狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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260話 破天荒と自由人と苦労人

—1時間後

 

それから1時間経った後、集まれる実力者たちは宴会会場の白玉楼まで戻ってきていた。

 

天子「しっかしあんのクマ公はよけいな事をしてくれたわね。せっかく上機嫌だったのに台無しよ!」

 

衣玖「お嬢様、お気持ち落ち着かせてください。あのモノクマと言うクマ軍団はみなさんが撃退なさってくれましたから。」

 

などと天子と衣玖が会話していると、

 

幽香「あいも変わらず貴方は騒がしいわね。」

 

と少し呆れた様子の幽香が話しかけてくる。その声を聞いた天子は、

 

天子「なんだ、花妖怪じゃない。貴方から話しかけてくるなんて珍しいわね?」

 

とそう意外そうに聞くと、

 

幽香「貴方が目立ってたから何事かと思っただけよ。まぁ様子を見た限り聞くまでもなかったみたいだけど。」

 

とそう答える。その答えを聞いた衣玖は、

 

衣玖「そうだったのですか。ご心配おかけして申し訳ありませんでした。」

 

と言いながら頭を下げる。すると、

 

天子「ちょっと衣玖!前から思ってたのだけどまるで私が物分かりが悪く見えるから直ぐに頭を下げるのはやめなさい!」

 

と天子は不服そうに言っていると、

 

さとり「実際貴方物分かり悪いじゃない。」

 

とそうさとりが会話に混ざってくる。その姿を見た幽香は、

 

幽香「さとり、貴方下のほうは大丈夫なの?」

 

と少し疑問を思った幽香はそう聞くと、

 

さとり「元々あそこには人はいませんし鬼たちはメンタル戦闘民族が多いのでもう既に壊れた家などの修復を始めていますよ。私も手伝おうと思ってましたけどペットの二人に、『私たちがやっておきますのでさとり様とこいし様は宴会に戻っててください。私たちもひと段落したら行きますから。』とそう言われた後こいしに半端無理やりに連れてこられました。」

 

と少し疲れた様子を見せて言う。その様子に幽香は、

 

幽香「貴方は苦労人気質ね。私からそんなこと言われる前に自分から宴会に戻ってたわ。」

 

とそうさとりに言うと、

 

天子「それは貴方が自由人気質なだけでしょ。あんたは何かのトップに立つようなやつじゃないわ。」

 

とそう天子が幽香に言う。その言葉に衣玖が、

 

衣玖「それは天子様が言えないのでは...?」

 

とそうぼそっと呟くと、

 

さとり「天子さんに関しては自由人のところより破天荒なところが問題だと思いますけどね。」

 

とそうさとりはその呟きに反応する。すると、

 

天子「二人とも、聞こえてるわよ?」

 

と少しイラついたような様子で二人にそう言う。その言葉に幽香は、

 

幽香「事実を言われてイラつくのは二流の証よ?」

 

と天子のプライドを煽る様に幽香は言う。その言葉を聞いた天子は、

 

天子「...ふん、私と言う存在は誰にも変えがきかないほど素晴らしい物なの。だから私はそこにいるだけでいいの。」

 

と傲慢不遜な言葉を返していると、

 

狛枝「あ〜あ〜。みんな〜?新しく来た人を紹介するから集まってくれる〜?」

 

と言うそのような声が聞こえてくる。その言葉を聞いたこの場にいた4人を含めた今宴会に戻ってきていた者達は狛枝の声が聞こえた方へ行くのであった....

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