狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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15話 信用

その命令の内容を聞いた狛枝は

 

狛枝「スカーレットさんと一緒に?ああいや、別に君た飲むのが嫌って言うよりも君がボクなんかと飲んでスカーレットさんは楽しめるのかなと思って。」

 

と疑問を口にする。その言葉にレミリアは

 

レミリア「その自分を卑下する癖はやめなさい。貴方は私が気に入った数少ない人間なのよ。むしろその事を誇りに思いなさい。それに私は貴方とでいいじゃなくて、貴方とがいいのよ。凪斗、わかったわね?」

 

と答える。それを聞いた狛枝は、

 

狛枝「.....まぁ、ボクでいいのは分かったよ。それとこのワインは何処で飲むんだい?」

 

といった。それにレミリアは、

 

レミリア「私の部屋でいいでしょう。他にも食堂とかもあるけど、誰か来ちゃいそうだし。私、誰かとワインを二人っきりで飲んでみたかったのよね〜」

 

と言う。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「ボクを部屋に入れていいのかい?君目線でもボクはまだ誰かも分かっていない状態だ。もしかしたら八雲さんが言ってた様に異変を起こす様な男かもしれない。そんな爆弾かもわからない様な男を君は1日程度で信用したのかい?」

 

と問う。それにレミリアは、

 

レミリア「私は、貴方を従者として迎え入れた。その時点で他の紅魔館の住人と立場的には対等な存在として私は貴方を受け入れたの。もちろんまだ1日程度の関係だから完全に信頼できるってほどじゃないけど、それでも家族同然の立場として受け入れた。貴方が裏切るなんてことがあるのであれば、それは私の甘さと観察眼の不足だったとでも自分をせめるわ。」

 

と答える。その様子に

 

狛枝「....十六夜さんが従い、ノーレッジさんが君を信頼している理由がわかった気がするよ。.....君には強いカリスマ性があるんだね。」

 

と狛枝は言う。それを聞いたレミリアは、

 

レミリア「そうでしょうそうでしょう♪私の事は幻想郷一のカリスマと呼んでもいいわよ!」

 

と気分を良くしたのかドヤ顔で言う。それに狛枝は

 

狛枝「それは遠慮しておくよ。」

 

と笑顔で断った。そして狛枝は内心

 

狛枝(....まぁ、正直なところスカーレットさんの良さって言うのはカリスマ性以上にその優しさなんだろうね....ボクなんかにも優しくしてくれるところを見るに紅魔館のみんなに好かれるのも納得できる。......でもその優しさが甘さに繋がって、スカーレットさんを危機に陥ってしまう事もあるんだろうな....その時は他のみんなでスカーレットさんを支える必要があるんだろうね。)

 

とレミリアの顔を見ながらその様な事を考える。そんな様子の狛枝にレミリアは、

 

レミリア「何?私の顔に何かついてる?」

 

といい顔を擦る。それに狛枝は、

 

狛枝「いや、ただ少し考え事をしていただけだよ。」

 

と言い否定する。それを聞いたレミリアは

 

レミリア「そう、ならいいわ。さてそろそろ部屋に向かいましょう。ずっと立ち話もなんだしね。」

 

と言い部屋への道を進んでいく。そして狛枝はワインを持ちついて行きながらも

 

狛枝(......未成年での飲酒って幻想郷では問題ないって事で大丈夫だよね....?)

 

と今更ながらそんな事を考えるのであった.....

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