狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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284話 二人への信頼

アリス「さて、とは言えどこから始めたものかしら。狛枝と同じでこの二人も全く魔法について知らないのは確実でしょうし。」

 

と人形の準備をしながらアリスはそう言う。そのアリスの言葉にパチュリーは、

 

パチュリー「最初は基本だけ、そして実践を交えながら応用を、ってのが手っ取り早い方法ではあるわ。ただ問題は実践するにはここは不向きってこと。どこか適当な場所に移動するのも手ではあるけど...私としては動きたくないわね。」

 

とそう反応する。そのパチュリーの動きたくない精神にアリスは、

 

アリス「はぁ...相変わらず貴方は動く気はないのね。まぁいいけど...でもそれだと言葉と文字で教えるってことか。狛枝の時は自分で本を読んでもらったりしてたおかげでスムーズに進んだけど今回はそうもいかないでしょうね...」

 

と少し面倒そうな表情を浮かべていると、

 

狛枝「あの二人なら大丈夫だよ。きっと言葉で伝えられてもちゃんと理解できるはずさ。」

 

とそう言いながら狛枝が二人の会話に入ってくる。その狛枝の言葉にパチュリーは、

 

パチュリー「ふ〜ん、貴方がそう信頼しているのを信用していいかはともかく、そう思えるほどのスペックは少なくも貴方目線ではあの二人にはあるってことね。」

 

とそう狛枝に言う。その言葉に狛枝は笑顔を浮かべながら、

 

狛枝「もちろんだよ。七海さんは超高校級のゲーマーなんだし理解する速度はかなり早いはずだよ。それを別角度から見て応用するのも可能だろうね。そして世破くんの方だけど...あれは間違いなく大丈夫さ。基本的なスペックはボク達が元々いた世界の誰よりも高いと保証するよ。」

 

とそう反応する。その狛枝の評価にアリスが、

 

アリス「貴方がそこまで言うなんてよほどなんでしょうね。とは言え流石に何個か魔法は見せるとしましょう。もちろんあんまり広範囲のやつは出す気はないけど。」

 

とそう信じる様な言葉を言った後その様なことを呟く。その呟きを聞いたパチュリーは思いついた様に、

 

パチュリー「あ、そうだ。狛枝、貴方には魔法の適性の話の時に一度魔法を使ってもらうわ。例外の例も見せていた方があの二人も理解しやすいでしょうし、ちゃんと側にもいるって知っていた方が実感も湧きやすいだろうしね。」

 

と狛枝に指示を出す。その指示を聞いた狛枝は、

 

狛枝「構わないよ。さて、そうと決まったらさっさと準備を終わらせちゃおうよ。もちろんボクも手伝うからさ。」

 

とそう提案した後二人の準備の手伝いをし始める。そして3人は手早く準備を終わらせるのであった...

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