狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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254話 少しの間の時間稼ぎ

巨大モノクマ「およよ?」

 

狛枝と世界の破壊者と会話していたモノクマはその様な声を漏らす。その目線の先には霊夢達が力を一点に集中させている場面であった。それを見たモノクマは、

 

巨大モノクマ「まったく、幻想郷にいるやつらっていつも力を溜めてぶつけるって方法を使うよね。舞鯖ちゃんを倒した時もそんな方法だったけどさ、僕がそんな隙与えると思うの?」

 

と言いながら5人に向けて大量の槍を弾幕の様にを放つ。しかし、

 

世界の破壊者「狛枝、お前から見て角度75度約30メートル先に引力を発生させろ!」

 

狛枝「角度まで指定するなんて随分面倒な指示だね。」

 

とその様な2人の会話の声が聞こえた後、その槍の弾幕は一本残らず地面に引っ張られる様に落ちて行く。その景色にモノクマは、

 

巨大モノクマ「いつのまに狛枝くんの能力を把握してたのやら...まぁいいよ。それなら君たちからコテンパンにしてやる!」

 

と言いながらモノクマは狛枝達の方向へ向かってくる。それに世界の破壊者は、

 

世界の破壊者「来るぞ、狛枝。あいつは口ではイラついてる様に見えるが実際のところ余裕がある。何をしてくるかはわからないが、充分に警戒するんだ。」

 

とそう狛枝に忠告する。その忠告に狛枝は、

 

狛枝「ご丁寧にどうも。でもボク達の役目はあくまで少しの時間稼ぎ、そんなちょっとの役割でくたばるほど、ボクは落ちぶれてないよ。」

 

と余裕を見せながら浮遊する。その狛枝の行動に世界の破壊者は、

 

世界の破壊者「私も飛べたらよいのですが...」

 

とそう1人でぼそっと呟きながらモノクマを真正面から迎え撃つ。その世界の破壊者の行動にモノクマは、

 

巨大モノクマ「真正面から僕とやる気?舐められたものですなぁ!」

 

と言うと、向かってくる速度が急速に速くなり狛枝は一瞬反応に遅れる。しかしその状況の狛枝をモノクマは無視し、世界の破壊者に速度を乗せたキックを放つ。そのキックを世界の破壊者は普通に回避をした後、

 

世界の破壊者「流石にまともにくらったらひとたまりもないな!」

 

と言いながらモノクマの体を走って登って行く。その行動にモノクマは、

 

巨大モノクマ「僕の体を登るのはいいんだけど...こうしたら君は対処出来ないよね!」

 

と言いながら高く飛び上がり、一度空中でゆっくり一回転する。そのモノクマの行動に流石の世界の破壊者と言えど振り落とされる。その光景を見ていた狛枝は、一瞬助けるべきかと思考するが、

 

狛枝「...いや、大丈夫か。」

 

とそう判断して特に何も行動を起こさなかった。そしてその狛枝の考えの通り世界の破壊者は40メートルほど高い地点から落とされたと言うのに難なく着地する。その光景にモノクマは一度着地してから、

 

巨大モノクマ「...相変わらず人間とは思えない身体能力してんね。」

 

とそう少し呆れの混ざった声でそう言うのであった...

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