狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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最近の一言。本当に悪辣で悍ましいものを見た時私は怒りより少し引くタイプの人間だったと理解した。


228話 平和な場面の裏側で

—その後

 

レミリア「......」

 

狛枝「.....」

 

その後、参加者の計らいにより狛枝とレミリアは隣同士で座っていた。しかしレミリアは何を話せばいいかわからず、狛枝は進んで会話をする気はないらしく助け舟は出さないでいた。そんな2人の様子を見ていた咲夜は、

 

咲夜「.....じれったいですね。」

 

とそう2人に聞こえない程度の声で呟く。すると、

 

さとり「いやらしい雰囲気にしてきます....って言うんじゃないわよ?」

 

とそうさとりが話しかけてくる。その言葉に咲夜は、

 

咲夜「.....心を読んだわね?」

 

とそう言いながらさとりの方を向く。そしてその言葉にさとりは、

 

さとり「別に今更心を読むくらいいいでしょ。それより2人の間に入らない方がいいと思うわよ。今の狛枝の状態ならなおさらね。」

 

とそう答える。その答えに咲夜は、

 

咲夜「今の狛枝の状態?何か異常でもあるって言うの?」

 

と疑問を口にする。その疑問にさとりは、

 

さとり「ええ、とは言っても私の見る限りでは大きな問題にはならないと思うわ。でも少しデリケートな部分だから他人が干渉するべきでもない。」

 

とそう答える。その答えに咲夜は、

 

咲夜「.....そう。」

 

とだけ返して心の中で、

 

咲夜(お嬢様....頑張ってくださいね。)

 

とそう応援しておくのであった....

 

—その頃某所にて

 

 「うぷぷ.....うぷぷぷ。」

 

と真っ黒な空間でその様な声が響き渡る。すると、

 

 「はぁ....耳障りな笑い声を出さないでもらえるかな?」

 

とその空間にいた1人がそうその笑い声の主に言う。その言葉に笑い声の主は、

 

 「別にいいじゃない。誰のおかげで貴方がいられると思ってるの?」

 

とそう少し気分を害されたのか強い言葉で返すが、

 

 「ふん、強い言葉を使ったところで意味はない。今の状況じゃお前は動けないことくらいわかっている。お前が動いたら八雲紫がそれに勘付いて、お前の対処に当たり始めるだろうからね。そうなったらお前は詰み、チェックメイトだ。」

 

とそうもう1人は煽る様に言う。その煽りに笑い声の主は、

 

 「.....それも後もう少しで状況は変わる。次の計画が上手くいけば幻想郷側の戦力を大幅に削ることが出来る。そうなったらこの幻想郷も混沌に陥れることが出来る。.....まぁ月の勢力とかが来たら少し面倒なことになるだろうけど。」

 

と不機嫌な様子を隠すこともなくそう答える。その答えにもう1人が、

 

 「あっそ。それならお得意の計算とやらで勝てる様に計算するんだな。言っておくけどボクは必要最低限の動きしかするつもりはないよ。」

 

とそう心底どうでもよさそうに返す。その返しに笑い声の主は、

 

 「.....やっぱりあんたと私は水と油ね。」

 

と最後にそう言うのであった.....

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