狛枝「......やっぱり、七海さんだったんだ。」
七海の隠していたその真実を聞いた狛枝は、そう言葉にする。その言葉に七海は、
七海「気づいていたの?」
と首を傾げながら言う。その質問に狛枝は、
狛枝「確証はなかったけどね。ただあの6人の中から内通者が誰かって考えたら才能が不明な日向くん、意識的か無意識的かはわからないけど殺人のきっかけになる様な行動を2回したソニアさん、そして他のみんなと比べて裁判の中心となることが多かった七海さん。この中の3人の誰かだとは思っていたよ。」
と素直に答える。その答えに七海は、
七海「日向くんの事は私もよくわかんないけど.....ソニアさんは大丈夫だよ。」
といつもとは違いそう断言する。その七海の言葉に狛枝は、
狛枝「そっか。七海さんが断言するって事はそうなんだろうね。」
と返す。その二人の様子にモノクマは、
モノクマ「大体予想はできていたけど七海さんが正体を明かしても狛枝くんは対して驚かなかったか。つまんないの。」
と残念そうにしている。そのモノクマの様子に狛枝は、
狛枝「そう言うのはいいからさっさと次のゲームに行ってくれない?と言うか後何ゲームあるわけ?」
と言う。その言葉にモノクマは、
モノクマ「用意しているゲームは後二つだよ。正直あんまり凝ってるものが作れなかったから少し後悔してるけど。」
と答える。その答えに狛枝は、
狛枝「はいはい、製作者の苦労話はまた後で聞くからさ。さっさと次の部屋に行かせてよ。」
と適当に返す。その返しにモノクマは、
モノクマ「はいはい、もうせっかちだな〜。」
と言いながら教壇の方へ姿を消した後、
—ガチャ.....
と扉の方から音がする。それを確認した狛枝は、
狛枝「開いたみたいだね。」
と七海に話しかける。すると七海は、
七海「......怒ったりしないの?」
と少し顔を俯かせながらそう聞く。その質問に狛枝は、
狛枝「?どうして七海さんに怒ったりしないといけないの?そもそもボクなんかが七海さんに怒ったりするわけないじゃない。」
とそう返す。その返しに七海は、
七海「.....だって私はあのコロシアイ修学旅行で裏切り者だって事を隠してたんだよ?いくら狛枝くんでも不信感を持たれちゃうのかなって......」
と返すと狛枝は、
狛枝「それは違うよ、七海さん。確かにあの場で君は裏切り者だったのかもしれない。でも君はずっと他のみんなを心配してくれてたし、誰よりもコロシアイに否定的だった。コロシアイが起きて欲しかったボクとは違う考えだったけどそれは素晴らしい心構えだとボクは思ったんだ。そのボクの中の七海さんの評価は裏切り者だからって言う理由だけで揺らぐものでもないんだよ。」
とすぐにそう返す。その狛枝の言葉に七海は、
七海「.....なんか、狛枝くん変わった?」
と狛枝に言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「そうかな?」
と聞く。それに七海は、
七海「上手く言葉にできないからあれだけど.....慰め方って言うのかな?それが上手くなってる....ような気がする。」
と答える。その答えに狛枝は、
狛枝「ボクはそうは思わないけど.....まぁそんな事を論争する必要はないか。」
と七海に返す。その返しに七海も、
七海「そうだね。扉も開いた事だし早く進んじゃおっか。」
と気持ちを切り替えながら教室の扉を開けるのであった......