それから狛枝と咲夜の二人は適当な会話をしながら白玉楼についた。そして狛枝は、
狛枝「ごめんくださ〜い。」
と以前と同じように声を出す。すると数秒もすれば、
妖夢「は〜い。」
と言う妖夢の声と共に歩いてこちらに来る足音が聞こえてくる。そして、
妖夢「おはようございます、狛枝さん.....って咲夜さんもいたんですね。咲夜さんもおはようございます。」
と狛枝達に向かって頭を下げてくる。その妖夢の挨拶に狛枝は、
狛枝「うん、おはよう。」
と頭を下げ咲夜も、
咲夜「律儀なものね、おはよう。」
と少し感心した様な声でそう挨拶を返す。その言葉に妖夢は顔を上げ、
妖夢「いえ、癖の様なものですので。ところでお二人で来られたんですね。文に4人来ると聞いていたんですけど....」
とそう疑問に思った事を口にする。その言葉に狛枝はが、
狛枝「ああ、それについてか。レミリアさんはなんでもちゃんと自分で服を着たいって言ってたらしくて遅れてるらしくて、七海さんはレミリアさんと一緒に来るって言ってたみたいだよ。」
とそう答える。その答えに妖夢は、
妖夢「レミリアさんが?そんな珍しいことがあるんですね。」
と言う。その言葉に咲夜が、
咲夜「お嬢様だって変わったことをすることくらいあるでしょ。それより、さっさと準備を始めるた方がいいんじゃないかしら。」
と返しながらそう提案する。その提案に妖夢は、
妖夢「それもそうですね。では、どうぞ入ってください。」
と言い二人を中へ誘導する。その誘導に二人は黙ってついていくのであった.....
—それから数十分後
狛枝「この野菜たちははこの後どうすればいいかな?」
妖夢「後で鍋にぶち込むのでその辺に置いていてください。咲夜さん、そっちは順調ですか?」
咲夜「順調だけど食材の量に少し不安が出てきたわね。ひと段落したら後で人里に行って食材を買ってくるわ。」
狛枝「じゃあ十六夜さんが食材を買ってくる間に食器の準備をしておいた方がいいね。それと、庭の方の準備はどうする?」
妖夢「それは昨日の内にある程度していたので残りは食事とお酒を置くだけです。」
咲夜「流石、準備万端ね。それなら私は買い出しをし終わったらお酒の準備をするから狛枝はおつまみを何か作ってくれない?」
狛枝「ボク、あんまりお酒に詳しくないんだけど....」
妖夢「それなら後で万人向けのおつまみのレシピを差し上げますね。」
狛枝「それは助かるよ。それと....」
それから数十分経った頃、3人は準備をどんどん進めていた。現在の時刻は午前の5時30、後1時間半もすれば人が集まってくるのでそれまでには準備を終わらせたいと思った3人がその様に連携しながら準備を進めていると、
七海「ごめんくださ〜い。」
と七海の声が聞こえてくる。その声を聞いた妖夢が、
妖夢「すみません、狛枝さん。今私は手を離せないので行ってもらえないでしょうか?」
とそう狛枝にお願いしてくる。その言葉を聞いた狛枝は、
狛枝「分かった、行ってくるよ。」
と了承し、エプロンを脱いだ後玄関の方に向かうのであった....