紫「みんな、集まってくれたわね。」
と宴会に参加していた者たちがほとんど集まってきたのを確認した後改めてそう皆に言う。その紫の言葉を聞いた参加者たちは皆視線を紫に向ける。それを確認した紫は、
紫「集まってもらったのはそろそろ宴会をお開きにしようって言うのと....みんなに警戒をしてほしいことがあるの。」
とそのようなことを言う。その紫の言葉を聞いた霊夢は、
霊夢「警戒してほしいこと?モノクマうんぬんなら言われずともみんな警戒してると思うけど他にも何かあったりするの?」
とそう紫に質問する。その質問をされた紫は、
紫「ええ。とは言ってもあんまり詳しくはわかってないのだけど....モノクマが現れてから時々幻想郷に貼られている結界が不規則に不安定になったりしてるのよ。今までは不安定になっているたびに私が直していたんだけど...ずっとイタチごっこだしいつこの状態が崩れるかもわからない。」
とそう質問に答える。その答えを聞いた参加者たちは驚きの声を漏らしたり警戒な色を強める者が多数を占めた。そんな中狛枝はと言うと、
狛枝「で、結局何を警戒すればいいのかな?だって仮に結界が壊れちゃったら幻想郷はもうこの形を守ってはいられないよね。ならみんなここから離れて行くしかないんじゃないかな。まぁそれでみんな無事で過ごせるのかは少し疑問だけど...」
とそう意見を口にする。その意見を聞いた紫は、
紫「ええ。その場合は私としても不本意だけど離れるしかないわね。その時は出来ないでしょうけどもう一度同じように幻想郷を作らために動くわ。」
と目を伏せながら答える。その言葉を聞いた霊夢は、
霊夢「そんな事させないわよ。で、結局私たちはどうすればいいの?」
とそう矢継ぎ早に紫に聞く。その質問を聞いた紫は、
紫「それは原因をさっさと取り除くしかないわ。おそらくはモノクマが原因でしょうからその本体....江ノ島盾子って女が1番怪しいのでしたっけ?その女を叩くしかないわ。」
とそう答える。その答えを聞いた参加者たちは各々考え込むような表情や少しワクワクしている戦闘凶組などもいた。その様子を見た世破は、
世破「みなさんは逃げる気もなさそうですね。勇敢な方々です。」
と素直に関心の声を漏らす。その呟きに狛枝は、
狛枝「そうおかしな話でもないんじゃないかな。彼女たちにとってはここが故郷か、または家か。どちらにしろ大切な場所なんだからさ。」
とそう返す。その目は幻想郷の者たちをじっと憧れの混じった色で見つめているのであった....