レミリア「.....理由を聞いてもいいかしら?」
七海のその言葉を聞いたレミリアはそう聞く。その質問に七海は、
七海「.....今からする話を聞けばなんとなくわかると思うよ。」
と少し暗い表情を浮かべながら言う。その七海の様子を見たレミリアは、
レミリア(これは....大袈裟に言ってるやつじゃないわね。)
と理解し、表情を引き締める。そして七海はゆっくりと口を開き、
七海「....性格に言えば、私は人間じゃないんだ。私は人の手によってに作られた人工知能、簡単に言えば意思のあるロボットみたいなものなんだ。」
と自身の真実を口にする。その言葉にレミリアは、
レミリア「....どう言うこと?」
と思わず聞き返してしまう。そのレミリアの様子に七海は、
七海「混乱するのも無理はないよね。もっと噛み砕いて言うと、私と言う存在は『元々現実世界には存在していない人格』と言うことなんだ。」
とレミリアに言う。その説明を聞いたレミリアは、
レミリア「.....要するに貴方の人格が人間とは違う発生の仕方をしたのは分かったわ。でもだとすると貴方と凪斗はどうやって会ったの?貴方が作られた人格って言うのであれば貴方と凪斗が会う方法は画面越し、みたいな事になるはずでしょ?でも前の凪斗の説明ではまるで会ってきたかの様な説明だったわよ?」
と七海に聞く。その質問に七海は、
七海「当然の疑問だね。そこで重要になってくる事は.....狛枝くんや私がいた無人島は現実世界ではなかったと言う事だよ。」
と答える。その答えにレミリアは、
レミリア「どう言う事?」
と当然の疑問を聞く。その疑問に七海は、
七海「あの無人島は言わば電脳世界.....わかりやすく言うとゲーム....じゃわからないか。人が作った物語の世界に人の意識を送ってそこでその意識を送った人の体を構成し、そしてその体に送った意識を入れ込む。そうすれば意識の送られた人は急に無人島に行ったとしか認識できなくなるんだ。」
と答える。その聞き馴染みのない単語ばかりであまりよく理解できなかったレミリアは、
レミリア「.....もっと簡単に説明できない?」
と七海に言う。その言葉に七海は、
七海「そうだな....じゃあまず現実世界をa世界、電脳世界をb世界と定義して解説するよ。最初はもちろん人はa世界にいるんだけど、人の手によって『作った管理者が操れる世界』であるb世界が作られた。そしてその世界を作った人物は、『a世界にいる人物の体をb世界で構成し、そこにその人の意識を入れればそこは現実と何も変わらない』と言った事を考え、ある15人の人物をそのb世界に送ったんだ。だけど何かイレギュラーが起きたら困るから、ウサミっていうそのb世界の中では最高の権力を持った者とその15人と同じ目線で観察できる内通者....つまり私と言う存在の精神と肉体を作ったんだ。」
と説明する。その説明を聞いたレミリアは、
レミリア「.....要するに貴方はb世界でないと存在出来ないって事?」
と確認する。その質問に七海は、
七海「そのはず......だったんだけどね。」
と歯切れの悪い返しをする。その返しにレミリアは、
レミリア「その様子だと貴方も自分が一体なぜここにいるのかは分かってないみたいね。まぁそこはいいとして、さっき言ってたある15人って.....」
と言う。そのレミリアの言葉を聞いた七海は、
七海「その様子からするに狛枝くんから私たち15人の話は聞いてるみたいだね。うん、その15人がコロシアイ修学旅行に参加していた人たちだよ。」
と言う。その言葉にレミリアは、
レミリア「なるほどね.....いや、ちょっと待ちなさい。じゃあ管理者は元々凪斗達にコロシアイをさせるつもりだったって事?」
と言う可能性に気づき質問をする。その質問に七海は、
七海「いや、それは違う。元々の用途は....絶望に堕ちてしまった人を更生させる為に作られた世界だったんだ。」
とそう答えるのであった....