レミリア「.....っ!」
狛枝が去った後の一人で図書館の本を読んでいたレミリアは突如脳内にあるビジョンが見える。それは....腕と足は切り刻まれしゃべらない様に口は塞がれておりそして胸には大きな槍が突き刺さっている、狛枝の姿であった。突如流れたそのビジョンにレミリアは思わず、
レミリア「今のは.....?」
と一人疑問の声を漏らす。
レミリア(何なの今のビジョンは.....まさかあれが凪斗の運命の末だとでも言うの....?いえ、そんなはずがないわ。だってあの凪斗よ?あの凪斗があんな風に死ぬなんてありえないわ。そう、絶対に....)
と自身に言い聞かせる様にそう思っていると、
七海「レミリアさん、どうかしたの?」
といつのまにかそばにいた七海がそう話しかけてくる。その言葉にレミリアは、
レミリア「....いえ、なんでもないわ。ただちょっと立ちくらみをしちゃったみたい。」
とそう誤魔化す様に言う。しかし内心では、
レミリア(ありえない、そのはずなのに.....何で私はこんなにも心配をしてしまっているの?まさか今のビジョンは、私の能力でこれから起きる未来を先に見せたとでも言うの.....?いや、そんな事があるはずがない。今まで無意識のうちに能力が発動するなんてなかったし、そもそもとしてあそこまではっきりとした未来を見るためには本人が近くにいる必要がある。だけど今、凪斗はここにはいない。だからあんなにくっきりとしたビジョンで見えるのはありえない。だから今のビジョンは、ただの幻覚の様なものでしょう。なんでそんな幻覚を見たのかはわからないけど.....)
と未だに釈然としていない様子だ。その様子に七海は、
七海「レミリアさんの能力でなにか未来でも見たの?」
とそう心を見透かした様にそう聞く。その質問をされたレミリアは、
レミリア「貴方....知っていたのね、私の能力を。」
とそう驚きながら聞く。その言葉に七海は、
七海「うん、ノーレッジさんが教えてくれたんだ。確か....レミィの能力は、運命を操る程度の能力。大層な名前だけど今のところできるのは未来予知くらいね。....って言ってたと思うよ。」
とそう答える。その答えにレミリアは、
レミリア「.....パチェめ余計な事まで教えちゃって。」
と内心親友の言葉に若干イラつく。その様子に七海は、
七海「未来を見れるだけで凄いよ....少なくとも私はそう思うよ?」
とそう言う。その言葉にレミリアは、
レミリア「お世辞かしら?まぁいいのだけど。」
とそう返すと七海は、
七海「それで、結局レミリアさんが見た未来って何なの?」
とそう問いかける。その問いかけにレミリアは、
レミリア「まだ未来かどうかは断定できないわ。ただ.....凪斗が死んでいるビジョンが脳裏に浮かんだだけよ。」
とそう答えのであった....