—それから数十分後
あれから世界の破壊者は色々な人物と会話し能力や魔法についての情報を集めていていた。その様子を狛枝は一応ちらっと見ながらもそこまで気にすることもなく一人で水を飲みながら宴会の様子を眺めていた。すると、
レミリア「あいも変わらず貴方は一人でいるのね。」
とレミリアがそう言いながら狛枝の隣に座ってくる。それを確認した狛枝は、
狛枝「ボクはただ二人が馴染みやすい様に邪魔をしてないだけさ。」
と七海の方を巻きながら言う。その言葉にレミリアは、
レミリア「そういえば元々は千秋を歓迎するために開いた宴会だったわね。あの子楽しんでくれてるかしら。」
と少し不安そうにしている。そのレミリアの表情を見た狛枝は、
狛枝「多分大丈夫だよ。七海さんは馴染みやすい性格だからね。そして世界の破壊者....そろそろ略称が欲しいところだけど彼も問題なく馴染めてるみたいだし、今回の宴会の目的は大方果たされたと見ていいんじゃないかな?」
とそう言う。その言葉を聞いたレミリアは、
レミリア「それならいいのだけど...貴方、あいつと話さなくていいの?中身は別にしても全くの別人ってわけでもないんでしょ?」
と世界の破壊者の方を指差しながら言う。その言葉を聞いた狛枝は少し困った様な表情を浮かべた後、
狛枝「う〜ん...まだ何を話すべきか整理がついてないんだよね。」
とそう話に行かない理由を答える。その答えにレミリアは、
レミリア「友達なんだから軽い会話でいいんじゃないの?」
とそう疑問を口にするが、
狛枝「そうなんだけどね...」
と狛枝は曖昧に肯定するだけであった。その狛枝の様子を見たレミリアは、
レミリア(気まずさ...ってわけでもなさそうよね。罪悪感...を覚える様な正確でもない。じゃあ何を凪斗を躊躇わせてるの?)
と少し疑問に思うがあまり踏み込むのも良くないと考えてそれについて聞くのをやめる。するとその様子を見ていた狛枝が、
狛枝「別に何か後ろめたいことがあるわけじゃないさ。ただ本当に何を話すべきかが思いつかないだけだよ。」
と弁明する様にそう言う。その弁明にレミリアは、
レミリア「別に疑ってるわけじゃないわよ。恋人を疑いたくもないしね。」
とそう呆れながら言う。その言葉を聞いた狛枝は、
狛枝「...そっか、そんな話だったね。」
と一人本当に小さな声でそう呟く。その呟きを聞いたレミリアは、
レミリア「何か言った?」
とそう聞くが狛枝は、
狛枝「いや?それよりレミリアさんが話したい事を話してよ。ボクもそっちの方が楽しいからさ。」
とそう答えながらそうレミリアに言う。その言葉にレミリアは少し釈然としない気持ちになりながらも狛枝との雑談に興じるのであった...