こころ「まず一つ目の質問だが、お前が野良妖怪に人里を襲わせたと言うのは本当か?」
とそうこころの質問が始まる。そしてその最初の質問に狛枝は、
狛枝「本当だよ。実際軽いのだったけどお仕置きは受けたし。」
とそう答える。その答えを聞いたこころは、
こころ「ふむ.....ではお前はそのやらかした事について罪悪感を持っているか?」
と立て続けに質問をする。そして次の質問に狛枝は、
狛枝「う〜ん....ほとんど感じてないと思うな。」
とそう答える。その答えにこころは、
こころ「ふむ....では....」
と何を答えてもそれだけ反応して質問を続けていく。そして狛枝も聞かれた質問には大抵嘘をつかずに答えていった。
こころ「お前は悪口を言われた時に落ち込んだりはするか?」
狛枝「悪口を言われるのは慣れてるから少なくとも今は落ち込んだりしないだろうね。」
こころ「じゃあお前の身近にいるやつが死んじゃったりしたら?」
狛枝「それは流石に多少は落ち込むと思うよ。」
こころ「では自分の目的のためにその人を殺さないといけないとなったら?」
狛枝「目的にもよるけど、大事な目的であったのなら殺すだろうね。」
などと言う質問と回答を二人は続けていった。そして最後に、
こころ「これが最後の質問だ。お前、どんな女性がタイプだ?」
とそう急に路線の変わった質問をしてくる。その質問が聞こえていた者たちは少し興味を持った様で、聞き耳を立て始める。約1名はあからさまに取り乱し手が震えまくっているが狛枝はそれらの事に気づかないまま、
狛枝「タイプね....あんまり考えた事はなかったけど、可愛い子なら少なくとも好感は抱くよ、ボクは。」
とそう答える。その答えにこころは、
こころ「最低だな。ドンファンってやつか?」
とそう言う。そして聞き耳を立てていた者たちもずっこけたり呆れた様子を見せる。そして1人は落ち着くために水を飲んでいたがその水を噴き出していた。そんな事にはやはり気づいていない狛枝は、
狛枝「そうかな....?じゃあ次からこう言う答えはやめておくよ。」
と何故自分が非難されたのか分かっていなかったがそう言う。その言葉にこころは、
こころ「そうしておけ。お前に恋する変わり者がいるのかは知らんが、仮にいたとしたらそいつが可哀想だぞ。乙女心を振り回すと碌な事にならん。」
とそう返すとその返しを聞いた1人が何かに刺された様に、
「ごふっ....」
とダメージを受けている。しかしやはり気づかない狛枝は、
狛枝「そう言うものなのかな.......」
と呟きながら、どうにか乙女心を理解できる様に努力する事にするのであった...