狛枝「さて...ここまでは順調だけど、あいつは一体何をするつもりなのかな...ド派手にやるとは聞いてるけど...」
とそう狛枝が1人空中から人里を見下ろしていると、
レミリア「ごめん、出遅れた!」
とそう言いながら七海を抱えたレミリアが飛んでくる。抱えられた七海はレミリアに傘を刺しており、一応日には当たっていない様だ。それを確認した狛枝は、
狛枝「いや、今のところは大丈夫そうだからそこまで気に負う必要はないよ。だけどまだ何か起きる気がするんだよね....」
とそう返しながら少し意味深な事を言う。その言葉にレミリアは、
レミリア「何かが?一体どんな事なの?」
とそう狛枝に質問するが狛枝は、
狛枝「ただの勘だからはっきりとはしてないよ。ただレミリアさんは一度人里に行って博麗さん達と合流したほうがいい。今の状況を理解するためにね。」
とそう返しながら提案する。その提案にレミリアは、
レミリア「それは別に構わないけど...貴方は何処に行くつもりなの?」
とそう少し疑問に思い狛枝に問う。その問いに狛枝は、
狛枝「ボクは幻想郷全体を回ってみるつもりだよ。モノクマについては七海さんを除いてボクが一番よく知っているし、それならあいつの拠点らしき物でも見つかるかもしれないでしょ?」
とそう答える。その答えにレミリアは、
レミリア「そう。それなら気をつけてね。」
と特に疑うこともせず、人里の方に向かう。そして狛枝と別れた後にずっと黙っていた七海が、
七海「....ねぇ、レミリアさん。なんだか嫌な予感がする。」
とそうレミリアに言う。その言葉にレミリアは、
レミリア「貴方も?一体何を感じてるの?」
とそう問うと、
七海「いや、私の場合はこの状況じゃなくて狛枝くんについてのことなんだ。なんと言うか今の狛枝くんの雰囲気が...何かを起こそうとしているわけじゃないんだけど、何か大事な事を知ってる時の感じに似てたんだ。」
とそう答える。その答えにレミリアは、
レミリア「...もしかして、何かを思い出しちゃったとか?」
と最悪の場合を口にする。そのレミリアの言葉に七海は、
七海「可能性がゼロとは言い切れない...でも今は狛枝くんを気にしている場合でもない。今のこの状況を切り抜けないと。」
とそう返す。その返しにレミリアは、
レミリア「...そうね。考えるのは後にしましょう。」
と返し人里の方へ急降下する。しかしその内心ではやはり不安は拭いきれないでいた。
レミリア(もし凪斗か記憶を取り戻したとしたら...それは彼が絶望に染まっていたことを思い出すと言うことと同義。そうなったら凪斗の性格からしてどんなことをしてもおかしくない....なんだか、さっき凪斗と別れたのがとてつもない分岐点の様に感じてきたわね...)
とその様な不安を抱えながらレミリアは地面に着地するのであった...