眠りについた狛枝は夜中に起こされることもなく朝まで眠る事ができた。そして、
狛枝「ふぁ....ここまでゆっくり寝たのはいつぶりかな.....」
と言いながら起床する。時刻は午前7時頃だ。
狛枝(.....博麗神社に行くのにかかる時間は長く見積もっても一時間ほどか.....朝ごはんを食べてさっさと出た方が良さそうだね。)
と狛枝は思いながら部屋を出る。そして近くにいた妖精メイドに
狛枝「今日の朝ごはんはパン一つくらいで大丈夫だよ。」
と伝える。それを聞いた妖精メイドは
妖精メイド「わかりました!すぐに用意しますね!」
と言い食堂の方に行く。それを見た狛枝は食堂に行き朝食がくるのを待つ。少しすると咲夜がフレンチトーストを持ってくる。
咲夜「これでよかったかしら?」
と言い狛枝の前にフレンチトーストを置く。それに狛枝は
狛枝「うん、むしろ思っていたのより凝ったものが来て嬉しいくらいだよ。」
と言いながら狛枝はフレンチトーストを口にする。その様子を見ていた咲夜は、
咲夜「それを食べたら博麗神社に向かうつもり?」
と問う。それに狛枝は、
狛枝「うん、そのつもりだよ。」
と答える。その答えに咲夜は、
咲夜「一人で行くつもり?道中は、少ない頻度ながらも野良妖怪が出る場所よ。誰かと一緒に行くのがいいと私は思うけど。」
と言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「心配してくれてありがとう。でも大丈夫さ。ボクなら遭遇はしないだろうし、仮に遭遇してもボクなら大丈夫だろうし。」
と言う。その言葉に咲夜は
咲夜「そう.....好きにすればいいけど十分に気をつけなさいね。」
と言い咲夜は食堂を出て行く。それを聞いた狛枝は、
狛枝(.....おそらく心配してくれたのかな?)
と思いながらフレンチトーストを食べる。少ししたら食べ終わり狛枝は博麗神社へ行くために紅魔館を出る。門の前では美鈴がいるが例の如く寝ている。
狛枝(.....また寝てるね。十六夜さんあたりに報告した方がいいのかな?)
と思いながらも狛枝は博麗神社に向かうことにした。
—-博麗神社への道中にて
博麗神社まで後10分ほどのところにある森の中で狛枝は、
狛枝「もう少しで博麗神社に着くって言うのに....ボクはなんて不幸なんだ....」
と少し困っていた。そう、今狛枝の目の前には野良の妖怪がいるのだ。
喋ることはできないようだが今にも襲いかかりそうな雰囲気を纏っている。
狛枝(意思疎通ができないならどうしようもないな....逃げようにも後ろには木があるし、下手に動くと襲いかかってきそうだし.....)
などと狛枝が考えていると野良妖怪は狛枝に襲いかかってくる。それに狛枝は
狛枝「おっと」
となんとか避ける。そして野良妖怪は狛枝の後ろにあった木にぶつかる。野良妖怪はまだ狛枝を襲おうとするが、衝突した木から音がする。そう、その木は"偶然"にも幹が脆くなっていたのだ。そしてそのまま妖怪は倒れてくる木に反応も出来ずに下敷きになる。それを見ていた狛枝は、
狛枝「なぁんだ....ボクはやっぱりツいてるね。」
と呟く。そして狛枝は下敷きになった妖怪がどうなったかも確認せず、そのまま博麗神社へ向かうのであった.....