—地上
モノクマ「.....潮時だね。」
とレミリア達と戦っていたモノクマはそう呟く。既に数体のモノクマはスクラップにされており今もとてつもない勢いでモノクマを攻撃している。しかしモノクマとしてはこれ以上構う理由もないため、
モノクマ「さて、ボクはそろそろトンズラさせてもらおうかな。」
とレミリア達と距離を取りそう言う。その言葉にレミリアは、
レミリア「逃げるな!」
とモノクマに言うが聞くそぶりも見せず、
モノクマ「じゃあね〜。」
と言いモノクマは姿を消す。それにレミリアは震えるほどの怒りを覚えるが、
パチュリー「落ち着きなさい、レミィ。」
とパチュリーがレミリアを宥める。その言葉を聞いたレミリアは徐々に冷静になりながら、
レミリア「....ごめん。」
とパチュリーに言う。その言葉にパチュリーは、
パチュリー「貴方が怒る理由はわかっているわ。だから謝る必要はない。」
と言う。その様な事をしていると、
魔理沙「二人とも、後ろ後ろ!」
と魔理沙が言う。二人は不思議に思いながら後ろを向くといつのまにかそこには扉が置いてあった。そして扉が開くと、
狛枝「お、本当に出れた。」
七海「やっぱり見覚えはない....ここが狛枝くんの言っていた幻想郷ってところなの?」
と話しながら出てくる二人がおり、二人が出てくると扉は消える。そして狛枝の姿を見たレミリアは、
レミリア「凪斗.....!」
と呟いて狛枝に抱きつく。そのレミリアの行動に狛枝は、
狛枝「おわっ!?」
と驚いた反応を見せながらもレミリアを受け止める。そして狛枝がレミリアの顔を見ると、
レミリア「よかった....本当に...よかった....」
と涙を流しながら呟いていた。そんなレミリアの状態を見た狛枝はそんなに心配していたとは思ってもおらず、少し驚いたような表情を浮かべた後、
狛枝「心配かけてごめんね、レミリアさん。」
と優しく抱き返す。その言葉にレミリアは、
レミリア「ほんとよ....ばか....」
と言い狛枝の胸に顔を埋め、背中に手を回して離さないようにする。そんな状況を見ていたパチュリーは、
パチュリー「.....ところで、貴方は一体誰なの?」
と二人の邪魔をしないように七海に話しかける。そして七海はと言うと、
七海「.....あ、私?」
と少しぼうっとしていたらしくその様に返す。すると魔理沙も、
魔理沙「そうだ、お前は何者なんだ?」
と七海に聞く。その質問に七海は、
七海「私の名前は七海千秋....みんなからは超高校級のゲーマーって呼ばれてるんだけど....ここではその呼び名だと通じないよね。」
と自己紹介をする。その自己紹介にパチュリーは、
パチュリー「超高校級....狛枝もその言葉を使っていたわね。と言う事は貴方、狛枝の知り合い?」
と七海に聞く。その言葉に七海は、
七海「うん、知り合い....だと思うよ。」
と答える。その答えに魔理沙は、
魔理沙「言い切ってくれよ....」
と少し呆れた様子でそう言う。するとパチュリーは、
パチュリー「....とりあえず狛枝も見つけたし紅魔館へ戻りましょうか。魔理沙も手伝ってくれて助かったわ。」
と言う。そのお礼に魔理沙は、
魔理沙「いいってことよ。困った時はまた頼ってくれてもいいからな。じゃ、またな〜。」
と言い箒に乗って何処かへ飛んでいく。それを見た七海は、
七海「おお....!箒に乗って空を飛ぶ魔法使い.....!」
と興奮気味に言っていると、
パチュリー「....とりあえず貴方、住居はある?」
と七海に聞く。その質問に七海は、
七海「ない....と、思うよ。」
と答える。その答えにパチュリーは、
パチュリー「わかった、それならとりあえず貴方も一緒に来なさい。どうせその様子だと自分が今何処にいるかもよく分かってないんでしょ?今日はとりあえず空いてる部屋で泊まって、これからどうするから明日から考えなさい。」
と七海に言う。その言葉に七海は、
七海「いいの?」
とパチュリーに聞く。その質問にパチュリーは、
パチュリー「多分大丈夫だと思うわ。レミィは多分反対しないだろうし。」
と答える。その言葉を聞いた七海は、
七海「そっか....ならお世話になります。」
とパチュリーに言う。その言葉にパチュリーは、
パチュリー「いいわよ。じゃあ私達は紅魔館へ戻るけど....二人はどうするの?」
と返しながらレミリアと狛枝にそう声をかける。その言葉を聞いた狛枝は、
狛枝「レミリアさん、帰ろう。」
とレミリアにそっと言う。その言葉を聞いたレミリアは、
レミリア「....もういなくならないで。」
と顔を埋めたままそう狛枝に言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「その約束は守れるかはわからないけど....守れる様には努力するよ。」
と答える。そしてその答えを聞いたレミリアはそっと狛枝から離れ、
レミリア「.....さて、戻りましょうか。そこにいる貴方も来るの?」
といつもの調子に戻しながらそう七海に聞く。その質問に七海は、
七海「うん、お世話になります。」
と返す。その言葉にレミリアは、
レミリア「別に構わないわよ。さ、そう言うことなら皆んなで紅魔館へ帰りましょうか。」
と言い、4人で紅魔館まで帰るのであった....