狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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Chapter5 君は絶望と言う名の希望に微笑む 日常編
259話 驚愕と予感


—一方その頃人里では

 

妹紅「...ってのが今回の事件の幕引きだ。」

 

と妹紅は人里にいた七海と慧音に状況を伝える。そして状況を理解した慧音は、

 

慧音「世界の破壊者か...一体どんなやつなんだろうな。」

 

とその現れた者について考える仕草をしていると、

 

七海「...ねぇ、藤原さん。その現れた人っていうのはツンツンヘアーの男の子だったんだよね?」

 

と確かめる様に七海は妹紅に聞く。その質問に妹紅は、

 

妹紅「?ああ、そうだったけどそれがどうかしたのか?」

 

と不思議そうに顔を傾けて聞いてくる。しかしその質問に七海は、

 

七海「....」

 

と答えるわけでもなくただ呆然としている。その七海の様子に少し妹紅は違和感を持ちながらも、

 

妹紅「それでどうする?他の奴らはもう宴会会場に戻ってるが私たちも戻るか?」

 

とそう二人に聞くと慧音は、

 

慧音「私は合流は遅くなると思う。人里の住人達がちゃんと冷静さを取り戻すまではここにいたい。」

 

とそう答える。そして七海は、

 

七海「...私は、行く。」

 

と深刻そうな顔をしながら言う。その答えを聞いた妹紅は、

 

妹紅「分かった。それなら七海、お前は私にちゃんも掴まってろよ?」

 

とそう言いながら七海をおんぶしてくれる。その妹紅の行動に七海は、

 

七海「ありがとう、藤原さん。」

 

と素直にお礼を言うと、

 

妹紅「このくらいどうってことないさ。それじゃ慧音、また後でな。」

 

とそう言いながら慧音と別れの言葉を告げた後、空を飛ぶ。そして空を飛んでいる最中に妹紅は、

 

妹紅「だけどまさかまた狛枝の知り合いが来るなんてな。しかも同じ事例が3回起きてるって言うのに紫がまったく真相を掴めてないときた。幻想郷にいて結構経つけどこんな変わったことはそうそうなかったのにな。」

 

とそう不思議そうにしながら言う。その言葉に七海は、

 

七海「もしかしたら...さっきの事件もただの前座に過ぎないのかも。」

 

とそう七海は言う。その七海の言葉に妹紅は、

 

妹紅「あの巨大モノクマが前座?勘弁してくれよ。」

 

とげんなりした声色で言う。しかし七海は、

 

七海「うん、本当なら私もそう願いたいよ...でもあのモノクマがさっき言ってたくらいのことがしたかったとは私には到底思えないよ。」

 

とそう言う。その言葉に妹紅は、

 

妹紅「じゃあ仮にあれが前座だったとしてこの事件の黒幕は一体何が目的なんだよ?ただ幻想郷を破壊するだけならあのモノクマを好き勝手に暴れさせたら済む話じゃないか。」

 

とそう七海に問うと七海は、

 

七海「もし仮に今回の事件の黒幕がモノクマを操っているあいつなのだとしたら...こんな程度で終わらせるはずがない。終わるはずがないんだよ。」

 

とそう抽象的な答えを妹紅に返すのであった...

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