—-12時頃
狛枝達が準備を終わらせた頃に続々と宴会に参加しに来たのであろう人物達が集まってくる。そして大多数の視線は狛枝に向けられている。
狛枝(......歓迎、警戒、好奇心。色々な種類の視線がボクに集まっている。さて、これからどう動くべきか.....)
と狛枝が考えていると、
レミリア「狛枝!見つけたわよ!」
と言う声が聞こえてくる。そこには咲夜に日傘を刺してもらっているレミリアがいた。
狛枝「やぁ、スカーレットさん。どうかしたのかい?」
と狛枝が聞くと、
レミリア「どうもこうもないわ!なんで私を置いて先に行っちゃうのよ!?主人を置いて先に行く従者がどこにいるわけ!?」
と怒りながら言う。それに狛枝は、
狛枝「それについてはごめんね。でも、ボクとしては早めにここについておきたかったからさ。」
と言う。その言葉にレミリアが
レミリア「だから私が言いたい事は!」
と言葉を続けようとした時、狛枝が
狛枝「スカーレットさん、みんなが見てるよ。怒っているのなら後で聞くからさ。だから今は怒りを抑えてくれないかな?」
と言いレミリアを宥める。それを聞いたレミリアは、
レミリア「......釈然としない。」
と不服そうにしながらも怒りを抑えた。と、狛枝がそんな事をしている時に、
紫「大体揃ったみたいね。」
と紫の声がする。声がした方に視線を向けるとそこには空中に浮いている紫がいた。全員の視線が集まった事を確認した紫は、
紫「さて、まずは今日の宴会に参加しに来てくれた者達に感謝を伝えるわ。そして今回の宴会はただ楽しむのが目的ではない。みんな知っての通り、ある正体不明の外来人を歓迎する為に開いた宴会よ。って事で、さっそく自己紹介をしてもらいましょう。」
と言い紫は、狛枝の方に注目がいく様に仕向ける。そして狛枝は、
狛枝「(さて.....)え〜と、まずは名前から言った方がいいよね?ボクの名前は狛枝凪斗。好きな物は綺麗な物。自信がある事は幸運。僕と言う存在を歓迎してくれるのであれば、仲良くしてくれると嬉しいな。」
と全体に聞こえる程度の声で発言する。それを聞いた紫は、
紫「よし、とりあえず堅苦しい空気もここまで!後は自由にこの宴会を楽しみなさい。狛枝について知りたいのであれば私より本人に聞いた方が分かると思うから狛枝本人に聞きなさい。では、宴会を始めるとしましょう。」
と言う。その言葉を聞いた場にいた者達は各々好きな様に酒や食事をし始める。そんな様子を見て狛枝は、
狛枝(とりあえずはこれでよし....この後に気をつける事は、質問された時にその質問の答えに希望に関する事を言わない事。以前スカーレットさんに注意されたからね.....)
とその様な事を考えるのであった.....