狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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本当に話とは関係ないんだけど螺旋階段って何かいいよね....雰囲気を感じると言うかさ.....ふわっとした理由だけど好き


206話 楽観的に

お互いの髪を洗い合った二人は湯船に浸かる。七海は普通に浸かり、レミリアは浮き輪でがっつり濡れないようにしながらぷかぷか浮いていた。そのレミリアの様子に七海は、

 

七海(こうして見ると結構子供っぽいところもあるんだね.....)

 

と内心思っていると、

 

レミリア「それで?結局貴方は何を知っているの?」

 

とそうレミリアが聞いてくる。その問いに七海は、

 

七海「ああ、そう言う話だったね。」

 

と忘れていたのかそのように返す。その返しにレミリアは、

 

レミリア「貴方から二人になれる場所に行こうって言ったんでしょうが.....」

 

と少し呆れながら言う。しかし七海はそんなレミリアの様子を特に気にすることもなく、

 

七海「さっき言ってた狛枝くんの惨状についてなんだけど....それはコロシアイ修学旅行での狛枝くんの死体の状況と同じなんだ。」

 

とそう本題に入る。そして七海のその言葉にレミリアは、

 

 

レミリア「凪斗の....?あ、そう言えば....」

 

と過去の狛枝の言葉を思い出す。

 

狛枝『死ぬ直前の景色。意識が途絶える瞬間に上から槍が降って来たのを見たのが覚えている限りでは最後の記憶かな。でも記憶がぼやけてて

あんまり自信はないけど。』

 

レミリア(確かそんな風に言ってたわね.....)

 

それをレミリアが思い出していると、

 

七海「でも不思議なのはレミリアさんがその景色を見たってところだよね。」

 

とそう七海が言う。その言葉にレミリアは、

 

レミリア「ただの幻覚かとも思ったけど.....仮にそうではないとしたら、私の運命を操る程度の能力に関係しているのでしょうね。」

 

とそう答える。その答えに七海は、

 

七海「う〜ん.....レミリアさんの能力で見た映像が過去のものだったのであればいいんだけど未来のことを暗示しているって可能性もあるよね....」

 

とそう不安の言葉を口にする。その言葉にレミリアは、

 

レミリア「.....まぁ、そうね。むしろ可能性としてはそっちの方が高いと思うわ。」

 

とそう同意する。先ほどは自身に言い聞かせるようにただの幻覚だと一蹴していたが、七海の話を聞いたらそうもいかなくなる。レミリアの内心には不安が積もっていた。そんな状況下でレミリアが下した判断は...

 

レミリア「....とりあえずは凪斗を一人にさせないようにしましょうか。」

 

と言うものだった。そのレミリアの判断に七海も、

 

七海「まぁそれが一番不測の事態に対処しやすい方法だよね。まぁ私が一緒にいたらむしろ逆効果だろうけど。」

 

と同意する。その七海の同意にレミリアは、

 

レミリア「まぁそうね。とは言え私も四六時中凪斗の側にいることは出来ないわね。咲夜に頼もうにもこれ以上仕事を増やしたら過労死しちゃいそうだし....どうしたものかしら。」

 

と反応しながらもその件について悩む。その悩みに七海は、

 

七海「う〜ん....レミリアさんがこの紅魔館にいる人以外で一番信用できるって思う人は誰なの?」

 

ととりあえずそう聞いてみる。その質問にレミリアは、

 

レミリア「紅魔館以外?それだと霊夢あたりになるでしょうけど....霊夢に頼むべきことなのかしら....」

 

と答える。その答えに七海は、

 

七海「まぁ、信用できるならとりあえず話してみようよ。その霊夢さんって人も話を聞いたら何か協力してくれるかもしれないしね。」

 

とそう楽観的な物言いで言う。その言葉にレミリアは、

 

レミリア「楽観的になる状況ではないと思うけど....その方が精神的にいいわよね。」

 

とそう遠回りに同意するのであった.....

 

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