神奈子「世界の破壊者、ねぇ。」
と遠くで行われている巨大モノクマとの戦闘をちらっと見たあと神奈子はその現れたものに言う。そこにいた男の姿は髪は黒くツンツンヘアー黒いスーツを身につけており、目の色は真っ赤なのが特徴的な男だ。そんな外観的特徴を神奈子が確認していると、
諏訪子「それで?そんな世界の破壊者さんはわざわざ私達を覗き見して一体何を知りたかったわけ?」
と諏訪子が単調直入にそう聞く。その質問に世界の破壊者と名乗った男は、
世界の破壊者「私の目的は『本体』がここに来る前にある程度情報を集めることです。そのためにはこの不可解な世界についてよく知っておく必要がある。ですから失礼を承知であなた方の話を盗み聞きしていたのです。」
と顔色一つ変えずそう答える。その答えに神奈子が、
神奈子「本体にこの世界のことを知っておく必要がある、ね....つまりお前は幻想郷について何も知らない外来人、しかも最近の流れから見るにお前も狛枝の知り合いか?」
とそうさらに質問を重ねる。その質問に世界の破壊者は、
世界の破壊者「狛枝...狛枝凪斗のことですね。彼のことは知っています。ですが私自体が知り合いというわけではなく、私の『本体』が彼の知り合い...友人です。」
とそう答える。その答えに神奈子はどういう意味かよくわからずさらに質問を重ねようとすると、
世界の破壊者「しかし...この世界は不思議なところですね。見たところあなた達も人間ではなさそうですし、先ほどの見たところ人間であろう巫女の方も空を飛行した...幻想郷、でしたね。なるほど、中々摩訶不思議な場所なのですね。」
とそう世界の破壊者は興味深そうに周りを眺めたあと、
世界の破壊者「おや、あれは...巨大なモノクマですね。やはりこの世界にもやつはいましたか。」
と少し目を細めたあとそう呟く。その呟きに諏訪子が、
諏訪子「お前もあれを知ってるのか。まぁ狛枝と同じ場所から来たっていうことはそりゃあ知ってるよな。」
とそう世界の破壊者に言う。その言葉に世界の破壊者は、
世界の破壊者「...今すぐにでも正確な情報を集めたいところですが、どうやらそんな事をしている暇はなさそうです。私も向かうとしましょう。」
とその言葉に答えるわけでもなく、大きくジャンプしてそのモノクマのいる方向に向かって行く。それを見た神奈子は、
神奈子「...諏訪子、やつについてどう思う?」
とそう諏訪子に聞く。その質問に諏訪子は少し考えたあと、
諏訪子「少なくとも敵って感じじゃなさそうだったよな。とは言え謎が多いのも確かだ。さっきのジャンプだって軽く数メートルは出てた。そんなの普通の人間に出来るわけがない。」
とそう自分の意見を言う。その言葉を聞いた神奈子は、
神奈子「...どうせこの騒動が終わったら宴会は再開する。その時にやつについてみんなで質問するのがいいだろうな。」
と今はそう結論づけるのであった...