—これから1時間後
宴会が終わった後レミリア達は紅魔館へ戻ってそれぞれの部屋へと戻っていった。世破の部屋は咲夜がさっそく準備したらしく世破は準備の早さに少し驚きながらも紅魔館内の案内を受けていた。それを確認したレミリアは自身の部屋に置いてある椅子にどさっと座った後、
レミリア「はぁ...今日はなんだか色々起きちゃったわね。世界の破壊者...あれは凪斗の知り合いの日向ってやつの顔をしてるって千秋から聞いたけどその肝心の本体さんはいつこれるのかしら。その本体さんがいるのなら凪斗も元の世界に...元の世界に...」
とそう言っている途中でレミリアは言葉に詰まる。狛枝が元の世界に戻ると言うのはレミリアにとっても喜ばしいことであるのは間違いない。しかしレミリアの内心には世破の本体は来ないで欲しいと言う感情が渦巻いていた。その理由は考えるまでもない。元の世界に帰ってしまえばレミリアは狛枝と会うことことが難しくなる。その問題に対しレミリアは、
レミリア「....だめよね。凪斗は私といるより元の世界に戻った方がずっと幸せになれる。あっちには凪斗との友達っていう日向ってやつもいる。そいつといた方が凪斗は幸せ...それはわかってるんだけどね...」
とそう自分が狛枝を縛ってしまいそうな内心になっていることを確信してそう言い聞かせる様にレミリアは呟く。しかし、
レミリア(...凪斗を拘束すれば元の世界に帰ることも傷つくこともない...拘束する場所を何もない地下のどこかにすれば誰にも邪魔されず二人だけの時間を過ごせる...そうよ、それがいいわ。それなら凪斗は他の女と話したりすることもないから浮気なんてすることもない...なんでこんな簡単なことを思いつかなかったのかしら...)
と目の光が消えた後そのようなことを思考する。そう考えた後レミリアはさっそく実現に移そうと立とうとし...
レミリア「って、何を考えてるの私!?」
と正気に戻り顔をパチンと叩く。そして少しの間無言になった後、
レミリア「....だめね、凪斗のことを考えるとおかしくなっちゃいそう。凪斗のことを考えるのは本人が前にいる時だけに...そんなことできるわけないわよね...できるだけ考えないようにする努力をしないと私壊れちゃう...」
とそう言った後棺桶の中に入り目を閉じられ眠りにつく。眠るに着くまでに考えていたことはほとんどが狛枝のことだったのを自覚したレミリアは顔を赤くしながらなんとか眠りにつこうとするのであった...