狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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276話 最低最悪の女子高生

慧音「ふぅ....とりあえずは落ち着いたか。」

 

と人里で人々を落ち着かせていた慧音はそう呟く。人々はしばらくの間は落ち着きを取り戻せないでいたが慧音の尽力もあり徐々に落ち着きを取り戻すことができた。それを確認した慧音はもう自分が離れても問題ないと判断し、この状況を宴会場にいる皆に伝えるために向かい始めようとしたその時、

 

慧音「うん?」

 

と一人気になる人影を見つけた。その人物はピンク髪のツインテールで人里には似合わない服装である。その姿を見た慧音は新たな外来人、もしやまたもや狛枝の関係者ではないかと考え、

 

慧音「すまない、そこの人間。少し良いだろうか?」

 

とそう話しかける。すると慧音に話しかけられたその人物は、

 

??「...私ですか?」

 

と自信なさげな様子で聞き返してくる。その人物を見た慧音は、

 

慧音「なに、人里でみない顔だったのでもしや外来人かと思ってな。何か困っていることがあったら助けになろうとも考え、こうして話しかけたのだ。」

 

とそう適当に言い訳をしておく。その慧音の言葉を聞いたその女性は、

 

??「外来人...ああ、幻想郷の外から来たって言うあれですか...はい...一応そのはずです...」

 

と自信なさげな様子をそのままにそう答える。その一連の会話とその人物の様子を見た慧音は、

 

慧音(今の所は普通の外来人に見えるが...まだ油断するべきではないな。)

 

とそう思いながら、

 

慧音「そうか。寝床などに困ってはないか?困っているのなら私の方で手配するが。」

 

とそうその人物に提案すると、

 

??「いえ...寝床はありますからご心配なく...そもそも私なんかを気にしなくていいですから...」

 

とそう断ってくる。その人物の様子に慧音は、

 

慧音「しかし君はよほど自分に自信がないのだな。普通に喋ればいいものを...まぁそこは個人の自由か。では一応名前を聞かせてもらえるか?そのほうが君が幻想郷から戻る時に君がもともといた場所に送るやすくなるからな。」

 

と少し辟易しながらも最後にそのように質問する。その質問を聞いたその人物は、

 

??「あっ...えっと...もうこの喋り方飽きちゃったわね。まぁいいわ、どっちにしろ貴方には今私と会った記憶は消してもらうし。」

 

と急に態度を変えながらそう言う。その様子を見た慧音は、

 

慧音「...貴様!」

 

とこの人物が今回の異変に関係していることを確信し戦闘体制を取ろうとしたその瞬間、急に頭がぼんやりし意識が遠のいていく。そして最後に、

 

??「じゃ、慧音だっけ?じゃ〜ね。もしかしたらまた会うこともあるかもしれないけどまぁその時はよろしくね?」

 

とそう慧音の耳に届くのであった....

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