狛枝はモノクマ人形をとりあえず部屋に置き、再びレミリアの部屋へと向かう。ノックをすると、
レミリア「入っていいわよ。」
とレミリアの声がする。その声を聞いた狛枝は入室する。そして
狛枝「ごめんね、わがまま言っちゃって。」
と少し申し訳なさそうに狛枝が言うと
レミリア「従者のお願いを聞くのも主人の役目、気にしなくていいわ。それでも申し訳ないって思うのであればお酌でも頼もうかしら。」
と言いレミリアはグラスを狛枝に向ける。それに狛枝は
狛枝「仰せのままに。」
と言いワインを持ちコルクを開ける。部屋に小気味いい音が鳴り、そして狛枝はレミリアの持つグラスに注いでいく。レミリアのグラスの3分の1ほど注ぎ、狛枝は自分の分を入れる。そして両方に入れ終わった後レミリアが
レミリア「じゃあ乾杯しましょうか。」
と言いグラスを持つ。それを聞いた狛枝もグラスを持ち、
レミリア&狛枝「乾杯。」
と言いながら乾杯する。そして二人は匂いを楽しむ。
狛枝「....この匂いはラズベリーかな?ワインを飲んだことがないからあまり自信はないけど。」
と言う狛枝の質問に
レミリア「そうよ。確か咲夜が白玉楼に行った時に貰ったと言っていたわね。以前少し飲んだことがあって美味しかったのを思い出したからこれを選んだの。」
と答える。それに狛枝は、
狛枝「白玉楼.....確か幻想郷の冥界にあるところで、西行寺幽々子さんって亡霊が住んでるんだったっけ?」
と言う。それにレミリアは
レミリア「あら、知っていたの?」
と多少驚いた顔で言う。それに狛枝は
狛枝「以前借りた本にそんな事が書いてあっただけだよ。」
と答えながら一口飲んでみる。
狛枝(....うん、アルコールは初めてだったから少し不安だったけど美味しいね。度数の高さはわからないけど、極端に高いわけではなさそうだ。)
といった感想を抱く。その様子を見ていたレミリアも
レミリア「口にあったようでなによりよ。」
と言いながらワインを飲む。
そして二人はたわいのない会話しながら飲んでいく。
—-数十分後
レミリア「うー★」
狛枝「だから飲むスピード緩めた方がいいんじゃない?って言ったのに。」
レミリアは見事に酔った。狛枝が比較的ゆっくり飲むタイプだったのはあるが、レミリアは狛枝の数倍の量のワインを飲んだ。空となったワインが何個か転がっている。途中狛枝が警告しても、
レミリア「私、アルコールに強いから大丈夫よ!」
と言い聞かなかった。その結果がこれである。
狛枝「そんなにベロベロになるまで飲んじゃって....二日酔いとか怖くないのかい?」
と言いながら狛枝は片付けの準備をしている。それにレミリアは、
レミリア「うるさいわね〜。わたしはきゅうけつきだからそんなのこわくないの〜。」
と言う。そんな様子に狛枝は、
狛枝「まったく....ほら、スカーレットさん。
そろそろ寝た方がいいよ?眠気もあるだろう?」
と言いながら寝る事を進める。それにレミリアは、
レミリア「なぎと〜あなたあるじであるわたしにめいれいしようってわけ〜?」
と言いながら狛枝を押し倒す。それに狛枝は
狛枝「っと!?スカーレットさん、一体何をする気だい?」
と少し驚きながらも冷静に問う。それに対してレミリアは、
レミリア「あるじであるわたしにめいれいしようっていうわるいじゅうしゃにはおしおきがひつようでしょ〜?」
と言いながら狛枝の首辺りに顔を近づける。その様子に狛枝は
狛枝(これは....吸血するつもりかな?だとするとまずいね。酔ってるスカーレットさんがボクの血を吸いすぎてしまうかもしれない。どうにかしないと....)
と思い何とか振り解こうと抵抗するが降り解けずレミリアの顔が首に近づいてくる。どうしようもないと覚悟を決めたその時、
レミリア「......すぅ」
と寝息を立てながら狛枝の胸へ落ちる。そして狛枝は安堵しながら
狛枝「.....ふぅ、助かった。スカーレットさんが睡眠を取っていたらボクは無事ではなかったろうな。」
言う。そしてレミリアを腕で抱きベットの上にある棺桶を開けてその中にレミリアを入れる。
狛枝「これでよし、と。さて、後は後片付けをして部屋に戻るとするか.....」
と言いながら狛枝は一人後片付けをするのであった....