レミリア「ごめんなさいね、千秋。準備に手間取っちゃって。」
と誰かが出てくるのを待っていたレミリアはそう改めて謝罪をする。その謝罪に七海は、
七海「いいよ別に。どうせ私が先に来てもロクに手伝えることはなかっただろうし。」
とそう返す。その言葉にレミリアは、
レミリア「そう言ってくれると多少気持ちは楽になるわ。...ところで、似合ってるかしら、これ?」
とそう七海に聞く。今のレミリアの服装は、冬用の白を基調とし、肩から胸の辺りはふもふとしているワンピースを来ていた。以前の案とだいぶ系統が変わった理由は、「ジャンバーに合わせた衣装にしてしまうとお嬢様が暑いと思った時に脱ぐに脱げなくなってしまう。」とそう咲夜が考えを改め、それならシンプルに冬用のワンピースでいいのではとそう思ったからである。そしてレミリアのその質問に七海は、
七海「似合ってる ....と思うよ?」
とそういつもの疑問系で返す。その言葉にレミリアは、
レミリア「そう。それならいいのだけど....」
ともう慣れたのか普通に会話を続ける。二人がその様な事をしていると、
狛枝「やぁ、レミリアさんに七海さん。」
といつもの笑顔で狛枝が出てくる。しかしいつもとは違う装いに七海は、
七海「おやおや?なんだか気合が入っている服装ですな?」
と疑問を口にする。その疑問に狛枝は、
狛枝「スカーレットさんに駄々をこねられてね....仕方なしに今持っている物で着飾ってみたってわけ。似合ってるかな?」
とそう答える。その答えに七海は、
七海「うん、似合ってると思うよ。レミリアさんはどう思う?」
と答えながらレミリアの方に視線を向けると、
レミリア「.......」
とぽかーんと言う効果音が似合いそうな顔で固まっていた。その様子に狛枝は、
狛枝「あれ、レミリアさんどうかした?ああ、もしかしてこの服装は気に入らなかったかな?確かに神父服だし、吸血鬼であるレミリアさんにとっては嫌だよね。」
と言う。その言葉でレミリアははっとした後、
レミリア「ああ、そうじゃないの!ただいつもと違ったから驚いただけ!その服装はとても似合ってると思うわよ!」
とそうその言葉を否定する。その否定に狛枝は、
狛枝「それならよかったよ。それと、レミリアさんも似合ってるよ。ボクはとっても可愛いと思う。」
と言いながらそうレミリアの服装を褒める。その言葉にレミリアは、
レミリア「.....ありがと。」
とそう顔を赤くしながらもそう返す。その二人の様子に七海は、
七海「.....邪魔する様で悪いんだけど、準備はどのくらい進んでるの?」
とこのままだとしばらく話が進みそうになかったのでそう七海が言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「ああ、そうだった。でも言葉より見た方が早いと思うからとりあえず厨房まで行こうか。」
と言いながら案内する様に歩き始める。そして二人は狛枝の案内について行くのであった....