狛枝は一人白玉楼の台所で食器を洗っていた。そして、
狛枝(.....まったく、レミリアさんと付き合うとかありえないよね。そもそも論として彼女はボクに異性としての好意なんて持ってないだろうしボクも彼女とそう言う関係になるって言うのは望むところじゃ無い。彼女は超高校級のみんなと同じく、『希望の象徴』となりうる存在なんだ。そんな彼女とボクなんかが釣り合うわけがない。そうに決まってる.....)
と狛枝はそこまで思考したところで、思考を切り替える。
狛枝(....はぁ、わかってるよ。ボクがレミリアさんに少なからず惹かれてるのはさ。これが異性としてか友人としてかの気持ちはわからないけど少なからずレミリアさんといる時のボクはかなり満足感を感じているのは確かだ。.....本当に、嫌になる。ボクみたいなゴミクズがレミリアさんの様な優れた人に好意を向ける可能性があるって事実に反吐が出るほど気持ち悪い。レミリアさんは否定してくれるだろうけど事実として『ボクと一緒に居たら不幸になる。』のが確定しているんだ。今の関係ならまだレミリアさんが対処できる不幸だろうけど、仮にもっと深い仲になってしまったら.....)
と狛枝はそれを鮮明に想像してしまった。それは自身とレミリアが付き合ってお互いが幸せそうな光景を。その光景を想像した直後狛枝は、
狛枝「おっえぇ....げほ....げほ....」
と自己嫌悪によって気持ち悪くなり台所の流し台に嘔吐をしてしまった。そして狛枝が咳き込んでいる途中で妖夢が台所に戻ってくる。そして狛枝がゲロを吐いた事に気づいた妖夢は、
妖夢「大丈夫ですか!?」
と近寄ってくる。妖夢が来た事に気づいた狛枝は、
狛枝「あぁ....魂魄さんか。げほ....ボクは大丈夫だよ。」
とどうにかいつもの笑顔を作りながらそう言う。その言葉に妖夢は、
妖夢「それならよかったのですが....どうして急に嘔吐を?何か食事にアレルギーがある物でも入っていたでしょうか?」
とまだ心配している様子だ。その妖夢の質問に狛枝は、
狛枝「いや、アレルギーのある食材はボクにはないよ。ただ....ちょっと気持ち悪い事を考えてしまっただけだよ。」
と答える。その答えに妖夢は、
妖夢「そうですか....それと吐いたのが流し台だったので別に困る事はないですし気に病まないでくださいね?」
と狛枝に言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「ありがとう....」
とまだ気持ち悪い気持ちが抜けきっておらず口を手で押さえている。その様子に妖夢は、
妖夢「....よければ寝室をお貸ししましょうか?」
と狛枝に聞く。その言葉に狛枝は、
狛枝「.....お言葉に甘えさせてもらうよ。」
と返すのであった.....