こころ「では質問を続けるがお主は幸運と言っていたな。そこまで言うのなら今までの幸運だった経験の例を挙げてみて欲しいのだが構わぬだろうか?」
とそうこころは質問を続ける。その質問をされた狛枝は少し悩んだ仕草をした後、
狛枝「う〜ん...この世界でわかる例となると以前ボクは連続殺人犯に拉致されたことがあってね。なんやかんやあってそこから出れた後家に帰っている途中のゴミ箱で宝くじ...すごく低い確率で大金が手に入るクジみたいなのなんだけど、それを見つけてなんとなく持って帰ったんだけど、ふとそのクジが当たっているかどうか確認したら...なんとびっくり1等だったんだ!それによってボクは大金を手に入れることができたんだ。」
とそうその経験について話す。その例を聞いたこいしは、
こいし「確かに運はいいんだろうけど...私には幸福とはとても思えないよ。」
とそう狛枝に言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「う〜ん、この例では納得してくれないか...じゃあこれならどうだい?以前ボクはロシアンルーレットに挑戦する機会があってね。銃弾に弾を何発か込めて自分に向かって撃つって言う内容だったんだけどその銃は弾が全部で6発入ったんだよね。だからボクはてっきり5発入れてやるものなのかなって思って6分の5で弾が出る状態でゲームをしたんだけど...見ての通り6分の1を引いてボクは生き残ることが出来たんだ。あんまり現実離れした幸運でもないけどこれも運が良かった出来事かな。」
とそうジャバウォック島での出来事を思い出しながら言う。その例を言ったら今度はこころが、
こころ「ふむ、確かにそれは幸運だな。だがお主それで弾が出ていたらどうするつもりだったのだ?おそらくその話はここに来る前の話であろう?ならばお主にはまだ特別な能力なども何もないはずだが...」
とそう狛枝に聞いてくる。その質問をされた狛枝は、
狛枝「逆にどうしてそんなあり得ない仮定をしないといけないのかな。前にも言った通りボクは『超高校級の幸運』と言う才能を持ってるんだよ?6分の1程度のあたりを引けなくて何が超高校級なんだって話さ。だからボクはあれは確実に成功するって思ってたからそんなもしもの話なんて考える必要もなかったんだよ。」
と至極当然と言った様子で答える。その答えを聞いたこいしはなんとも言えない表情を浮かべていたがこころは特に表情も変えることなく、
こころ「お主が良くも悪くも自分の運を信用していることはよくわかった。では次の質問をするぞ。」
と次の質問に話題を切り替えるのであった...