—時刻 10時頃
狛枝「うぅん.....少しは休めたか....」
数時間睡眠を取った狛枝はそう呟きながら立ち上がる。部屋にレミリアの姿は見当たらず幻想郷に来てからはあまりいる事のなかった静かな空間が広がっていた。そんな状況で狛枝は、
狛枝「外出するか、計画を立てるか.....悩みどころだな。」
と一人呟く。そのまま立ってしばらく思考した後狛枝は、
狛枝「何処かへ行く途中に考えでもすればいいか....」
と言う結論に至りレミリアの部屋から出る。部屋の外は特に変わった様子はなく妖精メイド達が忙しなく働いている。それを確認した狛枝は、
狛枝「そういえば外出する事を誰かに伝えないといけないのか....面倒だけどレミリアさんか十六夜さんを探すとしようか。」
と言い探そうとすると、
咲夜「外出するつもり?」
と後ろから声をかけられる。その声に狛枝は、
狛枝「そうだね。許可を貰えるかな?」
と振り向きながらそう返す。その言葉に咲夜は、
咲夜「好きにすればいいわ。後わざわざ許可を貰わなくてもお嬢様の部屋に書き置きを置いておけばいいと思うわよ。」
と許可を出す。その言葉に狛枝は、
狛枝「それはいい事を聞いたな。次からはそうさせてもらうよ。」
と返しながら玄関の方に向かって歩き出す。その後ろ姿に咲夜は、
咲夜「また何かしでかす気?」
と聞く。その言葉に狛枝は、
狛枝「.....さて、どうだろうね?」
と含みのある笑顔を咲夜に向けそう返しそのまま改めて玄関の方に向かうのであった.....
—紅魔館の門の前
いつも通り眠っている美鈴の横を通り過ぎて狛枝は、
狛枝(行先の案としては守矢神社か命蓮寺だけど.....個人的に興味を惹かれるのは命蓮寺の方が上かな。確か場所は.....人里のはずれだったね。それなら急ぐ必要もない、ゆっくり考えながら行くとするか。)
と考えゆっくり歩き出す。
狛枝(とはいえ次大きな動きをするとなると以前よりも大きな前準備が必要になるね....前は警戒されていなかったからあまり凝った仕掛けにする必要はなかったけど今はそうじゃない。以前の異変の件で多少は警戒は薄くなっただろうけどまた妙な動きをして感知されたら再び強く警戒されてしまう。となるとボクが自由に動ける状態にする必要があってさらに起きてすぐにボクの仕業だとバレない様な仕掛けにしないといけないって事。ハードルは高いけど.....決して無理ではないね。確実な方法は一つ思いついたけど”あいつ”の協力が必要になるからなしだとして.....起こす事件もある程度考えないとな....以前の様に人里を襲わせるのもいいけどそれだとすぐにボクに疑いが向く。となれば次起こす事件は人里以外の何処か、あるいは......)
と一人不穏な考えを浮かべながら命蓮寺に向かうのであった.....
自分で書いていてなんだが.....こいつまったく懲りてないな。