリアは、
レミリア「......そんなんじゃないから。凪斗とそう言う関係になりたいわけじゃないから。」
と明らかに顔を赤らめそう返す。その言葉に咲夜は、
咲夜「.....そうですか。」
と少し残念そうな表情を浮かべながらそう言う。その咲夜の様子にレミリアは不服そうに見つめていると、
咲夜「(いじり過ぎましたか)....お嬢様、これからどうするおつもりですか?」
と咲夜は話の方向を変える。その言葉にレミリアは、
レミリア「.....寝る気も起きないし何か口にいれたいわ。」
と少し考えた後に言う。その言葉に咲夜は、
咲夜「わかりました、お嬢様。では数分後に食堂に食事を持っていけばいいでしょうか?」
と確認する。その言葉にレミリアは、
レミリア「ええ、それでいいわ。後食事の内容は貴方に任せるから。」
と言い食堂の方へ歩いて行く。それを見送った咲夜は、
咲夜「....あの様子だと多少は距離は縮まった様ですね。」
と満足そうに頷きながら食事の準備に取り掛かるのであった....