レミリア「....なんだか最近昼夜逆転しちゃってるわね。吸血鬼って本当は夜が活動帯なんだけど...凪斗が来てから完全に逆転しちゃったわね。だから何か不都合があるってわけじゃないけど流石に吸血鬼としてこれはどうなのかしら....」
と真夜中だというのに少し眠くなって自分にそう少し疑念の声を漏らす。今までは特に気にしていなかったが最近、と言うか狛枝が来てからレミリアは自分がほとんど吸血鬼らしいところを見せていないことに気づいたのだ。それこそ最初に狛枝の血を吸った以降は強さ以外では吸血鬼だと言うのが見た目ぐらいしか説得力がなくなっている自分に危機感を覚え始めたのだ。
レミリア「でも今更吸血鬼らしいことって言われても...凪斗の血を吸っちゃうと今度は干からびるまで飲んじゃいそうだし七海は吸うにはちょっと抵抗があるし世破は...なんか怖いし。」
と吸血鬼らしいことをしようにも吸う以外では吸血鬼らしいことなどあまり思い浮かばず数分間レミリアは自身のカリスマを取り戻すためにどうすればいいか熟考する。
レミリア(最近は私のカリスマ性にも少し疑念を持たれ始めてるし...次モノクマが異変を起こしたのなら私の力で解決すれば私のカリスマ性を取り戻せるかしら...でも私だけだとどっかで嵌められちゃいそうだから凪斗は協力してほしいわね。七海まではまだいいだろうけど世破までついて来ちゃうと世破が全部解決しちゃうそうよね...世破と戦ったことがあるわけじゃないけど戦闘能力もかなり高いって話だし...負けはしないと思いたいけど世破って色々な才能を持ってるって話でそんなやつがいると私の力で解決したって胸張って言えないわよね...となると世破には別行動を...してもらってもなんか勝手に解決しちゃうそうね...もしかして私ってもうカリスマキャラになるの無理なの?)
とその事実に少しショックを受けていると、
狛枝「レミリアさんはかわいいんだからそんなに気にしなくていいでしょ。」
とそのような声と共にグラスに何か注いでいる音が聞こえてくる。その言葉にレミリアは、
レミリア「まったく、おだてても何もでやしない....にゃっ!?」
と言っている途中で狛枝の声であったと言うことに気づきそう驚きの声を上げる。そのレミリアの様子を見た狛枝はとても嬉しそうな顔をしながら、
狛枝「期待以上の反応、ありがとう。驚かせちゃったお詫びと言ってはなんだけど久しぶりに二人っきりで飲まない?」
とそう言いながら机に二つのグラスとワインの瓶を置く。その狛枝の行動にレミリアは、
レミリア「...もう。」
と先ほどの醜態を見られたこと、そして自分が何について悩んでいるのかもお見通しの狛枝に少し照れながらもレミリアはグラスを持つ。そして、
レミリア「そう言えば私の機嫌が治ると思ってる?」
狛枝「まさか。だからこうやってお詫びの品も持って来たでしょ?」
レミリア「元々紅魔館のものだけどね。...ん?凪斗、少し髪型変わった?」
狛枝「あれ?そうかな...さっきお風呂に入ってたからそれが原因かな?」
レミリア「そんなので髪型って変わるもの?まぁいいけど。」
とそのような会話を繰り広げながら二人はワインを飲むのであった....