狛枝達がその様な会話をしていた頃、モノクマの相手をしていた3人は少々疲れを覚え始めていた。
魔理沙「はぁ...しんどすぎるぜ。」
レミリア「ふぅ...こんなに激しい戦闘は久しぶりね。」
妹紅「私だった体力は無尽蔵じゃねぇってのに...」
と3人共一息つきたい気分になっていた。しかしモノクマがそんな3人に手加減など加えるわけもなく、
巨大「ほらほら、休んでる暇なんかないよ?」
とそう言いながら攻撃を仕掛けてくる。その攻撃に3人は回避行動を取り余裕を持って回避する...のだが、
魔理沙「レミリア!」
と言う魔理沙の切羽詰まった声がレミリアの耳に聞こえてくる。しかしその声がレミリアの耳に届いた頃には既に眼前には槍が飛んできていた。その攻撃にレミリアは、
レミリア(あ、これやばい...)
とそう思考する。このままこの攻撃を喰らえば最低でも頭の3分の1は抉り取られるだろう。それで攻撃が終われば戦闘離脱は必須だがなんとか生存は出来る。しかし数分前魔理沙を庇ってこの攻撃に当たった妹紅は一度槍で頭を撃ち抜かれた後、さらに下から大量の槍で串刺しにされていた。レミリアがそれを喰らえばおそらくただでは済まない。とそうレミリアは状況を把握しながらも体が思考に追いつずそのまま槍が頭部を貫こうとしたその瞬間、急に槍の軌道が下になり、レミリアは顔の肌を槍が少しかする程度の傷で済んだ。その現象にレミリアは思考が追いつかないでいると、
狛枝「やぁ、レミリアさん。危なかったね。」
とそういつもの様子の狛枝がそう話しかけてくる。その声を聞いたレミリアは、
レミリア「凪斗...今のは貴方が助けてくれたの?」
とそう狛枝に聞く。その質問に狛枝は、
狛枝「まぁね。危なそうだったから槍の軌道を下にそらしたんたけど...もしかして余計なお世話だったかな?」
とそう答える。その答えにレミリアは、
レミリア「いえ、助かったわ。あのままくらってたら私はただじゃ済んでなかった。」
と素直にお礼を言う。しかしその内心は、
レミリア(怖かった...)
と言う純粋な恐怖心があった。以前のレミリアであるならばここまで恐怖をすることはなかったであろう。しかし今のレミリアには狛枝と言う存在が追加されている。もしも狛枝の前で自分が死んでしまったら凪斗はどんな表情をしていたのかと...その時の狛枝の顔が失望した様な表情になるのではないかとレミリアは感じてしまい、槍の脅威は去ったと言うのに恐怖心がまだレミリアの体を支配するのであった...