159話 お互いの状況を
七海「もぐもぐ.....」
狛枝(....美味しそうに食べるな。)
あれから10分前後、狛枝は軽い食事をぱっぱと作り食事を始めた。食事内容は本当にシンプルで、パンと目玉焼きそして適当に盛り付けたサラダにドレッシングを掛けたものの3つだ。その出されたものを七海は美味しそうに食べ狛枝も軽い食事を済ませる。そして七海が食事が終わったタイミングで、
狛枝「ねぇ、七海さん。君はなんでここにいるかわかる?ボクはここに来てしばらく経つけど来た理由は、「ボクの幸運由来のもの」ってことしか分かってないんだ。」
と七海に質問する。その質問に七海は、
七海「私はここに来て一週間くらいだった.....と思うよ。来た理由だけど私にもわかんない。目を開けたらいつの間にかここにいたって感じだったから。」
と返す。その答えに狛枝は、
狛枝「なるほどね.....ところで七海さんはあのコロシアイ修学旅行についてちゃんとした記憶はあるかい?実はボクは記憶が混濁していてね。4つ目の事件の捜査している途中からの記憶が良く思い出せないんだ。分かっていることと言えばあのコロシアイ修学旅行でボクは間違いなく命を落としたんだと言うことくらいだよ。」
とさらに質問する。その質問を聞いた七海は、
七海「......そっか、覚えてないんだ。」
と安心した様な、それでいて少し残念そうな感情が混ざり合った様な表情でそう呟く。その様子に狛枝は少し不思議に思うが、
七海「私もあんまり覚えてない.....かも。」
と七海は誤魔化す様にそう言う。その言葉に狛枝は追求しても七海は喋らないから無駄だと言うことを理解し、
狛枝「そっか。それなら仕方ないね。それと七海さん。幻想郷については知っているかい?」
と違うことを確認する。その言葉に七海は、
七海「幻想郷.....?」
と小首を傾げている。その様子から狛枝は、
狛枝「その様子だと知らないみたいだね。今から色々説明してもいいけど.....ここから出てからの方が分かりやすく説明できそうだし出ることを優先しようか。」
と七海に言う。その言葉に七海は、
七海「お、遂に探索ですな〜?.....でもその扉はどうやって開けるの?二人で体当たりしても多分開かないと思うけど。」
と乗り気であるものの冷静にその様なことを聞く。その言葉に狛枝は、
狛枝「ま、見ててよ。少し強引な手段にはなってしまうけど.....」
と言いながら扉に向かって手を向け、そして軽い衝撃波を放ち扉にぶつける。すると扉と開けれない様に固定していたらしいタンスを吹き飛ばし無理やり通れる様にし、
狛枝「これで空いたことだし行こうか、七海さん。」
と七海の方を向きそう話しかける。その一連の流れに七海は、
七海「わあ......いつの間に魔法を使える様になったの?」
と少し興奮気味に狛枝に問う。その質問に狛枝は、
狛枝「ここから脱出出来たらゆっくり教えるよ。だから今は脱出をすることに専念してくれないかな?」
と探索に集中させるためにその様なことを言う。その言葉に七海は、
七海「お、言いましたな?じゃあ外に出たらちゃんと教えてね?」
と狛枝に約束をするよう促す。その言葉に狛枝は、
狛枝「うん、約束するよ。」
とその意図を察してそう返す。その返しを聞いた七海は、
七海「よ〜し、そうとなれば脱出を目指して頑張るぞ〜!」
とそう言う。その言葉に狛枝も、
狛枝「お〜!」
と一緒になってそう言うのであった.....