咲夜「これで紅魔館の大方の説明は終わりました。何か不明点はあったでしょうか?」
世破「いえ、大丈夫です。案内してくださりありがとうございました。」
と咲夜と世破は会話した後離れる。先ほどまで世破は咲夜から紅魔館の部屋などの案内を受けており、世破は咲夜の案内に黙ってついて行った。そして案内が終わった後世破と咲夜は先ほどの会話の後お互いすっと離れた。そして咲夜と離れた世破は、
世破「紅魔館...外から見た以上に広い館ですね。たしか十六夜さんの能力でそのようになっていると言う話でしたが...なるほど、時間を操ると言うのはここまでできるとは、能力の拡大解釈次第でははずれに見えても大きく化ける可能性もあると言うことですか。まぁ、咲夜さんのものは幻想郷素人の私からしてもとてもハズレとは思えませんが。」
とその様に呟きながら自室に向かって歩いて行く。道中これからどうするべきかと言うことも少し念頭におきながらも今1番脳のリソースを使っている思考とは、
世破「しかし...狛枝凪斗、彼に少し違和感を覚える。私の目から見れば間違いなく本人なのは間違いない。ですが...なんと言うか何処かが引っかかる。宴会の時もそうでしたがやはり狛枝凪斗には何か企みがあり既にその企みは動いているのかもしれませんね...」
と言うものであった。以前として狛枝への疑念はうっすらとしたものであったが世破からしてみれば自身の才能達が少しでも疑う方向に自身の思考を誘導しているのであればそれは間違いなく何かあると言う確信があるからである。それだけ彼は自身に植え付けられた超高校級の才能を信頼していると言うことでもあるがそんな事実に本人はさほど気にした様子もなく、
世破「...とは言え今夜はもう遅すぎる。紅魔館の部屋などの案内だけで数時間経ってしまうとは思ってもみなかった...本当であるのなら今日から狛枝凪斗を調査しておきたかったところだがそれも難しそうですね。...仕方ありません、今日は私も休息を取るとしましょう。超高校級のショートスリーパーの才能も私は持っているとは言え、普通に休むことも大切です。...本体が幻想郷に来る時はこの体を使うことにもなりますし、休んでおいて損はないでしょう。今は危険性がわからないから本体は来ない様ですが仮に狛枝凪斗が命の危険に晒されようものなら本体はリスクを承知で飛び込んでくるでしょう。その時私ができるのは体を万全の状態にしておくだけです。」
とその様なことを呟いた後、そのまま自室へと歩いて行くのであった....